Kei Koba's weblog in CER, Kyoto University ~ Are we on the right track ? ~

| April 1, 2006 / いままでありがとうございました。新年度頑張らねば!

さて、本当にいろいろありました。2-3月は。久しぶりに(本当に何ヶ月ぶりなんだ?)真空管に灯をともし、何か人間らしらのかけらを取り戻したような土曜日です。まだ、ほとんど、気持ちの整理も、物理的な様々なことの整理も終わっていませんが、新年度スタートです。僕にとっては任期最終年度であり、JST-SORSTの最終年度であり、JST-CRESTの中間評価であり、どう転がっても忘れられない1年になるのでしょう(さらに、あれやこれやそれが本当に始まったら、僕はどうなるんだろう?ははは)

生態学会では京大森林生態の諸先輩方、後輩の皆さんといろいろ話せて本当にうれしかったです。学生時代、本当に良いところにいました、僕は。川口先生と久しぶりに語れて最高でした。学会も、理論の発表を聞いたり、森林構造を聞いたり、リンを聞いたり、ストイキオメトリーを聞いたり、衛星を聞いたり、アンテナを何とか挙げっぱなし(お酒も飲みっぱなし)に出来たのでなかなか満足でした。中でも西田さんはかっこよかった。。。。Biome-BGCへのコメントはショックだったけど、でも、それはしょうがないよなぁ、という感じ。なにせコードを全部読んでいる西田さんだし、おっしゃっていることは全くごもっとも。うーん。リモートセンシングと物質循環モデルをつなぐというのを衛星生態学の将来には期待しちゃうな!名大の仁科さんからはポスターの内容を電子的に頂くことが出来(すんませんわざわざ)、とっても勉強になりましたです!微生物バイオマスのPってやっぱりすごいなぁ。。また、virtualでなくrealで村岡さんにお会いできたとか、いろいろあったんですが、、、

あ!それと、尾坂さんのJGRが出ました!大園先生のSBBも出てます!さあ僕も頑張らないと、、ってことで、来週は測定徹夜週間です。どうしても、測定したいものがあるんですが、、、あと、たった、20サンプルなんです、桐生の地下水。お願い、、1号機ちゃん、、ご機嫌悪くならないでね、、おねがい、、、、

あ、そうそう、3月で読んだ本の中で特に良かったのは、「作曲家・武満徹との日々を語る」と「パラレルワールド」だったかな。パラレルワールドは、興味のあるところとそうでないところがモザイクのように現れたけれど、結局通して読んでみたら、やっぱりとってもおもしろかった。武満夫人の方は、もうなんというか、ほんとうにいいんですよ。ほんとうに。泣きそうになるのをこらえながら読みました。どこの何に反応して泣きたくなるというのではないんです。全体として、空気が、とてもdecentな空気が、decencyがたまらないんです、この本は。もちろん武満氏の文章を読んできているからというところはあるのでしょうが(文章は大ファンなのですが、一方本職の音楽はやっぱりまだ分からないんです。ま、老後の楽しみです)。CDもなんだかうずたかく積まれているのですが、Deniece Williamsを良く聴いています(amazon.co.jpでは目当てのCDが手に入らなかった、、)。すごい。泣ける。 あとはSimply Redが歌っている、"Everytime we say good-bye"です。こればっかり聴いてた。Everytime we say good-bye, I die a little. そう、そのまんまですよ、、本当に、、、。

最終年度にあたり、年度頭に書いておきたいことがあるのですが、この数ヶ月ずっと考え続けているのに、あやしうこそものぐるおしけれ、でして(あってる?)、とても書けそうにありません。ということは、自分の教育研究方針がまとまっていないと言うことではないですか!そんなことなら、こんなところで、へんてこりんな文章を書いている場合ではありません。ま、もしかすると、この1年間は自分の立ち位置に対して、あれやこれやと考え続けて、まとまることなしで終わるのかもしれません。ま、そのときはそのときでしかたないですね、ははは。H16年度の始まる時(4/5)だって、これ、中身は2ヶ月くらい考えてたんですよ。文章にするには数時間しかかからなかったですけれど。

ということで、考えのまとまるまで、というより、実際には、丁寧に、ぎりぎりのところまで、嘘なく書けるようになるまで、そのぎりぎりのラインを安定させられるようになるまで、このページはお休みです。こんなページをたくさんの人が読みに来てくれているので、びっくりなのですが、とにかく、今までおつきあいくださり、本当にありがとうございました。考えがまとまったら、また書き始めるんだと思いますが、とりあえずはおしまいです。またいつかお会い致しましょう。できればvitrualではなくrealでお会いしましょう!今年度は今まで以上に外に出てゆくつもりですし。

#それと、携帯への転送は基本的にやめますので、様々なところにいらっしゃる共同研究者の皆さま、緊急の際は携帯に直接メイルをお願い致します。木庭の本年度前半の予定は、とりあえず大きなものとして、5月に合同大会、末にアラスカ(可能なら)、6-7月もう一度アラスカ?、8月アメリカ(ISI2006)、となっています。モンゴルはどうなる?雨龍にも苫小牧にも静岡にも行きたいなぁ、そして、絶対言われる、和歌山こばchamberも何とかしないと、、、はは、ははは、はははは!!

ではではこばでした!!なまいっちょう!(新潟の夜は変に熱かった、、、)

 

| Mar 23, 2006 / 号外!

上野さんのNatureが出ました!!!かっこいい!!!Don Canfieldによる解説付きです。僕も頑張ろうと思いました。この仕事は、いろいろな苦労の結果の上なんです。みんな上野さんにいろいろ聞いてみると良いですよ。熱く語ってくれること間違いなしです。

では、生態学会でお会い致しましょう。

 

| Mar 12, 2006 / 今日は試験監督でした

今日は徹夜覚悟で申請書書きです。これで誰かが幸せになれるのなら、、、明日の12時までにとりあえず、、。ああ、学会発表が、、、

明日は朝イチで京大に行ってきます。新年度にまたお会いしましょう!vital sign代わりに更新しました。ではまた!!