こちらに来てから part 1 こちらに来てから早いものでもうすぐ2週間が経ちます。これまでにやらなければならなかったことについて忘れないうちに書いておきます。
・社会保障番号の取得
こちらでは、まずはこれがなければ何にも始まりません。いろいろな方が、Social Security Number (SSN)の取得に苦労なさっているようですが、こちらは田舎で、しかもMBLとくれば、おそらく信用があるのでしょう。Knuteにつれていってもらったオフィスで感じのよいおばさまが手続きをしてくれました。ガードマンがいたのはアメリカに来てから初めてでしたが、それだけ重要な所なのだろうと思いました。
おもしろかったのは、母親の旧姓を聞かれることです。これは申請者本人しかそんなことは知らないだろうと言うことで、確認のために利用するようです。このことを知ってはいたのですが、ああ、本当に記入するんだと思いました。夕方3時半頃に入ったのですが、丁寧に応対してくれて、次の日には何とかあげるわよと入ってくれました(電話で確認すれば)。実際に電話したのは5日でしたが、教えてくれました。しかし、実際には登録手続きが進行中のようで、電話の設置の際にちょっとトラブルがありました。・銀行口座の開設
SSNの申請の後、KnuteにBankBostonにつれていってもらいました。口座開設です。今まで隠し持っていた虎の子の60万円(貧乏ですね)を口座に入れました。checking accountとsaving accountがありますが、ぼくのはcompanionになっています。正直言ってなにがなんだか分からないままに口座はできてゆきました。ATMカードはそのうちに送られてくるとのことでした。1週間後くらいにpersonal checkの束は来ましたが、まだATMカードはきていません(2/13)。さてはて、それまでどうやって残高確認したらいいのでしょうか?実際に銀行に出向こうと思っていますが、車がまだないので動けません、、、。何かとお金が必要なのですが、自分の日本の口座からこちらに送金するすべを知りません。そこで仕方なく、両親にお金を借りて振り込んでもらうことにしました。ありがとうございます。
ここまで2/4にしたことです。結構がんばったつもりです。いや、Thanks everyone for your kindness !・住むところを探す(2/4から2/8まで)
これがものすごく大変でした。Woods Hole communityではHousingの情報をいろいろ流してくれています。最初の日に行ったSWOPEで、MBL Housing Listなるものをもらい、とりあえず探します。Web上ではWHOI Housing Listが流れていて、日本にいるときからずっと見てはいましたが、実はリストに載ったときにはもう無いとか聞いていたので、ちょっと不安でした。
どんな情報が載っているかというと01/2000(posted date) available/rented (rentedをリストに載せるのはなぜ???)
flexible/summer/winter/annual (期間)
Address, Owner's name/ phone# fee ???$/month or season or week
features (studio/apartment/house/room
furnished/unfurnished kitchen, bath, share with ? persons pet/smoking laundry, parking, beech, etc)こんな感じのものが並んでいます。相場は月300ドルから800ドル(utility 含まないで)というところでしょうか。
まずいろいろ苦労がありました。
どこがどこだかわからない(Falmouthといっても広くて、しかも基本的に道の名前で住所は書いてあるため)
なにがなんだか分からない(studio? room? apartment? furnishedってなにがついているの???)
電話の英語はさらに分からない(電話のかけ方は?からはじまって、、、This is Kei speaking,,,,)日本でさえ、電話が大っ嫌いだったぼくにとって、これは地獄のような試練です。しかし、外は氷点下。凍えてしまいます。MBLのアパートメントは9日で出てゆくことになっています。下宿探しを始めたのは4日で、まあ、何とかなるだろうと気楽に考えていました。リストにはかなりの数載っているし、えり好みしようなんて思っていないし(日本では8畳1間、クーラー付き日光無し、月2万円に住んでいましたから、ほとんどのところは僕にとって天国のはずなのです)、大丈夫だろう、、と、、、。
ところが、全然ないのです。リストは嘘なのです。availableと書いていても、「ああ、3月からなのよ」とか、「まだ前の住人がでてゆかないのよね」とか「もう埋まっちゃった」とかばかりなのです。4日から5日にわたって、大河内ご夫妻にいろいろアドバイスをいただいて、車でFalmouthも案内していただき、だいぶ土地勘をつかむことができたので、いざ!と思いいろいろ電話をしてみたのですが、候補のほぼすべてがだめでした(6日)。ああ、野宿はできないぞ、どうするどうする、と思っていたところ、1つのところが「いまWHOIの女の子2人も見たいって行ってるけど、あしたWoods Holeに行くから、そのとき連絡するわね」といってくれました。条件はあまり良くありませんが、もうそんなことを言ってはいられません。凍死はごめんです。情報収集のために買ったCap cod Enterpriseの1面に、家賃が上がって住むところが無くなって困っている家族の記事がでていましたが、全く人ごとではありません。
次の日は好印象をもたれるためにとスーツを着ていきました(?)。しかし待てど暮らせど連絡が来ません。自分の英語にも自信がないので、もしかして聞き取った内容が間違いだったかもしれない、と思い始め、食事ものどを通りません。いたたまれなくなり、2時半にこちらから電話をかけると「Oh! Kei、もうきまっちゃったわよ!ごめんねえ!」 との返事。Oh! my god!。もう候補はありません。ホームページで不動産屋を探し、問い合わせたり、web上の住宅情報を拾ってメイルで転送してもらうサービスなども始めましたが、なかなか合うものがありません。
京都にも、ここにも住むところはないんだなあと落ち込みそうでしたが、苦労を楽しむことを忘れちゃだめだ!と自分を甘いコーヒーで励まして、となりで仕事をしているAmosとDirkにも励まされて、もう一度リストを見直しました。リストはもうぼろぼろです。どうも安いところから埋まってゆくことが分かってきたので、仕方なくちょっとランクを上げました。
Annual / Falmouth / 結構な値段 $ (incl all utilities) large studio, furnished with antiques
これだけの情報で、どうしろっていう感じもしましたし(showerは?kitchenは?parking lotは?)、だいぶ前にリストに載っていたものなので、可能性は低いのですが、とにかくかけなきゃと言うことでかけてみると、あら不思議「まだあいているわよ」というお返事。「できるだけ早く住む所をみつけたいんですよ」「いますぐきます?」「まだ1回しかアメリカで運転してないし、夜はさらに怖いので明日の10時で良いですか」などというやりとりをして、とりあえず部屋を見せてもらう約束を取り付けました。
(実はまだ契約が終わっていないので、ここまでです 2/13。)