Ichiro Tayasu

Projects

 

<過去に関係したプロジェクト>

  1. 科学研究費補助金 基盤研究(B)一般「分子レベル同位体比精密分析による生態系解析手法の開発」研究代表者 (2013-2015年度)

分子レベル同位体解析を用いて、生態系食物網構造の比較を行ないました。

  1. 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究 「代謝マップ同位体比からみた生態系解析研究」 研究代表者 (2013-2014年度)

安定同位体比を指標として、代謝マップに基づく生態系の解析手法を研究しました。

  1. 地球環境研究総合推進費「生物多様性の機能評価のための安定同位体指標に関する研究(D1102)」研究代表者 (2011-2013年度)

生物多様性情報収集の中に同位体手法を導入すると、どういう有効性があるかについて研究しました。

  1. 科学研究費補助金 基盤研究(B)一般「放射性炭素および分子レベル同位体解析を用いた、炭素循環と生態系構造の関係の解明」研究代表者 (2010-2012年度)

放射性炭素14(14C)手法と分子レベル同位体解析を用いて、炭素循環と生態系構造の関係を解析しました。

  1. 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究 「デトリタス由来の資源が陸域食物網動態へ及ぼす影響の解明」 研究代表者 (2011-2012年度)

森林生態系の食物網関係に、腐食連鎖が及ぼす影響について研究しました。

  1. 地球環境研究総合推進費「温暖化が大型淡水湖の循環と生態系に及ぼす影響評価に関する研究」(研究代表者 永田俊)研究分担者 2008-2010年度

琵琶湖における近年の溶存酸素濃度の低下と生態系関する研究です。分担課題は、「安定同位体比を用いた生態系変動評価と予測に関する研究」でした。

  1. 総合地球環境学研究所 プロジェクト 日本列島における人間-自然相互関係の歴史的・文化的検討(リーダー 湯本貴和)コアメンバー (2006-2010年度)

現代人の髪の毛の安定同位体比、古人骨から測定した昔の人の安定同位体比を元に、自然と人間のかかわりを考えました。

  1. 科学研究費補助金 若手研究(A)「生態系の時間軸構造の解明-放射性炭素分析による生態系炭素循環解析手法の構築-」研究代表者 (2007-2009年度)

あまり着目されてこなかった放射性炭素14(14C)を生物圏食物連鎖構造の解析に用い、「生態系の時間軸構造」という考え方を提出しました。

  1. 地球環境研究総合推進費「土壌生物の多様性と生態系機能に関する研究」(研究代表者 金子信博)研究分担者 2007-2009年度

土壌動物の作り出す構造物が土壌生態系の機能をどのように変えるかという研究です。分担課題は、「同位体を用いた土壌食物網による炭素利用の解析」でした。

  1. 科学研究費補助金 基盤研究(A)環境同位体トレーサビリティー法を用いた陸域-淡水域生態系変化の原因解明(研究代表者 中野孝教)研究分担者 (2006-2009年度)

ストロンチウムやイオウ同位体比分析などを用いて、生態系物質循環の「環境トレーサビリティー」に関して研究を行いました。

  1. 戦略的創造研究推進事業(CREST)各種安定同位体比に基づく流域生態系の健全性/持続可能性指標の構築(代表 永田俊)研究分担者(2003.10-2008.09)

各種安定同位体比を用いて、琵琶湖と琵琶湖流入河川の生態系物質循環過程および食物網構造の安定同位体解析を行ないました。

  1. 日本生命財団 平成18年度一般研究 環境問題助成「水田を往来する魚類の生元素安定同位体分析による生息環境履歴の推定」(研究代表者・奥田 昇)研究分担者

  2. 総合地球環境学研究所 プロジェクト3-1 琵琶湖‐淀川水系における流域管理モデルの構築(リーダー 谷内茂雄)コアメンバー (2002-2006年度)

プロジェクトの「物質動態ワーキンググループ」として、彦根地域(愛西土地改良区)の田んぼから小河川への物質動態の研究(ミクロ視点)や、琵琶湖を一つの集水域とみたてた人間活動の影響解析(マクロ視点)を行ないました。

  1. 生物多様性研究の統合のための拠点形成( 21世紀COEプログラム、拠点リーダー 佐藤矩行)推進担当者(2002-2006年度)

環境および生物間相互作用が生み出す生物多様性の構造と機能を解明するために、安定同位体分析を用いた生態系解析を進めました。

  1. 日本生命財団 平成16年度一般研究 環境問題助成  低酸素化の進行が懸念される琵琶湖生態系の保全・再生にかかわる深層微生物群集による溶存酸素消費プロセスの究明(研究代表者・永田 俊)研究分担者  

  2. 文部科学省科学研究費 若手研究(B) 「酸素安定同位体比を用いた、集水域の生物活性モニタリング法の開発」(2003-2005年度)研究代表者

溶存酸素の安定同位体比を用いて、水域環境の基本パラメータである光合成と呼吸の活性を推定する方法の研究をしました。

  1. 財団法人住友財団環境研究助成費 琵琶湖淀川水系における共生型流域圏の目的像形成を支援する総合的生態系評価システム (研究代表者・永田 俊)研究分担者 2003.11-2005.5

  2. 特定領域研究 資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築-象徴系と生態系の連関をとおして-(代表 内堀基光)研究分担者(2002-2003年度)

<陀安一郎 現在進行中のプロジェクト>

  1. 科学研究費補助金 基盤研究(A)一般「多元素同位体・分子レベル同位体手法による生態系トレーサビリティー技術の確立」研究代表者 (2016-2019年度)

重元素も含んだ多元素の同位体解析と軽元素分子レベル同位体解析を用いて、生物の移動と生態系構造の関係の研究を行なっています。

  1. 科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究 「地質由来重元素安定同位体比を用いた、生物の移動履歴情報に関する精密解析手法の開発」 研究代表者 (2015-2016年度)

重元素同位体比を用いて生物の移動履歴の解析手法の検討を行っています。

  1. 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業(CRESTタイプ)研究領域「海洋生物多様性および生態系の保全・再生に資する基盤技術の創出」研究課題名「沿岸生態系の多様性機能評価のための多元素同位体トレーサー技術の開発」 (2013-2019年度)

本研究では、沿岸生態系食物網構成種の軟組織(筋肉や臓器など)に含まれる、炭素や窒素などの各種軽元素安定同位体比を用いた最新の食物網解析手法とともに、硬組織(耳石や骨など)に含まれる、ストロンチウムなどの重元素同位体比を用いた最新の陸域起源物質解析手法を基にして、沿岸生態系食物網の構造および構成種の移動履歴を明らかにする画期的な多元素同位体トレーサー技術を開発しています。