Kei Koba's weblog in CER, Kyoto University ~ Are we on the right track ? ~

| July 13, 2009 : あたりまえのようにさらりと書かれた文章の中にこそ

朝一番でIさんのすてきな文章を読んで、一日なんだかいい気分だった。ぼくの中でどういうchemistryが起きたか、今はよくわからないけれど、とにかく頑張らなきゃと思った。すごくいい気分。それだけ書きたかっただけです〜〜

今週を逃すと、つぎIRMSに触れることができるのは、、、え、、1ヶ月後か、、、が、がんばります。。。

 

| July 09, 2009 : ほかの研究室を訪ねるという当たり前のこと

プレゼンテーション行脚から帰って参りました。とはいえ、学生さんが一生懸命プレゼンテーションをやってくれただけで、ぼくはソフトクリームを買い与えたりしていただけですが(あ、ソフトクリーム代、Hさんにおごってもらってしまった!)。

ベストな教員と学生の関係、研究室運営、研究の進め方、なんてやっぱりありはしない。ただ、ベターなものを追い続けてゆくことはとても大事で、その一番簡単なやり方は、まるで異なる生態系を扱ってみて、自分の感覚を根底からぐらつかせるように、ほかの研究室で、ほかの学生さんが、先生が、どのように研究教育活動をやっているか見ることだ。

とにかく色々なところを見てもらいたい。できれば、色々なところで自分のやっていることをしっかり話す努力を重ねて、バックグラウンドの違いをどう乗り越えるのか、どうやったら「一般的な」「やさしい」話をすることができるのか、どうやったら、研究のおもしろさ、を伝えることができるのか、考えてほしい。ぼくもわからん。

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今回同行してくれた3人は、かなり頭がめいっぱい詰まっていた様子だったけれど、ぼくの結構むちゃくちゃな要求に、真摯に答えてくれた。ありがたいことです。ただ、これは色々なことを棚に上げて言うけれど、頑張れば頑張っただけのものが得られることが結構あるものです、と言うのもわかってもらえたのではないかしら。立派な先生・先輩たちであれば、こちらからボールを一生懸命投げたら、しっかりと跳ね返ってきます。それをまずはわかってほしい。そして、そのことをよく味わって、自分が近い将来、きちんと強いボールを返すことができるようになってほしい、と思っているわけです。

ほんまにふらふらになって返ってきましたが、学生さんの成長をつぶさに感じることができるいい数日でした。このところ。話しっぱなしで頭が重いですけれど、音楽が違ってきこえてきますねぇ。

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本年度の文献紹介、みんな、色々考えてくれていていいとおもう。とてもありがたい。「一言でまとめると何の論文か」、「自分だったらどうするのか」というあたりまえ、ごく当たり前のことをしっかりと発表できるだけ読み込んでほしい。自分の意見を表明できるところまで読み込んでほしい。

とはいえ、ぼくもかなり後にならなかったら論文のreviewができなかったことを考えると、批判的にしっかり読むことは容易ではないんだろうなとも思う。思うけれど、ぼくにはできなかっただけだ、と思い直して、ハードルは極力下げずにいこう。

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北海道ではPCに入っていたファイルで、とても適当にプレゼンテーションをしてしまったけれど、確かにぼくがやってきた研究について話す時間ってないですね。確かに。授業でもだいたいやってないトピックを話すしなぁ。いつか本当に三日三晩プレゼンテーション大会をやるべきか。

この頃「生態学」をしらない、と言う言葉をよく聞いてちょっとびっくりしているし、競争、とか、ESSとか、たとえばGrimeやらTilmanやらChapinやらAertsやらな話を知っておいてもらわないといけない気もしてきた。まぁ、そういうことを知らない、と言い始めてくれているだけでももしかすると進歩かもしれないが。その危機感がもっと増大して、みんなで勝手に勉強してくれればいいのに。輪読を学生たちでやらない研究室なんて、実はあまりないのです。二つ三つやっているラボだっていっぱいあるでしょう。

しかし、ぼくにとって、生態学も生物地球化学もまったく違いはないのだけれど、本当のところどうなんだ??

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この本は役に立ちますか?と言う言葉のなんとも不快な感じ。

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たとえば、1枚のアルバムの中の多様な楽曲を聴いて、その多様な、具体的な表現が、1人の人の頭から、手から出てきているという事実を、本当のところ、ホントの本当に、本当のところどう考えるのか。どうとらえることが可能なのか。

 

| July 06, 2009 : 英語での研究発表

僕が最初に英語で発表したのは、たぶんD1のとき。シラキュースからMyron Mitchellさんがきていたときに、英語で発表練習をしましょう、ということで、たしか書き上がっていた(というかrejectされていた)論文を15分にまとめて発表したのが最初だ。全く記憶にないくらいひどかったのだが、話自体はすでに日本語でも何度もしてるし、英語にしてrejectされているし、こなれていたはずで、Myronにも「おもしろかった」とリップサービスで言ってもらった。次に発表するのはD3のIntecolでしかもポスターだ。

今日はKevin Mandernackさんががきていたので、硫黄なセミナー。農工大からはM2のSさんが、東工大からはM2のHさんとD4のMさんが、それぞれなんやかんやと発表してくれた。M1のKさんも、へろへろなのに聞きに来てくれていた。

ありがたいことです。ほんとうに。皆さん頑張ってくれて。僕ができなかったことをどんどんやってくれて。おっさんは地味に感動しております。結構飲みました。サムエルアダムス。

明日から北海道です。

 

| July 03, 2009 : 大名実験ばかりのつけ

今日は朝からPORのはずが、、、まったくもって実験不慣れ。木崎でも大事な濾過済みサンプルを2回もこぼしていたし、、、動線がおかしい、おかしいと思いながら、確認しようとしていた矢先だった。まぁ、どうにもこうにも、実験してないつけが出ているとしか言えない。自分の動きが制御できていないのだから。

厳しい日程で測定に挑んでいたKさんからは夜遅くにメイルが入っていた。お疲れ様!朝来ると床でねていたSさんからは驚愕のデータが送られてきた。本当にお疲れ様。というかまだまだ続くんだよね。本当にお疲れ様です。

Fさんからは、この1週間ずっと頑張って測っていたデータが送られてきた。思わずハイタッチ!すごい!俺には解析できないけどね!!!!勉強しましょう!

みんなおもしろいデータを出すために必死で頑張ってるのに、僕は何してるんだろう。いけないいけない。負けないように頑張らねば。

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研究を進めてゆくときに、先生から「とにかくやってみなはれ」と言われるphaseから、「ちゃんと計画練ってきなさい」といわれるphaseへの移行がある。うろたえてはいけない。研究を練ることができると認識された証でもあるわけだから、120%の能力を発揮して、精一杯、どのように研究を一歩進めようとしているのか、どれだけ重要なのか、アピールしてみることだ。精一杯やることで、甘いところも、強いところも、何もかも明らかになる。大事なのは、明らかになってしまう欠点を見つめる、その勇気だけ。

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日経の夕刊に日立製作所フェローの小泉英明氏が寄稿なさっている。それを読めるだけで幸せ。あこがれの科学者は?と聞かれたら、あの人以外あり得ないのだ。サインをいただいている本は一生の宝物。

 

| July 02, 2009 : 木崎湖より帰還

雨の木崎調査でした。前回よりはずっとましです。調査できましたもの。12深度プラスアルファー、というかプラスアルファーが大変かつ初めてのことばかりだったはずだけれど、とにかく無事終了して何よりです。身内のことなので、こんなこと言うのなんですが、みんな、とても有機的に動けてきている気がします。成長しています。それを見ることができるのは本当にうれしいです。そんなこと恥ずかしくて言わないけどさ!いや、言ってるつもりだが、、、まぁ、酔っぱらわないと言えないか、、、まあいいや。

それとC君、手伝い本当にありがとう!同じ窒素の循環なんだから、土壌とか植物とか湖とか海とか、勝手にフレーミングを固定する必要はないのではないの?というのを実は考えてほしくてきてもらったということもあるけれど、とにかく大変だったろうにありがとう!

EC予想選手権で見事最下位。。。。。破砕ロックで破砕され帰って参りました。最下位なので木崎湖のお酒を仕入れて、来るお祭りをひたすら待つ。

ケイ藻がbloomしていて透明度が2m台。プランクトンを顕微鏡で見せてもらい、しばしめまいがする。僕らは一体何を研究しているんだろう。

Somerville et al. 1989 AEMの方法で遺伝子サンプルをとってみた。時間かかった。改良の余地おおいにあり。しかもいつうまくできているかを判断できるのか?盲目的にサンプリングを続けるなんてやってはいけない。さてはて、どうしようか。

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4年生はとにかく「研究」というものを1から10までやってもらい、どのようなものなのか、どれだけ自分の言えるものが少ないのか、自分の努力は該当研究分野を少しでも進めているものなのか、 と言うことを考えてもらいたい。そしてM1には、卒論からの展開の中で「自分なりの生態系の見方」をつかんでもらいたい。M2は、そのつかんだ「見方」で、実際に生態系の見え方をしっかりと表現すること、が目標、というのはどうでしょう?結果を得るだけでは表現になりません。あ、やっぱりM2に冷たい??

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20代は〜〜ができる、と言うことで評価されるが、30代は〜〜ができないと言うことで評価される。てな話もしてみた。すぐにできるようになることはすでにできてしまっていて、自分の苦手なことができないまま残っているわけだから、かなり頑張らないと、すぐにしんどくなってくる。

この頃、僕が学生時代、周りの人に気づかせてもらった色々なことのスケジュールを本当に3年くらい前倒しで学生さんに伝えているつもり。キャパシティーを超えていたら、だめだと言ってくれると信じながら。言わないことで、求めないことで彼らのポテンシャルがポテンシャルで終わってしまうリスクを考えたら、お互い倒れてしまうかもしれないリスクの方が引き受ける価値がある。ただそれだけ。

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どうしても、どうしても好みは偏ってゆく。考えは凝り固まってゆく。それはある意味ではいいことなのかもしれないが、僕にとっては、僕の目指す方向にとっては、もっとも避けなければならないこと。自分がどれだけ凝り固まって行ってしまっているかをなんとかとらえ直す手段は、音楽を通じてしか今の僕には可能じゃない。

たとえば木崎の行き帰り、学生さんの聴いている音楽を聴きながら色々と頭で考えてしまい、でも、結局好き嫌いは鳥肌がすべて考える前に本能が判断してしまっている。それでいい。さびぬきのすし、デミグラスソースたっぷりのハンバーグとか頭に浮かぶ。それが無性に食べたいときもあるし、でも、やっぱり、びっくりするような生レバーとか本当に手の込んだ小品を食べたいときもある。それと同じ。優劣はないけれど、自分が好きか嫌いかは誰が何と言おうとある。ごまかしてはいけない。20年近く生きている時間の違う学生さんたちが聴いている音楽を聴くのは、なかなかに刺激的。

しかし、そうか、、おれはこれを、ここをいいと思うのか、、とか、これはだめなのか、、むっちゃごまかしてるな、、と、その音楽の「社会性」と自分の好みとのギャップを困ったもんだと頭の中で苦笑し、再確認しながら、車の中でどめどない話をしている時間は、本当に実は大切な時間なんじゃないかと思いついて、むちゃくちゃセンチメンタルになった。いつもそういえばそうだった。僕はいつの間にか学生ではなく先生に、いわゆる若者からおっさんになっていたけれど、頑張っている人々との間で、何とも充実した時間が車の中に満ちていて、そこにふと落ちてくる音楽にぐらぐらしていたのは18の頃からずっと変わらない。一つの音でも、休符でも十分色々わからせてくれる、そういった状況が本当にあると、時々は思い出さないと、人生は長すぎて大変だ。頑張っている素直な人々の間で好みは屹立し、それはつまりは自分のことがちょっとわかること、ただそういうこと。ならば、頑張っている人々と一緒にいることができるように僕ができることは、僕なりによく考えて頑張ることなのだ。そんなこと当たり前のことなのに、それを覆い隠すには日常の混沌は十分に混沌としている。

自分には根っこと呼べるものはないのではないかしら、それはそれでいいや、と思っていたけれど、もしかするとこんなところにとぷんと白磁のような重さを持って落ちているのかもしれない。

と、木崎に間に合わなかった椎名林檎を聞きながら。

 

| June 28, 2009 : よかったよかった

東大S研のみなさま、とくにIさん、お世話になっております!とりあえずKさんが探しているものはちょっと見えてきたようです。ありがとうございます!と、彼女の帰りを待って祝杯を挙げた木曜日。おめでとう!ま、ようやくスタートラインにたっただけだけどね!

群集生態学の見方から、どんな実験系が可能なのか、もっともっと考えてみることです。もっともっと。抽象を具体に落とし込めなければ夢物語で終わってしまうのだから、ね。

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4年生の質問がだんだんと重みを増したものになってきて結構結構。これからです、これから。ここまでは簡単です。ここで煮詰まって、大いに煮詰まって、もう一度論文を読み直してみてください。先行研究の実験設定の持つ意味合いが、わかってくるはずです。これからこれから。

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知識がないことをとがめても仕方のないところはある。が、知識がない状態では、話すことのできる、ある時間の中で到達できる思考のレベルの高さが限られてしまうこと、そのリスクをもっと感じてほしい。

こちらは、そこに大きなリスクがあるのだと言うことを知らしめるような、うまくプライドを傷つけることのできる環境を何とか作ることができるように努力します。

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優秀な人はどんどんと羽ばたいていってしまうものだなぁ。とにかく幸運を祈る!

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たまにはアメもください、といわれると、あれ?僕としてはかなりあまあまなつもりなのになぁ、とおもう。実際どうなのか知らないけれど、、どうなんだろうか。 ま、どうでもいいや(!)

 

| June 23, 2009 : fair

なんだかちょっとおかしいな、ってことをごまかさずにゆっくり考えると、だいたいは、ああ、これはfairじゃない、ということに行き着く。すぐにぱっとわかるだけの能力がないのは改善すべきことだけれど、とにかくそこをごまかしちゃいけない。

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明日明後日は、A先生の特別講義を拝聴できる!よかった!同位体平衡なお話を聞けるなんて!

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木崎湖会議。あらためてY先生の仕事にうちひしがれる。なにを一歩進めるべきなのか、それを考える確固たる土台があるなんて本当に恵まれている。しかし、もっと論文読もう。抜け落ちすぎだ、われわれ。スピードが圧倒的に足りない。無理矢理にでも週にたとえば70本とか眺めてみるようなことをしないといけない。

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毎日かこうとしたら、結局いらんことばかり書いてしまっていて、本当に申し訳ないです。。。やめようやめよう。

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「美は真理の近傍にある」 僕らであれば、真理は美の近傍にある、だろうけれど、とにかくすごい。

「無矛盾」な構造を目指していくと、一点でも矛盾があるとそこに応力が集中して、破壊に繋がるという本質的な弱点を抱えることになります。理念的には、無矛盾を目指せば目指すほど、徹底的に、それも隅から隅まで無矛盾でなければならなくなってくるのです。これが近代的な思考の限界であり、この思考方法の持つ排他性の背景です。「構造デザイン講義」内藤 廣 著 p177

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やるべき大量のタスクが滞っている。どんな言い訳を用意しても、できていない現状は変わらない。何とかせねば。仕事をまっとうにやりに木崎湖に行きたい。大矛盾。

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おお、そうだ。夕方、土壌pHと格闘していたIさんが結果を見せてくれた。おお!、おお、おお??とにかく勝ったな!あとはちまちまいたぶってやりなさい。ゆっくりゆっくり、、、pH曲線って、本当にすごいですね。いや、logってやっぱりすごいと言うべきなのか。

そして、ガスと格闘中のMくんが、「なんだか何もおこらないです」と結果を見せてくれた。ふむふむ。いいんじゃないの。何もおきていないのか、それともsteady stateな環境ができあがっているのか、信じるものは自分の計画と自分の測定技術だよね。後は想像力。ちゃんと自分なりの対照実験を組み込んでいるところが偉いとおもった。「遊び」サンプルをちゃんと理解してるな。えらいえらい。

と、まぁ、自分もそうだったと思いたいけれど、データが出たら、これはこうかも?これはああかも?自分の思っていたのと違った!と、見せにきてくれるのは、本当にうれしい。すぐに方向修正もできるしね。おたがい。

 

| June 22, 2009 : 仕事はみずからたのしくしてこそ

おかげさま、っていい言葉だよなと思う。申請書を書き、消し、書き、講演依頼を受け、やっぱりなかったことになり(あ、気にしないでくださいね!違う分野の方からお誘いいただけるのは大変光栄ですので)、相談を受け、相談をし、機械を立ち上げ、shut-downし、、、マルチタスクを今日もうまくこなせずに、一日はあっという間に過ぎ去って。何の曲を聴くのがいいのかわからなくなっている、ちょっとヘビーな月曜日。あ、査読が終わったと?はいはいはい〜〜(すぐには対応できません)。

実験器具の立ち上げを教えつつ、実験室に来てもらって相談していたのだけれど、やっぱりこういうのは無理だね、、、でも、どうしようもないのかな、、、体が2つほしい、、、というかMS部屋で携帯がつながればもっと楽になるのかしら。

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土壌pHの恐ろしさを改めてしる。東大のIくんも通ったいばらの道を、Iさんも通ろうとしている。pH 13なら酸性土壌に勝てるよ、きっと!きっと!!!

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「こんな感じ」という言葉が減り「ボク的には」という言葉が増えている、と友人からもらった本にあり、頷く。言葉の増減の裏側にあるもの。

もう10年か!われわれ。いろいろあったしいろいろあるねぇ、われわれも。

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楽しいときに楽しそうにするのは言うまでもない。問題は、しんどいときに。それは努力です。人が努力して獲得した能力を、その努力を想像することすらなく、うらやましがるだけであれば、同じ土俵に上がる権利などない。楽しそうに見えるのは、楽しくおかしくやろうとしているからですよ、ねぇ。

というようなこと、自分がどれだけ他人に影響を与えてしまうのかは、わかる人にはわかりすぎているし、わからない人には全くわからないものなのだ。

そして、わかっている人は「わからないです」というし、わかっていないひとは「わかっている」という。ここでは酔っぱらいと同じ。酔っていれば「酔ってなんかない!」。

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以前は、たとえば「ニーチェ的」とか、窒素循環でいえば「Vitousek的」というような言葉は嫌だったし、使わないように極力してきた。しかし、最近は、あえて使うようにしているところがある。

以前は、人間の思考の可能性を限定することが嫌で嫌で仕方なかった。しかし、最近は、自分の五感がなぜあるのか、を考えて、一つ息を吸うことにしている。感じなければわからないことがあるのだ。人生は短い。自分は愚かなところから始まるしかない。

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今日、10月の木崎湖サンプリングのときには、どうなっているだろうと言う話題になり、くらくらした。もう6月も終わろうとしている。とにかくみんな新しいことにチャレンジしてくれている。準備不足は否めないけれど、あえて言えば、100%準備万端なんてあり得ない。とにかく前に少しずつ進んで、まだ誰も見たことがないところにたどり着きたい。

どうしてもDNA抽出したい、、、nif、nir、nar、nos、amo、、とあっているかわからない言葉を並べてみる。検索で誰か引っかかってくれないかしら、、、。でも、ミニ黒海にちょっと近づいてきた。木崎湖。ちょっとだけだけど。とにかく来週は失敗してもいいので、すべてやってみるのだ。

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なんにせよ、文章は、誰のための文章か、を明確にイメージできれば、半分はすでにできあがっているような気がする。それがあやふやなら頑張っても到達できるところは、それなりなところにしかならない。

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北海道に行ったら絶対にほっけを食べるのだ!金曜日のほっけトラブルを忘れるために!

 

| June 21, 2009 : 雨の日曜日

金曜日は授業。そしてF先生のご講演。ありがとうございました!Retrogression、なかなか考えさせられますわ。。。うけて自分の研究を発表してくれたCくんもありがとう!そして遠くから来てくださった方々、色々不手際ありましたがありがとうございました!夜遅くまで宴はつづいて、、、しかし学生さんが「おもしろかったです」っていってくれると、本当に色々なことがふっとびますな。朝から晩までしゃべりつづけてのどがらがら。

日曜日にはやっておかなきゃいけないが時間がなくてできなかったIRMSのチェック。なんだかみんないて、がんばってるじゃないか。こっちも頑張らないと。しかし、もう少しみんなとしゃべる時間を作らないとなぁ。一方で、自分の実験もしないとまずいよなぁ。

 

| June 16, 2009 : あら?

担当している論文の査読、reviewerがすべてすんなり決まった!あらら。こんなの初めて。ありがとうございます!って、ここに書いても何にもならないが。ありがたやありがたや。本当にreviewerをお願いするのは大変なんだ、とやってみてわかる。

Nitrogen in the Marine Environmentという本をずっと購入しようとしているのだけれど、ついに出版社からも「品切れです」と。とほほ、、、清水の舞台から飛び降りる気持ちでいたのに、、、。すべてクレジット決済もweb上ですんでいるのに、今になってなの?うーん。この本とは縁がないんだろうな、、、。この調子だと。。。1st editionはさすがにいらないのだ、、、

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F先生のblogを読んで、そういえば、昔は一生懸命EMSで原稿を送ったよなぁ、、と思いだした。昔、偉い先生から別刷りちょうだいと言われたので、投稿中のものも併せて、お金かけてどきどきしながら送ったけど、結局届かずぼろぼろになって戻ってきたこともあったなぁ、、。

それはとにかく、投稿論文が受理されて印刷されるまでには、思った以上の時間がかかることだけは、とにかく肝に銘じておいてください。そして、博士号を取得すると言うことは、手続きを開始するところから、思っても見ないくらい、早めに動かなければならないことも。聞くことのできる先輩が周りにいない場合は、とにかく先生・事務のみなさんに、よく聞くように。早め(たとえば自分が思っているよりも3ヶ月前)に動き始めてもかまいません。締め切りに遅れて涙をのむより100万倍ましです!

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樹は、「時間」を見事に空間化して示してくれる。幾何学的に規則正しく、だが厳密に微妙に乱れた年輪の震えるような線が、<永久に限定されることのないカンバスを満たしながら、少しずつ、少しずつ占領してゆく空間へと>変身して行く。樹は、「根」と「枝葉」と謂うように、内部に抱え込んだ存在の乖離によって成熟してゆくのだ。人間は、つまらない事柄を「枝葉」と謂い、ものの本質を「根」と言ったりしているが、葉の葉緑素の働き、金属塩を同化する根の吸収性の能力は、「無限」と「永遠」のふたつへ向けられた樹の眼差しであり、区別しようもない「全体」である。(『人間と樹』、武満徹エッセイ集 pp353)

 

| June 15, 2009 : 年をとってわかること

助手になった頃一緒に研究をさせてもらっていたMさんから「あのころいろいろいってごめんなさい。今になって色々わかります」なんてメイルが。そんなことはありません。僕は貴方に本当に色々教えてもらったのです。

お世話になっているT先生からメイル。僕は先生とお話しさせてもらったことは結構な確率で覚えているので、以前、同じ話を先生がぽろっと口にしたのを実はずっと覚えていて、ちょっとだけ引っかかっていた。やっぱり、いろいろ、本当は、本当に大変だったんだろうと、今になってわかる。そのことはお互い黙っているし、はなすことはこれからもないだろうけれど、やっぱり大変だったんだろうなと、今になって初めてわかる。ごめんなさい。あの頃の僕には想像すらできなかった。想像できていると思い込んでいた。

年を重ねることで、他人の苦しみに少しでも思いをはせることができるようになるのであれば、年をとることは全く悪いことじゃない。 しかし、そんなに単純なことではないはずだ。もっと色々考えなければ。周りはどんどん見えなくなってきているのだから。それが自覚できないのがまず問題なのだから。

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週末論文のドラフトを怒濤のように、、、と思っていたのに、全くだめだった。考えが足りないことは十二分にわかった。これは1からやり直しだ。潔く白紙に頭を戻そう。

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普通のことを普通にやればいいだけだと思うのだけれど。なぜやらないのだろう。できないのであれば、なぜできないことを直視しないのだろう。できていないことはできていない、それだけなのに。

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私は、常識から見識を、見識から良識を発見するのには、知的なものの見方が必要だと考える。

(『プラトンのオルゴール』川崎和男著、pp316)

 

| June 13, 2009 : しまった!みとおしあますぎる!

静岡大学のF先生からありがたいお言葉をいただく。頑張ります!東工大のY君が!ぼくはお見合いをセッティングするだけですので!

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Mさんの夏実験、結局昨晩、今日の午前中、あーだこーだと考えたけれど、以前提案した内容、まったくもって見通し甘過ぎ!だめだ!なんてミスを、、、。とにかく実験の内容についてできるだけ詳細に(とはいえ、説明不足でついてこれない内容をあえて含んでいるけれど)書き始めたら、ああ、合計10時間はたってるな。

長文メイルなんてビジネスでは御法度だけど、僕の場合そうではない、はず。。。 でもどうなんだろう、迷惑なだけかな。。。でも、こうやってこちらの考えを必死で書いておくことしかできない状態もあるんだよね。もちろんみんなで集まってしゃべることができればそれがおそらく一番いいけれど。そのチャンスを最大限生かすための下準備と思ってください。少しでも身のある議論を限られた時間でやるために。

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そうそう。どなたか外部の先生の助言を頂きに、お時間をいただくときには、準備は120%しておくこと。それしかこちらとしての感謝を、敬意を表すことなんてないのではないかと思う。僕はこんな人間なので、僕に対しては気にすることはない(しかも、だいたいブレインストーミングが多いだろうから)のだけれど、こんな僕だってほかの先生に会いに行くときは、とにかく問題点を洗い出して、どうしても聞いておくべきことをリストアップして、現状をわかりやすく理解してもらうための資料を作って、とにかく誠心誠意、その先生の貴重な時間をいただくことに何とか報いることができるように準備してゆく。それでも絶対足りないことがたくさん出てきてがっくりしてしまうけれど。

科学者として、大事なことは、菓子折を持ってゆくことよりも、何か新しい一歩を踏み出すために真剣にやりとりしたい、その思いをしっかりと限られた時間の中で具現化すること。それには、まずは、どれだけ真剣に準備するか、どれだけ真剣に物事を考えているか、なのだとおもう。打ち合わせするときには。いくらたいそうなお土産を持って行ったって、何を話しに来たの?ってことになったら目も当てられない。もうこれ以上準備できません、というところまで頑張らないと、相手に失礼だ、っておもうと頑張れる。敬意をどうやって払うか、そのために何をどうするのかなんだよね。

もちろん、当たり前だけれど、そういう目的ではない打ち合わせもある。たとえば一昨日のY君の打ち合わせなんて、4年生にしてはとてもしっかりしていて感心したけれど、とはいっても具体的な話ができるわけではない。でもあれで十分。臨機応変に。自分がとるべき立場を考えれば、そんなに難しくないはずだ。いや、もちろん簡単ではないけれどね。でも、ここにはちょっとこだわり初めてもいいかなと思う。僕の研究の中で一番大事なものは、共同研究者であって、その人々に敬意を払わないような振る舞いには、僕は烈火のように怒る。

簡単にいえば、外部の先生に意見をもらいに行くときに、自分なりの意見、たたき台なしで行くのはやめよう、ということだ。そんなことでは何が問題なのか、何を話しに行くのかすらわからない。

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金曜日は飲みに行きましょう。

 

| June 12, 2009 : 地球木族

地球を歩く 木を植える」読了。高校の同級生(うちのクラスの総務長だ)、中渓宏一の本。木を植えて歩くお父さん。ある意味ヒーローであり続けてきた彼も、色々あったんだななんて思いながら、結局あっという間に読んでしまった。

齢40が近い我々、お互い全然違う道をみんな歩いているのだけれど、結局根っこは同じなのかもしれない。そうだと思いたい。大切に木を植えてゆくように、僕は若い学生さんが育ってゆくのを何らかの形で支えたい。違う道をこちらも必死に歩いていると、きちんと言えるように頑張ろうと、えらく元気をもらってしまった。

ちょっと木崎湖調査(6月末)だと、すでに長野は歩ききっているようなので、調査中に再会するという夢は果たせそうにない。ざんねん。ま、いいか。

がんばりますよ〜〜とりあえず本は研究室に持って行こう。

 

| June 11, 2009 : ちょっとはあたまがまわってたかな?

朝からC君のデータとにらめっこ。C君がイントロにのせるべきポンチ絵を考えてくれている。まぁ、そんなもんだろう(ってえらそうだけど)。しかし、この絵をきれいに描いておいて、修論でどこまで改善できるのか、または現実の姿を明らかにすることができるのか、ということを常に考えさせられる、大切な絵になると思う。すばらしいことだ。

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文献紹介直前で忙しいIさんを捕まえて、注文するガスの濃度をあれやこれやと。結構低いな、、、ありがと!

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Kさんが検量線を改善!確かに色々問題はあるけれど、ちょっと進んだのでは!すばらしい!

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Mさんの次の実験。Sさんの「色々起こってそうですよ」という一言で、スイッチを入れなきゃと言う気になり、シンプルな予定をかなぐり捨てることに。光が1/5にまでプロセスを押さえているのだとつらいなぁ、、、。

文献紹介の候補の論文を、それなりに重めのものを送ってみる。頑張るように!どうせ読み込む必要のある論文たちなので。

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東工大Y研からお客さん。実験の可能性についてあれやこれやと。今回は、もうなかなか直接相談できないかも、と言うことで、いつもより早めにdirectionを示してしまう。あまり研究計画について、積極的な提案をしたりはせず、考えてもらうようにしているのだけれど、まぁ、いいかな。Y君は自分で考えられそうな人なので。

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高校の同級生の本が到着。坂本龍一氏が帯を書いている。早速読もう、と思うけれど、これは週末にしておいて、今夜は明日の文献紹介の予習。。。と、Mさんの実験についてあれこれみんなにメイルを書こう。。。

 

| June 10, 2009 : しはつでくさき

昨日は会社の方々と会食。日付が変わる前には家に着き、今日は始発で大学へ。

T先生の車に便乗し、いざFM草木へ。科研費プロジェクトプラスアルファのお仕事でいって参りました。やっぱり森林はいい!しかも広葉樹はいい!!草木の土壌もいい感じ!

途中、東大Iさんから、Kさんにめでたいメイル!よかった!!!やっと目の前の大きな壁を一つ超えましたな。宴を開きたい気持ちですが、とにかく今日は帰ってきました。ねます、、、でもおめでとう!!後のステップは、、、あれ?た、たくさんあるねぇ、、、まぁ、そうやって必死で頑張れば最後の最後には何とかなるものですよ。はい。

ふりかけ実験。発泡スチロール傾け実験。なんだか色々アイディアだけは出た今日の車内。楽しゅうございました。やっぱりさいごはリズムまでたどり着きたい。。。T先生、ありがとうございました!みんなでいろいろと、いい結果が出るといいですなぁ!

 

| June 08, 2009 : 何とか這い上がっている、、と思いたい。。。

先週は本当に、本当に、本当にひどかった。整理すべき交通は事故を起こし大渋滞、触れるものはことごとく壊れ、発注したものは宇宙の彼方に到着して、請求書だけが舞い降りるし、処理した事務仕事は、処理されず、、、。盆と正月とクリスマスのダークサイドが、結集して、何重にも包んでいる感じ。薄皮をはがしてもはがしても黒い、ヘドロのようなものが、ぷくぷくと泡を吹いていて。

まずは、こんな時はとにかくピアノばかり聴いて、音につやが感じられるようになるのをじっと待つ。。。そして、とりあえず土曜は関西から現れる友人と、近所の「これは!」という食材を集めに集めて、ワインも一生懸命選んで(選んでもらって)、何かいけない憑き物を落としてしまえ!ということだった。

こんなにもワインって変化するのか!と驚きながら、あれやこれや。頭の回転の速い人はほんとうに話していて楽しいなぁ。しかし、やっぱり、20:80の法則からは抜け出せないのか?あなたのようなところでも、、、がっくし

  • 指示するときには、Destination、Dimension、Direction。もちろんこれらは独立ではない。だけれど、手を変え品を変え、遠近法を身につけてもらうための方便としては悪くない。
  • 居心地が悪い、その違和感をどう考えさせるのか。
  • なぜ、すみません、が言えないのか?なぜできないことを認められないのか?求められていることに応じられていないときに、なぜごまかして言い訳してしまうのか。できているかできていないかであって、やろうとしていたというようなことは聞いていないのに。
  • プロって何?代理人って何?自我の出し方。

とかつらつら考えてた。

本当に賢い、当たり前に厳しい、「ま」な人がいてくれるとうれしい。わざわざありがとうございます!ってここを知るはずはないのだが。

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日曜は、IRMSの故障の状態をチェック。うーむ、、、大丈夫かなぁ、、、色々不安だ。並行して英文校閲から帰ってきた原稿を手直し。突然エネルギー切れ。ふらふらになりながら帰る。危うく寝過ごすところだった。頭が活性化しすぎてハンガーノックになったみたい。憑き物は落ちた。絶対。

とにかく日付が変わる前に、木崎湖2007年な論文をJGR-Biogeosciencesに投稿。まぁ、どうなることやら。だめなら次を考えましょう。

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煉瓦を積んでいるだけの人も、教会を造っている人も、はたまた、街全体の未来を見据えている人もいるでしょう。あなたはいま、何をしているのですか?と問われて、何と答えるのですか?

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今日も朝からずっとトラブルシューティング。マス、大丈夫かなぁ。だましだまし測定。やはり超純水の中に含まれる硝酸はどうしようもないのだろうか。巨大なブランクにおののく。なんとか手玉にとらないと。

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どうやって研究を進めようか、M1のみんなは色々悩んでくれていてうれしい。

僕は本当のところ、一体何ができるのだろう。 いかに邪魔しないか、それが一番難しい。

C君のドラフト。久しぶりに読み直してみると、それなりにもう煮詰まっている感がある。「教科書に載る」図をなんとか具体化してもらって、イントロでの問題提起につなげられれば、もうあとは突っ走るだけのように思える。すごいことだ。

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修士1年の頃は、毎日ボートのコーチで琵琶湖だったし、マシンタイムだってなかったし(そもそもマスが壊れていたし)、一体何をやっていたんだろうと思う。今の学生さんの方がずっとしっかりとした研究をしている。だから、もっともっと高いハードルを、設定して、そういうハードルがあるんだよ、と言うことをまずわかってもらいたい。そして、何とかそれを超えていってもらいたい。

火曜日は来客あり。水曜日は終日調査。木曜日も来客あり。金曜日はゼミ。

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この間某巨大企業を通じて注文して、結局返品しなければならなかった、3万円近い洋書、直接出版社のwebsiteから注文しようとしているのに、これすら注文が通らない!やっぱりまだ呪われているのか??あ、よく考えたら、L社からくるはずのバッテリーも2つ注文したのにまだ1つしかきていないぞ!やっぱりまだ呪われてるのか??

 

| June 01, 2009 : CSSの確認のため、鋭意更新中

せめて、考えさせてくれる言葉だけでも載せておきましょう。

つまり、我々の耳は、知らず知らずのうちに素直じゃなくなってきている。様ざまな価値観、概念によって汚されている。その耳の汚れを落とすためには、なによりもまず聴くという行為が大切だと思うんです。初めは、ただなんとなく聴くのではなくて、少しでも主体的に聴こうと努力する。ぼくは音楽だけのことを言っているのではなくて、どこにある音でも自分が聞こうとすると、いままで気が付かなかった音が聴こえはじめ、耳が徐々に赤ん坊のように無垢になってくる。そして様ざまな音のひとつひとつに驚きと発見をするようになります。ひとつの音の中にも多様な運動が聴こえてきます。現代では、新鮮な空気と同じように、新鮮な耳、新鮮な眼が必要ではないかと感ずるのです。(武満徹エッセイ選 pp 209、『「音」と「言葉」』より)

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デザインを観ても、ベイズを読んでも、システムのことを知っても、風姿花伝を読んでも、論文を読んでも、本当に色々とおもしろい。人間の考えるという営みは本当にすごいことだ。と、思い始めると、ほんとうにもう、何でもかんでもおもしろいのだけれど、こういう考えの人はあまりいないのかしら。あ、T君がいたか!

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CSSをすっかり忘れてしまい、テンプレートがめちゃくちゃになっていたのを、何とか復旧、、、できたかな?

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今日も地学実験でした。TAの皆さん、朝一番からご苦労様です!お疲れ様でした!

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いまオフィスでは、都合4台のPC、サーバー入れれば5台か、稼働しながら色々と移行準備。しかしなかなかうまくいかない。

PCに囲まれながら、早急に処理しなければならないサンプルを数えてみて、おののく。DHSBRのNH4はdiffusionしてあるのだからさっさとPORしなければ。そしてKCl抽出液のDONを測らねば。木崎湖のNO3も何とかしなければ。NH4はSさんにお任せ?

そして、やはり、今までやってきたやり方では難しいサンプルと格闘しなければならないことに。ぶくぶく地獄だ。

ちまちまやる仕事がこれから数ヶ月続くだろうから、せめて、とおもって、湖水のサンプリング器具を購入してみた。AOAとAOBな話にいつか突入できるのかしら。来年?再来年??とにかく微生物生態学会に行って、だれか興味がありそうな人を探してみよう。

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