ASLO/NABS合同の国際会議がニューメキシコのサンタ・フェで開催されました。

 

サンタ・フェと言えば、あの代謝理論のネットワークモデルで有名なWestが勤務するロス・アラモス研究所が在る処。

 

もともとメキシコ領だったこともあり町はメキシカンテイストで溢れています。メキシコ料理のファジタス片手に散策すると、日干し煉瓦造りのアドビ様式建築物が立ち並ぶ市街地の風景がとても印象的です。

 

会議では、ゴールドマン、そう、あの名著「陸水学」で有名な陸水学の大家が今年で定年を迎えるということで退官記念講演のセッションが企画されました。

 

非常に驚いたのは、100名以上の門下生が現在教授職に就き、世界の陸水学を牽引しているという事実。あと、余談ですが、「インターネットは(そのアイデアに関して)私が発明したものだ」というのが口癖だそうです(何故か、会場はみな大ウケ)。

 

講演会後に退官記念パーティに参加しましたが、初対面の人間でも旧知の友人のように受け入れる懐の深さが魅力的でした。数多くの研究者を輩出する秘訣はきっと彼の人柄によるものでしょう(研究指導は基本的に放任主義だったようです)。

 

一度、彼の愛するタホー湖に遊びに行ってみたいものです。

 

オマケ

街中で中村玉緒を見つけました。