大学院

  • 山内は、2028年3月で退職予定です。
  • そのため、2026年度以降は大学院生を取れません。
  • 数理生態学を学びたい学生には、他大学への進学などの助言をしています。
  • 大学院生を受け入れらないのは残念ですが、助言が必要ならご相談下さい。

研究とは…

 大学院で取り組む「研究」とは、中学・高校や大学の学部での「学習」とは全く異なるものです。「学習」には解くべき問題が与えられ、模範解答があります。提示された問題を解き、模範解答に照らし合わせて自分の回答が正しいのかどうかをチェックし、間違っていれば正解にたどり着くための適切なアプローチを学ぶことができます。
 それに対して研究は、本来的に「誰も知らない」ことに取り組む営みです。(すでに明らかになっていることを調べても、それは研究にはなりません)。当然、そこには誰かが示してくれる模範解答はありません。さらに言えばそれどころか、そもそも解くべき問題すらも実のところ存在していないのです。研究では、それぞれの研究者が自分の好奇心に導かれて自身で「解くべき問題」を提案し、模範解答もないままその答えを探さなければならないのです。研究者は、まさにその過程を楽しむ人たちです。
 指導教官も決して研究の「答えを知っている」わけではありません。学生の研究テーマにしても、私にできることは学生と議論しながら見えない解答を求めて一緒に右往左往することです。
 このように研究では、皆さんがこれまで体験してきたものとは全く違う考え方が求められます。そのことを理解しながら大学院への進学を考えてもらえたらと思います。

生態学研究センター,京都大学