Research

研究室の研究概要

自然界に生きる生物たちが織りなす様々な相互作用は、どのように生物群集を形成し、生態系過程を駆動しているのでしょうか?私たちの研究室では、生態系間を移動する様々な資源や生物が、受け手側の個体群、群集、および生態系機能に及ぼす影響を野外観察や実験によって検証しています。

神戸大学内外の農場や研究林・演習林の協力を得て、広域な野外観測や大規模な野外実験を実施しています。

主な研究内容

主な野外観測・実験サイト

京都大学フィールド科学教育研究センター 和歌山研究林

科研費プロジェクト「複合生態系における寄生者感染動態と群集動態の関係の統合理解(基盤B, 代表=佐藤, 2015-2017)」の観測・実験サイトとしてお世話になっています。

京都大学フィールド科学教育研究センター 芦生研究林

林床に春先からできる小水域で繰り広げられる、イモリとモリアオガエルの捕食-被食関係に関する研究でお世話になっています。

神戸大学大学院農学研究科附属 食資源教育研究センター

特定外来生物ウシガエルが幼生期にため池生態系に及ぼす影響を大規模野外実験でお世話になっています。

科研費プロジェクト「宿主操作の神経メカニズムから生態系間資源流の時空間変動を解明する(挑戦的萌芽研究, 代表=佐藤, 2015-2016)」の野外実証試験のサイトとしてお世話になっています。

ハリガネムシ類に関する広域モニタリング協力機関(現在進行中)

★ハリガネムシ類の季節消長と森林-河川生態系の季節的なつながりについて、広域モニタリングを行っています。現在、特に東北地方のサイトが不足しております。ご協力いただけそうな方は佐藤までご連絡をいただけますと幸いです。