礫付着藻類の観察

 

1)    底生無脊椎動物の定量採集地点周辺の河床から適当なサイズの礫を採取する。

2)    歯ブラシで礫表面をこすり、あらかじめ河川水を適当量入れたシャーレ等に、剥離した付着物を入れる。

3)    シャーレ中の付着物を適当に混ぜて懸濁させ、その一滴をスライドグラス上に載せ、カバーグラスをかけて、出現した藻類の大きさに合わせて4倍から400倍の倍率で検鏡する。

4)    1サンプルにつき、優占する藻類を属レベルで分類し、上位3属を記録する。

5)    藻類のスケッチを行う。

6)    70%エタノールで証拠標本として保存する。