安定同位体生態学ワークショップ2022

 
目的および内容

近年生元素の安定同位体分析は、環境科学や生態学における解析手段の一つとして広く用いられるようになってきました。本ワークショップでは、特に炭素・窒素の安定同位体比分析を用いた「安定同位体生態学」の研究について議論を行います。ワークショップの内容には、元素分析計の立ち上げ、質量分析計の設定、サンプルの前処理、安定同位体比質量分析計を用いた分析、データ解析、結果のプレゼンテーションおよび議論を含みます。また、期間中には同位体生態学の基本講義、および実際の安定同位体を用いた研究に関するセミナーも行います。
なお、このワークショップは京都大学理学部の「安定同位実習」と合同で行われいます。ワークショップには学部生から第一線で活躍されている研究者まで、安定同位体比測定に興味を持っている方が全国から参加予定です。
2019年度までは全国から約20名が一同に会し、1週間連続で行ってきました。しかしながら、2020年度、2021年度はCOVID-19感染拡大防止のため、全員に実際に来て、作業をしていただくことは難しくなり、基本はオンラインでの参加を前提にして行いました。
2019年度の様子 2019CERnews145.pdf 完全対面
2020年度の様子 2020CERnews147.pdf  基本オンライン 一部対面
2021年度の様子 2021CERnews150.pdf 完全オンライン

今年度は、基本対面での実施を考えております。8月5日の2時間の事前オンライン講義ののち、4日間毎日生態学研究センター(滋賀県大津市)に来ていただき、講義、実際の測定、データ処理までを現地で行い、さらに1週間程度、グループ毎にオンラインで議論を重ねてもらい、最終的にオンラインで発表を行ってもらう予定です。ただし、下記にありますように今年度もCOVID-19の影響、さらに世界的なヘリウムガス供給不足により、参加者の人数を少なくし、ワークショップの形態は管理変則的かつ小規模になるなる予定です。なお、状況によっては期間途中でも予定変更(来所なし、測定はスタッフ等のみで実施する)、さらには中止などの対応を行わざるを得ない場合もありますことをご留意いただけますようお願いいたします。
※対面の際は、コロナウイルス感染防止のため、十分な換気、手洗い、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保等、最大限の配慮をしつつ実施します。

担当スタッフ
木庭啓介 京都大学生態学研究センター 教授 他

開催地
京都大学生態学研究センター(CER、滋賀県大津市)
https://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/access.html

参加カテゴリ
(a)参加者自身の試料(50-80サンプル程度)を提供して測定を行う。
(b) 希望しない
上記の2つのカテゴリーで参加者を募集します。(a)の方のサンプルを分析して、解析、ワークショップとして行いたいと思います。(a)のサンプルは粉砕、秤量済みのものを9月12日までに各自で準備していただきます。精密天秤が利用できる方が望ましいですが、日時を決めて、生態学研究センター(滋賀県大津市)に来ていただくことも検討いたします。

開催スケジュール
8月1日(月)    資料配布開始(各自ダウンロード)
8月5日(金)13:00-15:00 (オンライン)
                       挨拶、自己紹介、試料の粉砕、秤量に関しての説明
9月12日(月)10:00  実際の測定、講義など@CER(対面)
 - 15日(木)17:00
                    機械立ち上げから標準物質測定、サンプル測定、測定値補正などまで。
                    測定データは持ち帰りグループワーク開始。
9月16日(金) 9月26日の発表会に向け、オンライングループワーク。
 - 25日(日)発表資料作成、発表練習など
9月26日(月)10:00-12:00 研究成果発表会(オンライン)
9月30日(金) レポート提出締め切り
# (a)の方には8/5-12 の間に試料を各自準備していただきます。
#全面オンラインに移行せざるを得ない場合は、9/12-15の間に適宜講義などをオンラインで開催し、測定はCERスタッフで実施、得られたデータを元に、オンライングループワークおよび9/26の研究成果発表会、9/30までにレポートを提出してもらう、という流れに変更する予定。

受講定員
4名程度(応募者が多数の場合には抽選を行ないます)。
(a)2名、(b)2名程度
#理学部実習参加者数との兼ね合いによる。

所要経費
受講費は不要ですが、通信費、交通費、宿泊費、昼食代等は各自負担になります。

受講条件
・安定同位体生態学に興味がある研究者(学部生、院生可)
学生の場合は「学生教育研究災害傷害保険」等に必ず加入していること。
・8/5(金)13:00-15:00および 9/26(月)10:00-12:00のオンライン講義、発表会のZoomにオンタイムで参加できる方
・9/12 (月) - 15(木)の4日間 滋賀県大津市の生態学研究センターへ来所可能な方
・9/16日(金)- 25日(日)の間インターネット通信が可能な環境にいる方。この間は各自での作業およびグループでの作業が必要となります。
・データの解析作業は各自のPCで行っていただきます。PC作業環境、Excel等が使用可能であること。
具体的には下記のような作業を行なって補正式を作成して実際に使用するデータを求めます。

作業例
1. “.xls”ファイルを読み込んでデータをソート




















2.必要なデータごとにまとめる














3. 散布図を作成して1次回帰直線を引く





















WSSI2022_files/2019CERnews145.pdfWSSI2022_files/2020CERnews147.pdfWSSI2022_files/2021CERnews150%E5%90%8C%E4%BD%8D%E4%BD%93WS.pdfhttps://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/access.htmlshapeimage_2_link_0shapeimage_2_link_1shapeimage_2_link_2shapeimage_2_link_3


応募締め切り

2022年7月4日(月)am 9:00 必着

「安定同位体生態学ワークショップ2022参加願」(本人および指導教員の押印もしくは署名があるもの)をpdfにて下記まで送信ください。(郵送も可)


こちらからダウンロードSIform2022.docx


学生の場合は「学生傷害保険の加入証明書」も添付ください。

サンプル提供カテゴリー(a)希望者は「2枚目」も記入ください。

pdf送信先:cermass*ecology.kyoto-u.ac.jp *を@に変えてください

郵送先: 〒520-2113 大津市平野2丁目509-3 京都大学生態学研究センター  平澤理世


受講者への連絡について

受講者への案内は7月6日以降にe-mail にて行います。確実に連絡のとれるe-mail アドレスをお知らせください。また、携帯電話等でPC メールからの受信を制限している場合、kyoto-u.ac.jpからのe-mail を受信できるよう設定変更をお願いします。