陸水生態学実習II

 

実習の目的

身近な自然である河川生態系の環境構造と生物群集について、体験を通じた学習を行う。特に、生物の分布に及ぼす環境構造の影響や食う・食われるの関係を通じて形成される生物間相互作用など、生態学的な自然の見方を身に付けてもらう。

 

実施内容

実習は京都大学理学部木曽生物学実験所(長野県木曽町)で行う。前半は、講義や基礎的な河川調査法の習得および生物の分類を通じて、河川生態学の研究手法および河川生態系の基本構造を学ぶ。後半は、受講者各自、あるいは小人数のグループで、自由にテーマを定めて研究を実践してもらう。なお、主に藻類、底生動物(水生昆虫)、魚類などを対象とするが、研究テーマは必ずしも河川内にはこだわらず、周囲の動植物に関するものも可とする。最終日には、研究成果発表とそれに関する論議を行う。

 

平成17年度 実習報告

平成18年度 実習報告

平成20年度 実習報告

平成22年度 ワークショップ報告

成24年度 ワークショップ報告 (International Workshop Report in English)

成26年度 ワークショップ報告 (International Workshop Report in English)