Kei Koba's weblog in CER, Kyoto University ~ Are we on the right track ? ~

| June. 28, 2007 : middle of nowhere - DAY 15

15th:Ticheting、reinstallation of Chamber-base in Wet Sedge、installation of lysimeters in old MAT and low-concentration MAT (new MAT)、 solution sampling in Wet Sedge

16th:pre-PSS、pre-NSS、plant samling #1

17th:old MAT soil solution sampling (PSS) + reinstallation of lysimeters to N plots、low-concentration MAT (new MAT) soil sampling (NSS: pre-fert sampling)

18th:Plant sampling in NO3 plots #1 (pre-fert)、LowConMAT fertilization、pre-PSS

19th:PSS、pre-PSS、plant sampling #2、pre-NSS (after dinner)、Fedex (Box #3) reached TFS !!

20th:PSS、NSS #1 (post-fert sampling: 2nd day after the fertilization)

21st:Fert-Extraction、pre-PSS、leave NSS-lysimeters as they are for a while: we need RAIN !

22nd:NSS #2 (4th day)、PSS、plant sampling #3 (only Polygonum bistorta)

23rd:NSS #3 (5th day)、PSS、The VIVA SPIN

24th:NSS #4 (6th day)、plant sampling #4、PSS、Plant sampling in NO3 & NH4 plots #2 (post-fert)

25th:NSS #5 (7th day)、PSS、Start packing (one or two blue-torts for Fedex)、 Fedex from TITECH finally reached us this day !!

26th:PSS、NSS #6、Packing (blue-tort)、Fedex invoices、Cleaning up the site (in the morning to freeze the samples) 、CH4 sampling

27th:Fedexing !、Lab Clean-up、removal of plant samples from the oven、put the frozen samples in Frostpaks

28th:Leaving TSF with frozen samples at 11:00 AM

# 必要なもの
封筒(植物サンプリング)
Ziplok(ユニパック、なににつけても、大きめのものも)
Lysimeter(延長チューブも。NH4にもImnavaitにもうめなきゃ)
3方コック(Rhizonのコネクターなんていらない)
BD syringe(やっぱりこれ!)
寝袋(赤いやつ)
寝間着(あったかいやつ)
天秤
変圧器
ペリスタ
もっと良い雨具
新しいBoots(いいのがあれば)
SI Labの椅子
枕!
Bose Headset

# 来年、NH4 plotでもlysimeterをやりたい:potential nitrificationと、さらにpotential NO3 use by plantを見ることが可能か --> やるべきだ。たぶん。

# solution sampling:CTは175ml x 1 + 60ml x 1(ただしB4はなぜか175ml x 2とれる)、NO3は175ml x 1で行こう。175mlと60mlを予備でいくつか。ラベルは複数。Filter Holder、なかなか乾かない。DIWで洗った後良く水気を切る必要あり。連日の調査で大丈夫か?rinseの1回目を多めの水量でやることで対応する。rinseはbottleもholderも一緒に2回。

# plant sampling、プロット外とはいえ場所は考えた方が良い。Fertの影響を拾わないように。とはいえ、毎年どこによいしょっと、と肥料を置くかが問題だ。

# Polygonum bistortaの地下部、細根量が測定に足りない?基部(折れ曲がって良く瘤になっている)に硝酸たまっていたりしないだろうか?

# 帰ったら洗うもの:Lysimeter、Filter Holder

# 帰ったら植物サンプルの確認、レッチェと共に北の大地へ

# 結局FedexでK2So4を送るには、MSDS、U of AlaskaのTax ID、5106 formが必要だったのかしら。

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28日は、朝ご飯を食べて、たんまりあるMt. DewやAlaskan Amberの空き瓶などを捨てて、それでも時間がたっぷり余っている不思議な感じ。Anneが忙しいのによってくれる。Karenからメイルが来なかったらわたしからも連絡するわといってくれた(学生の時に何かつきあい合ったらしい)。サンドウィッチを2つも作って、m&mも2袋入れて、怪しげな赤い飲み物(やっぱりおいしくなかったじゃないの!Hさん!!)もいれて、あとはFrostpakだけだ、、、

今年は車の運転をするチャンスがなかった、、、、その分近場で集中観測出来たわけだけれど、、、とCamp内をいろいろと歩いてみたり。Haul Roadは相変わらず北へ南へと果てしなく延びている。Georgeに挨拶。

ああ、僕はこれから帰るのか。

Fedexは土曜日の何か(Lindenじゃないのだろう)で、Fairbanksへ旅立つそうだ。

11:00に出発。行きの2人組にJohnが加わる。Johnの論文をもっとしっかり読んで来たら、分からないことをいっぱい聞けたのに、、、たとえば、、2004年のEcology Lettersや2006年のNatureとか(とくにこっちだ、、)。まぁいいや。

Prudhoe Bayは観光客で満杯。Fairbanksからバスで上ってきて、ここから飛行機で帰るそうな。そうですかそうですか。どちらの荷物も50lbsぎりぎりでした。

16:10の便でAnchorageに18時前に到着。もうチップ用の$1がないよぅ。ホテルにつき、冷蔵庫にサンプルを入れて貰い(receiptを貰うんでした、はい)。すぐさまおみやげを手に入れるためにタクシーに乗る。保原さんが、モスコックスぬいぐるみを発掘!暑苦しいけど1頭持ち帰ろう。。相変わらずおみやげはないが、スモークサーモンなどをとにかく買ってみる。

いつものお店はさすがに20時過ぎだと30-40分待ち、、隣に行くと25-30分待ちといわれるが、eat-inならすぐいけますよということで、そちらに。$26もするパスタはどんなものだろうと麺好きHさんは不安いっぱいだが、結局ごく普通のシーフードパスタ(しかし麺はやっぱり短い)だった。チャウダーこっちの方がおいしいかも。やっぱりAlaskan Amber最高!

タクシーで戻り、ポーカーなど見ながら就寝。ああ、シャワーって素晴らしい!シャワーー!!!

29日:4:30に起床し、メイルを見ると、帰ってから訪れるであろう恐ろしい仕事量に吐き気が。しかし、去年は(あれ?アンカー効いてないな)、もう二度とアラスカには戻らないかもしれない、こんな仕事をしていて次の職に就けるのだろうか、本当に自分は生き残りたいのだろうか、とか、もっともっとdeepな悩みがあってつらかったのだ、ということを思い出したら、ばかばかしくなった。 とりあえず今生き残って何とか食べていけているじゃないの、とにかくアラスカまで来ることが出来ているじゃないか、とかとか。5:00に活動開始。5:30に出発。当たり前のようにe-ticketが発券されないが、いいのよ、とカウンターにて。

今回スターバックスではなく、隣でタコスなど食べてみる。Hさんがおごってくれたのだが、何というコーヒーなんだ、、これは、、、

8:00にAnchorage発。ポートランドでだらだらとしていたらBoarding Timeを1時間間違えていて、危うく呼び出しされてしまうところだった。Wendy'sなんてむしゃむしゃ食べていてはいけない。

ポートランドから成田。相変わらず途中は頭痛との戦い。やっぱりBoseのヘッドフォンは持ってくるべきだなぁ。 別送品の書類は2枚必要よ。成田に16時過ぎに到着。税関を通過し、冷凍サンプルを送る。月曜日午前中。Frostpakごと、2つに。あまりに疲れているのでスーツケースも家に。6150円なり。Hさんはさらに千歳へ旅立っていった。おつかれ〜〜

家に20時過ぎに到着。お疲れ様でした。いろいろな人に感謝です。

 

| June. 27, 2007 : middle of nowhere - DAY 14

さむい。さむい。メイルを立て続けに書き、朝食へ。スクランブルエッグとフルーツ。

Dockにいったら人がいたので、つぎのCargoでFedexお願いしますと。つぎにChadにコピーを渡して、なにかあったらよろしくと。おお、Fedex completed !。

そのあとSI labを片付ける、、、が、あれ?なんだかおわったぞ。なにかまちがっていないか?Frostpakは青いの1つと赤いの1つ。あとの2つは東工大へ送った。

Stable Isotope Lab
入り口から右

Edが帰り支度。NESISのfractionationをcolumnからcallするようにしたいなぁ、とか。ま、いってからでしょうか。11:00に出発ね、あ、バスが横付けしてる、、、SI Labに荷物を置いて、Lab 2にHさんを呼びにいったら、、、あ!もうバスがいない!まだ10:50なのに!!!ああ、見送り出来なかった!!!

なんだか順調なのですが、、、ほんとう?スーツケースパッキングしちゃうよ?!いいの??

とりあえず、Depositeをexcelに

  • Falcon tube (50ml, not washed) 200本 (まだ未開封)
  • Deli cups (16oz w lids) 100個 (どれかパックに穴が空いているが15N free)
  • 3L Square bottle (w stopcock) 7個(今回持ってきたもの)
  • GC vial (20ml) 700本(もっとあるか。Sさんの。Crimperはないよ)
  • Coleman Cooler Box 1つ(北極海で買ってきてもらったfridge代わり)
  • 150ml Bottle (washed, Nozomi) 15本(酢酸ボトル)
  • Nalgene 125ml (washed, Kei) 10本(木庭Diffusionで使っているやつ)
  • Falcon tube (50ml, washed) 150本(楊研で洗って持ってきた残り)
  • Pipet (Iwaki, 50ml) 10本(電動pipet用)
  • Wheaton 30ml (not washed) 2 box (矢野さんの残り、全部で100位はある)
  • GF/D (47mm, ashed) 1000枚
  • GF/F (47mm, ashed) 400枚
  • Milex-LG (0.2micrometer) 200枚(酢酸用)
  • Syringe Filter (cellulose acetate, 0.45 micrometer) 180枚(通常の水質用)
  • Eppendolf tips (1000マイクロ) 400本
  • Eppendolf tips (200マイクロ) 500本
  • BD syringe (60ml, luer-lock) 16本
  • Nipro syringe (50ml, luer-tip) 12本
  • Terumo syringe (50ml, luer-lock) 30本(CH4 fluxでつかったBDがH箱にまだ)
  • 3-way stopcock 40個(Terumo)
  • Needle (#21) 25本
  • GC vial用のアルミシールとブチルゴム栓 500 each
  • K2SO4 (ashed) 2000g
  • Hack Kit for NO3 200包
  • Hack Kit for NH4 200包
  • テープ
  • ピンセット
  • 薬さじ
  • 薬包紙
  • IER kitはある。が、ペリスタ必要。3Lのリークも心配
  • Northface小さなザック(in SI Lab)にはNorthfaceの緑のジャケット、青いフリース、靴下2足、シャンプーが入ってる。

さて、、、 まずいぞ、、、plant samples + Big Frostpak (13kg) + Small Frostpak (7kg) = 22kgで、もう打ち止めだ、、、Hさんは「どう頑張っても余裕」との余裕コメント。

時間はそれなりにあるものの、さすがに原稿を読んだりコメントしたりは出来ないな。すんません、みなさま。それにしても良く降るしさむいなぁ。

夕食はビーフブロッコリー、春巻き、餃子。春巻きは???だったけど、餃子はHさんがお代わりしたいほどおいしかった!

Rainbow, rainbow !

雨が降っているcampを何となく歩いていると虹が。余りにも大きすぎて写真には入らない。ああ、今年ももうすぐ終わりです。ああ、帰ったらとにかく講演準備だ。

Gusが眠そうなのに話しにつきあってくれた。ウナギの蒲焼き。LCMATはとにかく肥料をまきすぎだというCritismsに対応したものだとのこと。Edはなんていってた?と聞いていたから、モデル話は微妙なのかもしれないが、そういう顔色は詮索しても仕方ない。3月はどうかとAnneに聞いてみたが、たしかにLTER Meetingの前後はみんな忙しいよな。Karenから返事がなかったら連絡してとは有り難い。LTER Site ReviewはLTER proposalが6年なので、中間にあり、その後3年間でresponseする時間を与えている。Site Reviewの報告は、ここ(pdfで重いです。注意) から読めます。すばやい。

Gusに来年何をするんだ?と聞かれたが、曖昧なままではまずい。ま、もちろん彼等のProposalの状態にもよるのだが、それはそれとして此方からNSFにアプライ出来るようなものを考えなければ。

宿題:硝酸すべて。MEL。次の一手。それより論文。

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今年も終わろうとしている。ここでの研究を支えてくれている様々な人々、組織、 きっかけに感謝致します。

今年は小林秀雄の「本居宣長」を読んでいました。なんというか、とにかく「誠」という字がいつも浮かぶ展開です。

 

| June. 26, 2007 : middle of nowhere - DAY 13

Kristyが20070624 Erio 2 in NO3 siteのサンプルが落ちていたのを拾ってくれた! どこのだったかもう一度Dry Labに行かないと、、、 2日間siteに落ちていたわけね、、、乾いてたけど、、、

あめあめあめ。寒い。

Site Reviewerがうろうろするなか、NSSへ。結局Lysimeterも引っこ抜いた。全て元通り。

Reviewing LTER ARC sites

11:00にSite Reviewerの列に紛れ込んで、水面に浮かぶ水酸化鉄など眺めながらCamp着。Lysimeter、Filter Holder、Stick、それぞれCTとNO3でわける。Stickはもちかえらないでいいよな。

NO3 vs CT

手前(一番広く写っているplot)がNO3でつぎがCTです。もちろん2年目で何も変化はありませんが。

EdにReviewの状況を聞くと、サイエンスは素晴らしいが、Education、Decision Makingなどの方が足りないと、、、、つまり、、、つまりそうだからさ!てな話。訪米については追々相談しましょう。

14:00にWet Sedge着。Base 1、3、5から始める。1つフラスコ割れていた。予備の300mlを使う。そのあと2、6、4をやって15:30に終了。さむかった、、、CH4出てればいいけど、、、

Wet Sedge CH4 Flux

雨が落ちてきて、寒かったです。CH4が出ていますように。。。

偏頭痛の兆候が出たので薬を飲むと、ものすごい眠気に襲われてダウン。とにかくおわった、、おわったよ、、、、

起きるとなんとむちゃくちゃいい天気に!なんということ、、、

遠くにLCMATを望む

遙か遠くでLCMATのboardwalkが輝いています。

夕食を食べ(チキン焼いたのとパエリア)、シャワーを浴び、洗濯をはじめ、SI labにいき、1つは東工大、1つは農工大へのFedex青箱を作ってみたところ。Fedexだが、wwwでやると、TUAT<--TFSが上手く行かないので、古き良き時代に戻って、Billを書き、Invoiceを5枚つけることにした。Dinning Hallでうちだす。 ついでにNWAも。

それにしてもよくふるなぁ。今日はSite ReviewのためShop Talkはお休みでした。Hさんがみそスープを!うわぁ、おいしい!

 

| June. 25, 2007 : middle of nowhere - DAY 12

さて、、、

朝8:30からLTER Site ReviewのMeeting。出て良いのかもしれないが、もしかするとSさんのFedexが今日来るかもしれないし、今日来るとすれば、午前中をNSSに当てないと大変なことになるので、涙をのんで、Fieldに。10:45終了。洗いものを終えて11:20。

途中、Wet Sedgeで水をとっていたHさんから、SさんのFedexが来ていることを聞く!おお!今日来なかったらサンプリングは中止だったのだ、、。ということで、Chamberの確認(septaを換え、テドラーの動きを確認、O-ringもチェック)をして、いま一息ついたところ。とりあえずねる、、、、

お昼を食べようとしたら大雨、、、朝はあんなに晴れていたのに、、、これじゃぁ、SさんのCH4はだめだなぁ、、、あめ、、あめ、、、あめ、、、あめ?!?! ということでSI LABへ飛んで行き、とにかくLAB 4やLab 2のdrainをとりまくる。0.45ではやっぱり無理なので、GF/Fで濾過。全部で250mlが3つと3Lのsquare bottle(やっぱりもれる、、、)に1.5Lくらいを2つ。はぁ。つかれた。14:30頃の雨です。LTER Weather Dataで雨量を後ほど確認しましょう。

AKZ203-261330-
CENTRAL BEAUFORT SEA COAST- INCLUDING...NUIQSUT...PRUDHOE BAY...ALPINE...DEADHORSE...KUPARUK 221 PM ADT MON JUN 25 2007.

TONIGHT...MOSTLY CLOUDY. ISOLATED RAIN SHOWERS. PATCHY FOG. LOWS 30 TO 35. NORTHEAST WINDS AROUND 15 MPH. .

TUESDAY...MOSTLY CLOUDY. PATCHY FOG. HIGHS AROUND 40. NORTHEAST WINDS AROUND 15 MPH.

そうですか。いつにしてもMostly Cloudyですか。うむ、、やはり明日やるしかないな。

結局Fedexは2つになりそう。冷凍サンプルはFrostpak 1つでいけるかも、、、

パウチはもらえる。そっちの方が粘着力高い
invoiceも送り状も5部ずつ入れておいた方がいい。税関などで抜かれることがある
Boxにも9桁の番号を書いておけば、たとえ送り状が無くなっても、何とかなる!?

と、自分のメイルに書いてあった。

今年はとにかく、Air Billを1枚。9個、335lbs、長さは全部合計したものを書き、全てにそれぞれsignatureつきのinvoiceをつけ、Fedex #もduct tapeの上から書いておいた。Shrink wrapの中にFedexの伝票を入れてしまったけど、、だいじょうぶだよね、、、Fedexの伝票には新たにinvoiceを5枚。こことか参照。去年の1 of 6とか2 of 6とかの意味が分からない、、、伝票を持ってこなかったのはいたかったなぁ。。。

とは昨年の談。

Fedex:多くの荷物を一つのところに送る場合は、一つ伝票を書けばいい。1 of 6、2 of 6とか番号を振って。そして、伝票のコピーをRichに渡しておくこと、そして必ず自分でも持ち帰ること。コピーがない状態でlostしたら"ugly"だ、、とのこと。ちょうどshipping trailerで作業をしていたところ、Scottが来て、ビニールで全部の荷物をぐるぐる巻きにするように勧められる。楽しい。全部で9箱。無事届きますように。

とは2004年の談。ま、伝票2枚書きますか。しかし良く降るなぁ。

Anneが夕食時にHさんのハネムーンを僕が奪ってしまったことの話を、、じゃないけど、話をしていて、今日のSite Reviewは、とにかく大切なんだなぁと痛感。Marselleの修論のドラフトを貰わなきゃ。Potential Nitrificationはやっぱりあるらしい(Heathはないけどさ、でもresinにはつくけどさ)。いや、そりゃNH4 plotってのがあると知っていたら、もっとlysimeterを買って(あ、でも在庫がなかったな、どうせ)、できたてNO3を測定しただろうに。。。

Fedexのinvoiceをどこで印刷すればいいのだろうか。。さて、、、

 

| June. 24, 2007 : middle of nowhere - DAY 11

夜に雨の音。とにかく寒い。Hさんは4:00頃帰還。

8:20出発、NSS終了してCampに10:30。残り物のラザニアを詰め込んで、10:50にcamp発、そこからplant sampling #4。Erio、Poly、Betula、Salix、Carex、Cassiopeを。Poly、Betula、Salix、Carexについては、地下部のようなところもとってみる。

16時頃Hさんが現れる。考え事をしていたのでびっくり。そのときで、Carex、Salix、Betulaが3つずつ残っていたので、それまでで15個体か。おそいなぁ。

白い根っこ、実はVVIも白いことが判明。よく見れば細根が出ているが、、、透明度も低いが、、、とにかく根っこは砕く前に全てスクリーニングが必要だろう。

Kevinが散歩に来ていてお話し。Natharieは最近赤ちゃんを産んで仕事に戻ったとのこと。硝酸話を聞いて貰ってしまった。

17:30にB4発、今回はFalconをSI labで洗った(DIがついている時間を減らしたかった。なんだか抽出されてしまいそうで)。5回洗って封筒に入れて(Betulaの菌根がついているような細かい部分は、やっぱりDI洗いで流されてしまう、悲しい)、葉っぱ、地下部?根っこの3つをDry Labへ。とりあえずほっとする。18:35。

夕食は、感謝祭コース、つまり七面鳥、ポテト、野菜、そしてアップルパイ+アイスクリーム。うまかった。すぐさま今度はFoliar sampling for NO3 and NH4 plots

Hさんが手伝ってくれて、1plot約20分くらいで終わる。B1、B2は少なくしている。「B1ではSalix、Poly、Cassiopeがなかった。B2ではCassiopeが1つなかった」と18日にあるので、B1はCassiope、Poly、 Salixを、B2ではCassiopeを削除。

にせぽり

こいつはにせぽりなのか?、、、かなりこうなると似てくるなぁ。葉っぱの質、もちろん基部の色や根の張り方は違うのだが、、、疲れてくるとまずいぞ。

にせぽりとぽり

奥に咲いている赤い花がPolyで、手前の青いのがにせぽり。にせぽりの花を始めて見た。しかし、かなりいる。さて、この写真の中に何種類の植物がいるのでしょうか。座ったまま数種類の植物をサンプリング出来る幸せ。

これらNO3 or NH4 sampleは20070625とラベルされているが、すべて20070624になる!注意!

21:30頃Camp着。ありがとうHさん!これで80%は終わった!あとはsoil solutionだけだ!

、、で例のFedexはまだとどかない、、、

とにかくサウナだ!といったらすごい人で、SI labにいって、そうそう、labelling忘れてた。GFF用意して、ボトルにラベル張って、plotごとに分けて、、、っと。

サウナに入ってたらGusが!裸でHugしたくないよね!とか言ったりして。Arctic Addictか。それにしても寒い。外に出てシャンプーすると凍えそう。

本当にGusはどんな状態でも笑顔を絶やさないと言うか、なんというか、本当にすごい。LTER Site Reviewというのは一体どんなものなんだろうか。

 

| June. 23, 2007 : middle of nowhere - DAY 10

確かに雨降ってくれ、とは言いましたが、、、寒すぎます。朝食はパンケーキと堅いフルーツ。

8:40にcamp発、10:40にcamp着。採れてないなぁ、、、かなりの数うめ戻す(5ml程度しかとれていないものは基本的に埋め直したかな)。ラベル保護、冷凍、Filter HolderのDIW洗い、終了11:10。

ちりちりと霧。

Edに "Smile !"と言われてしまった。いま、僕にとってなにが問題なんだろうか。寒いことかな、やっぱり。

午後からは The VIVA day ! Anneが立ち寄ってくれて、10月にPlum Islandのsite reviewがあって、そのときは誰もいないけれど、後は大丈夫だから日程を調整しましょう、MIMSは動くわよと教えてくれた。Yeah !

HさんVIVAってる

土壌を混ぜて、40g vs 400mlでshaking、その後写真のように遠心10分。

VIVAにもって行くまでに0.2マイクロで濾過しようというHさん計画だったが、やっぱり無理だと言うことで0.45で。0.45で濾過した後15mlずつVIVAる。

VIVAる直前

3つのやり方でそれぞれDOMのキャラクターが違うだろう、、、ということで。VIVAは1時間Dry LabのMarathonで。

VIVAった?!

まさにVIVAった瞬間のHさん。VIVAおもしろいなぁ。

いろいろあって、食事はlabでたべて、こばは自分の仕事に戻ったところ。 Filter Holderをいつもと違うZiplokに入れてしまい、コンタミネーションを招いてしまってショック。今回なぜかZiplokをケチってしまったのが一つ失敗。寝袋を妹から返して貰わなかったのも大失敗。TFSのwebsiteをこまめに見なかったのも失敗。逆に言えばそれだけか?

あ、あともうひとつだけ例のFedexがまだ来ないけど、、、間に合うのか?今日土曜日だよ。100mlが10、200mlが1、300mlが9ということは、、、なんとなればスーツケースか。捕まるかもしれないが。それしかないな。何かあった時にどうもしようもないので、他人にFedexを頼むのは極めて難しい。

時間がない。いろいろと。そして寒い。そしてまずい。明日はすさまじく大変だ。Hさんは今日が山場だ。ラベルを付けた封筒を見ると怖じ気づく。

ラベルを書き終えるのに1:30もかかるなんて、、、Lab 2にMt. Dewを持っていったら、ちょうどHさんはDry LabにVIVAりにいくところだったので、ものを持って一緒に行くと、みんながお酒飲んでたので、ワインを頂く。むちゃくちゃうまい。Anneとあれこれ。ことしはまるでMomなのよ、とは、なるほど。Jimに2人目あかちゃんか!MIMSだけじゃなくて例の脱窒サンプルのデータもでると良いなぁ! とかとか。俄然行く気になってきた。しかし、ちゃんと説明しろよなぁ、、、おれ、、、

本当は今日おみやげ開けても良いなぁとHさんと。でも、やっぱりHさんの仕事が一段落つかないとね!明日宴会をやっててくれて、僕が夜には終わって参加出来れば最高だが。

明日、朝、ご飯を適当に食べて、NSS、B1まで戻ってきたら、今度はB1の上でいいか?Leaf-rootサンプリングを。DIは一応持って行こう。10時から始めれば、18時には終わるかもしれない。そのあと夕食をかっくらって、NO3とNH4のfoliar samplingができればCH4の時間がとれる。たとえ真夜中になっても。問題は天気か? ま、とにかくrootだけはおわらせよう。まだCH4用のバイアルが着ていないのに考えてもどうしようもない(ことはないのだが)

HさんにVIVAは任せて、僕は明日のために寝よう。あ、明日は日曜だ、、ということは帰ってきてもお昼はないということだな。うーん。どうするか。

 

| June. 22, 2007 : middle of nowhere - DAY 9

朝、キューカンバー入りのスクランブルエッグとトーストとフルーツ。

寒いですわ。昨日それなりに雨が降ったみたいで楽しみ!しかし、では植物サンプリングどうする?雨の硝酸を洗うのが難しいが(DIはもっと汚い可能性があるし)

9:10発。9:30 B1着。土壌溶液採れてないなぁ、、、B1-->B4 (CT)、B4-->B1 (NO3)、で10:45終了。HさんはMATで土壌溶液採取中だが、やっぱり余り採れていないとのこと。シリンジには雨がついているのが確認出来るが、植物自体は乾燥していた。B1のNO3、GFFの端が破れていた。注意。

余り採れてない、、、

これはB1だったかな?lysimeterは60mlのsyringe(やっぱりBD!)で減圧してる。

ちりちりと雨が今日は降るなぁ。植物を取りに行こうと思ったのだが、どうしよう。雨の硝酸のコンタミネーションはいやだなぁ。雨が60、肥料が20、水が-20、硝化由来の硝酸は?とにかく幅広いからなぁ。とにかくさむいぞ!うわ、今度は大粒の雨が!さすがToolik。やるなぁ。ヒーターつけようかしら。

東海岸
The EcosystemsでMEL+NESIS
The Ecosystemsで古いサンプルを探る(resinとか)
The EcosystemsでMIMSを教えて貰う
WHOIでKarenにお会いする(あうだけ?)
Princetonにいって17O
RutgersにいってMIMS

西海岸
USGSでCarolのところにいって17O
あれ、ほかに浮かばない

ヨーロッパ
Scotlandでfood web vs nutrient dynamics
MPI?
あれ、ほかに浮かばない?

お昼はホットサンドイッチ(Sさん好きそう)とポテトとミートボールマカロニ?寒いのでトマトスープを飲むが、やっぱり、、、、

ああ、なんと!"Mosses, Lichens and Ferns"が復刻されている!さっそく購入。

14:00頃出発。B4の上でPolygonumを採取することに。ここはPolyがおおい。しかも例の硝酸を吸わないやつも共存している。

2つのPoly

左下のは硝酸を吸わない。そのちょっと上の葉柄が赤いやつは硝酸を吸う。赤い花を咲かせるやつは硝酸を吸う。その右はまた吸わない。吸わないやつは表面に毛が生えているし、縁が波打たない。しかし小さい葉だとわかりにくいことがある。あとは吸わないやつは葉柄から抜けずに葉っぱの途中で切れる。というか、左下の、とかじゃ明日には分からなくなっているかも??

Polyを4つ、できるだけ地下部を残して、封筒に入れてFrostpakで持ち帰る。15:30頃camp着。SI labでまず葉っぱを巨大Ziplokタッパーで3回DI洗い、そのあと地下部から細根を取り分けFalconへ。Falconは3-5回以前のようにDIで洗い、乾きやすそうな封筒へ。Polyの基部(太かったり瘤だったり)は洗わずに元の封筒にBelowとラベルしてもどし、すべて60度へ。 16:00終了。

横国のKさんのweblogにでてくる、Dennis Parkinsonさんに、M1のころかM2のころか、"Do the right things in the right ways."と言われたのを今日も思い出した。あのころから僕は本質的にどこか成長しているのだろうか。ほんとうにほんとうのところどうなんだろう。

高校の同級生から立て続けにめでたいnewsを知る(メイルだったりblogだったり)。おめでとう!みんないろいろな方向だけれど、一歩一歩進んでいるんだなぁ!。

HさんのVIVA、30分で15mlくらい(DI)。さすがに落ちた水は果てしなくきれいだが、さて、どうなるのでしょうね。いまさらに30分追加で遠心。がんばれVIVA!

ああ、そうか。僕は英語が今年全くしゃべれていないのだ。だからだ。

とりあえずKarenにメイル出してみた。ああ、DannyがProfessorになってる!というかHoultonのPNASまたでるの!!解析変わってるじゃないか!やっぱりD論からの違いはすごいな。というかPNASのe-alertで見逃していたってこと?なんてこった、、、がっくり、、、

Jimが4月30日に採ってくれた雪のサンプル、2つのziplokのやつをゆっくりとかして、今日0.45マイクロで濾過。1つは多いが、1つは少ない。0.2ではだめだった、、

 

| June. 21, 2007 : middle of nowhere - DAY 8

明け方ものすごく寒い。朝はvegなスクランブルエッグとフルーツとオレンジジュース。

9時に出発。LTER MATに到着し、Nに昨日Lab 2で発掘した僕の以前のlysimeterを埋める(昨日Hさんがチェック済み)。そのあと抽出用の土壌をplotの外で採取。

土壌採取中!

lysimeterを引き直しつつ土壌を持ち帰る。10:30より土壌の処理開始。とりあえず巨大な根などを覗き、黒い部分だけにして、さらに細かく潰して行く。終わったら11:30。すばらしい。

お昼は残り物とタコス。EdやBruceが今日来ることを発見!あのM.S.さんもいらっしゃるけど、、わーい!

一応半分過ぎたので、Anne、Gus、Jimにメイルを打ってみる。

さて、土壌抽出であるが、4つのことなる抽出液に土壌を入れて、さあshaking!とおもったらShakerの動きが不穏。またもや、、、とHさんが分解してみると、どうやらbeltがゆるんでいて、そのために動きがおかしくなっているらしい。こばは写真を撮って、とりあえずJimにメイルを打ち、もしもcampに予備があったら換えるよ、と連絡。

Hさん抽出。思ったより時間がかかるとはHさんの談。うへーー。2度も失敗して、結局6繰り返しが5繰り返しになってしまった、、、申し訳ない、、、、

DI抽出だと、GFFが20ml程度でダメになる。覚えておくように。逆にPやNではそれほどひどくはない。Wet Sedge soil solutionも100ml程度GFF1枚で楽に濾過出来る。Lysimeterを通したLowConMATの水など300mlやっても全然平気。

ほんのちょっと、ほんのちょっとだけ雨が降ったけど、やっぱだめだろうな。今日はH抽出で全力を使い果たしたと言うことで、夜のサンプリングは明日の朝に回そう。雨を待とう。

Edがわざわざ来てくれる!うわーーん!久しぶりです!!え!水曜には帰っちゃうの!?!?!?!うえーーん!

あめあめふれふれもっとふれ〜〜〜〜!!!!Hさんはフェチ祭りに出かけました。こばも参加しようと思いましたがシャワーを浴びたのにキャンプファイヤーでいぶされるのはいやだし戻ってきました!後でどんな祭りだったか聞いてみよう。

もっとふれーーーー!

 

| June. 20, 2007 : middle of nowhere - DAY 7

朝ご飯は、チーズ入りスクランブルエッグ(これ好きなんだってば)、ポテト、フルーツ。Box3をSI labに移動して、ラベルを作る。SさんChamber-topだが、ちゃんとテドラーバッグついているし大丈夫そう。9時半に出発。HさんPSSの手伝い。かなり乾いている。

pH測定中

pHを測定中のHさん。

その後Wet Sedge Inletにて120mlを3本ずつ、CT、N、Pにて。

本日のWet Sedge

手前がNとPを施肥しているplotです。あまりこの写真では違いが分かりませんね。。。

今日も天気が良いですね!暑いくらい。

11:40にcamp着。おひるはマックアンドチーズってやつか、これは?うまい。Y研のみんなにメイルを出してみたり、某さんのメタン論文にコメントの続きなどをする、何とも優雅な午後。

夕ご飯はチキンの焼いたのでした。なんだかとってもおいしいのです。それはぼくがもうアメリカ人になっちゃっていると言うことでしょうか?Hさん、カップヌードルがあと1つになっていることに愕然としている。18:20出発、18:40 plot着、CT B4->3->2->1、NO3 B1->2->3->4とコンタミを気にしながら土壌溶液を採取して行く。成績芳しくない。GF/Fとbottleのrinseだけで溶液がどんどん失われてしまうが、、、まぁNO3 plotの溶液は非常に濃いはずだから、、、同位体比測定は大丈夫だろうけれど、、、

20:00に終了。20:10にキャンプ着(素晴らしいなぁ)。ボトルのラベルを保護して冷凍庫へ。Filter HolderをDIWで洗い、ラベルを明日のぶん書いて、20:40終了。よしよし。

Rickがサッカーの用意をしている〜〜〜やりたいけど、、、明日はHさんのBig Dayだから、、、やめておこう、、、大人になったものだ。東工大のFTPサーバーについてTさんとあれこれしてみたりしたりしてみたり(なんじゃこりゃ)。

さあ、コメントをつけきってしまおう!と読んでいたら、府中から比色のきれいな写真が!なんだかアラスカと日本って近いよなぁ。。2000年の頃は考えられなかったことだけど。携帯メイルから直接写真送ってもらって、寝床で読んでるなんて。

Kさんからカワウ研究のさらなる発展についてのメイル。頑張ってるなぁ。というか全くこのごろ貢献出来ていない。。。どうしたものか。

今度はさむいぞ!頑張ってコメント、とにかくつけてみました。しかしなかなか難しいな。もう寝ないと!

 

| June. 19, 2007 : middle of nowhere - DAY 6

寝坊した。Fedexの青箱がついていると聞いて、いえぇい!!とweatherportへ飛んで行く夢を見た。夢か。なんつう夢だ。ああ、はやく農工大と東工大からFedexとどきますように、、、

だいたい4時半頃に一度目覚めてしまう。その後7時頃まで眠るのだが、今日は隣が色々始めて、6時頃に起きて、3度寝に失敗した状況。wwwは死んでいる。

B4のplot上で植物サンプリング(プロット下は昨日施肥の影響があるかもしれない)。Cassiopeの細根、非常に切れやすく、どこまでがCassiopeなのか判別難しい。とにかく根っこはピンセットで取り、Falconのなかで5回DIでリンス、そのあとfrostpakへ。

1個体ずつ採れたか?Eriophorum #1は今回大量にとって、extraction testなどに。peletはまだ残っている。が、僕にはよく見えない、昨日まいていたP2O5は大きかったのだが。ま、とにかくまだ残ってる。

お昼はパンにツナがのって、さらにチーズが載っていた。それとフライドポテトと酸っぱい系のマカロニサラダ。Hさんはタケノコといっていたが、僕はポルチーニ茸だと思うのだが、とにかくそんなようなものが入っていたもの。Johnと挨拶。

13:20から20分休み。去年のキットカットがザックから出てきたので、それを食べたら、やっぱりMt. Dew-chargeしちゃった。さあ行こう! Thomに「TFS T-shirts来てたら、キャンプのこと質問されるぜ」って、それはいやだなぁ。 特にお偉いさんに質問されるのは勘弁、、、

しかし良い天気だ。

13:40に出発。実際の道をご案内しましょう

出発!

キャンプを出るとすぐに(10秒)で道に出ます。

川を渡ります

Salixの道を抜け、Toolik Lakeへ流れ込む川を渡ります。ときどきTrout?が見えます。また、泡が浮いていることがあり、HさんがDOCのなかの界面活性あるやつが〜〜と説明してくれます。

しばし湖沿いを

しばしToolik Lakeを右手に見ながらBoardwalkを進みます。

LTER Wet Sedge Site

すぐ右に、LTER Wet Sedge site (Toolik Inlet)が見えます。SさんがCH4の研究をしているのはここです。Shadeをしているのと、Greenhouseが2つ見えますね。

ここからはちょっと登り

Wet Sedgeを過ぎるとちょっとだけ登りです。登り切ったところにLTER Moist Acidic Tundra (MAT) siteがあり、雨量などの測定もなされています。

low-concentration MAT plots

話しに夢中になっていて写真を撮るのを忘れましたが、MATを左に折れれば、新しく設置されたlow-concentration MAT siteへ続くあたらしいBoardwalkがのびています。白く咲いているのはEriophorumです。

振り返るとMAT

振り返ればMATが見えます。いっぱい処理区がありそうですね。あるんです。

B4に到着!

14:00にB4に到着。

午前中で9個体は終了、あと15個体残っている。とにかく地下部に蓄積されているかどうかであって、活性の話ではないので、ある程度roughに根っこをとる。細根の定義云々は、また別の話で。ほんとうはPluckeryに参加しないといけないのだが、8/1にいることは難しいか、、(来年は?!)

Polygonumの根っこ、Eriophorumと同様に枯死した表皮がまとわりついている中から大量に出ている。特に地上部が小さいと言っても、地下部が小さいわけではない。しかもかなり大量に細根がある。こりゃ強そうだ。あと、あのこぶ、、、なかも赤いし水分たっぷり。あそこに硝酸たまっているのではないかしら。そして、一個体ずつ取り出さないといけない(急ぐと根っこは失われる)ので、大変時間がかかる。

HさんがCassiopeを担当してくれたが、これもかなり深く根が張っているとのこと。細根細かい。Sphagnumの分解しきったもののような細かいふわふわした細根がまとまりついている。ただ、とりやすいのはとりやすい。群れているので、ごそっと採れる(だいたいしたがrockyだったりするし)

Eriophorumはとにかく当年根が真っ白で、気持ち悪いが簡単。

Betulaは想像通り、ものすごい面積。とにかく傷つけないように水平に。ECMが見えないのが不安だ。

SalixもBetulaと同じような感じではある。根っこの色もよく似ている。

16:30に終了。Hさんありがとう!戻ってきて、SI trailerでFalconから封筒へ根っこを移し、Dry Labの60度にいれ、そこから20060616の葉っぱ(20個)だけovenから取り出す。根っこはまだやめよう。

倒れるように寝てしまう。どうせDinnerは死ぬほど混んでるはず。あ、今日はShop Talkの日か!21時頃からFieldに行くのか、、、ま、仕方ない。

wwwが復活した!Fedexはとどいているらしい!よかった!神様!問題はここにいつ来るか、、、だけど、、、そしてSさんFedexはどうなっているのかしら

Shot TalkはArctic Refugeの話し。a place of refraintというのは気に入った。でもおっちゃんしゃべり長すぎるよ。

21時にcamp発、CTから8本ずつsyringeを引いてゆき、B4からはNO3も引いて行く。雨や雷が来そうでどきどきしながらへんな汗をかきながらやったら22時に終了。22:10にcamp着(下りは早いね)。

ちらっと見たDockに青いものがあるなぁ、とおもったら、おお、わがBOX 3が!!!!あいたかったよ!!!Sさんのも遅れます、、、といっていたものの、すでにFairbanksに到着し、IABのwaiting listには載っているので、もしかすると間に合うかしら?! 既にCH4はやらないという前提でぎゅうぎゅうの予定を立ててしまったので、変更しなければ。

Hさんが土壌溶液のデーターを見せてくれた。pHがそういう結果ならば、今までの硝化傾向をもう一度洗い直す必要があるよね。potential nitrificationはどうだったんだっけ?MATは?

中国からメイルが来ていた。ああ、もうちょっと具体的な研究計画を伝えたいところだが、すでに23時。 今日はAlaskan Amber飲んで良い日だろう!

 

| June. 18, 2007 : middle of nowhere - DAY 5

朝一番でAnneと話せたので、Fertilizationについて聞くが、Internetの工事の関係でKristyは午前中は忙しいだろうし、やるとしても午後でしょう、とのこと。

8:40に出て、Hさんにつきあって貰いつつ植物のサンプリング(NO3 plot)。Hさんはその前にMATでpre-PSS。Eriophorum、Betula、Cassiope、Polygonum、Carex、Salixを2繰り返しで4プロット。B1ではSalix、Poly、Cassiopeがなかった。B2ではCassiopeが1つなかった(番号では2だけあるが1はないので注意)合計48-7=41 。すぐさまDry Labの60度に。サンプリングはプロットの上部、ボードウォーク1つ分の横長長方形で行った。おとこ2人で動き回ると攪乱が結構大きい。急いでやると1人で40分。10時過ぎには終わった。

午後、Lab 2からTeam Fertに合流して、low concentration MAT site(new MAT、Marselle's MAT)に施肥。Pは全てのplotにまかれているなんて知らなかったよ。

施肥準備中アンモニウム吸え!!!まきますよ〜〜

でも他の人と作業するのは楽しい、、、「ビールを一杯ください」、「どもありがと」、とかとか。結構早く終わった。KristyはMIT-WHOI Joint Programでmasterをとったそうな。

おつかれ!

KristyをはじめとしてDonnieの学生さんたち、施肥はこれで終了です。お疲れ様でした!。16時過ぎにcampに到着。肥料は手袋で覆って保護中(その後freezerへ)。

Mt. Dewをchargeして、とにかくコンタミした洋服たちを洗って、さて、、、

117人!TFS始まって最大の人口に!Dinnerは大変。Halibutだった(おいしかった)。葉っぱものがあったので幸せ。

さて、居場所もないし、雨が降るまでやることもない。雨が降って肥料が流れ始めないとどうにもこうにも、、、そういえばFedexはFairbanksについている様子。とはいえ、wwwがいま落ちているので最新状況が分からないが。

ByronからLTREBのproposalを送ってもらうが、勉強になるなぁ。。。とはいえ、ByronとDGGEやSIPなどの話をそれなりに出来るところまではきたのかな。

こっちだと、いろいろなことを知っているのが当たり前だものな、、PIは、、、。日本ではそれぞれが扱う範疇が狭すぎるんじゃなかろうか。ま、好みなのだろうけれど。そして僕にはそれしか取り柄はないのだろうけれど。

米国のように立ち話で話が進んだり、研究者同士の交流があればいいのだが、そうでないならば、そして英語の能力が低いのであれば、少なくとも論文くらいは読んでおくべきだろうし、隣の人がどのようなことをやっているのか理解するための努力はかなりしないといけないだろう、と思っているだけだが。聞きかじっているというのは大事だ。そしてさらにそこからもう一歩踏み込めるようになっていることも大事なんじゃなかろうか。自然環境の物質循環はもう1つの武器だけでは戦って行けない相手になっているのではないの?なーーんて。

雨降って!おねがい!

朝、9時から12時まで、温かいご飯を食べて、13時過ぎから18時まで、19時から22時まで、という感じでFieldに出ている。これって素晴らしいじゃないか?

wwwにつながらないと、色々不便だなぁ。Stable Isotope (FREE) Labに行ったが、結局今できることはない。わーい、久しぶりに論文執筆へ向けてデータ整理が出来る、と思ったが、あ!メタン論文へのコメントがまだだ!でも良く書けている論文なので楽しいな、、、って、ああ、すでに22時なのね。まだまだ仕事出来ちゃうな。恐ろしい。。。Pat Metheny Group聞きながらコメントをつけて行く。

こうやって少々余裕の日々があると、あとで大後悔するような気がするけど。

 

| June. 17, 2007 : middle of nowhere - DAY 4

やっぱり僕にはちょっと寒い。8時過ぎにDry labを撤収。

ラベルを書かなきゃ。カッティングシートはまだ海の上なのだが、、、Fairbanksからここまでがこんなに時間ががかってしまうと、もう荷物は受け取ることが出来ないのでは?かなり参った。

  • 3方をつける
  • ボトルには2枚ラベル
  • 水をpoolする?2日間

こんなところか? とにかく行ってみないと分からないか。

10:30頃Hさんサンプリング(PSS)に出発。Toolik Lakeの氷はだいぶ溶けた。Lysimeterの埋め直し+サンプリング。

Hさんと巨大Betula

P添加区で土壌溶液を採取中のHさん。天気が良いけど、蚊に囲まれてだいぶやられた。new MATのlysimeterをみるが、少ないものだと10ml採れているかどうか。うううん、compositeしかないだろう。しかたない。それでも4 replicatesある。

13:40に戻る。良いサンプリングだった。おなか空いた!

残り物をかき込み(Hさんはホットサンドイッチとカップヌードル!ほんまに麺好きだな)、しばし休憩。HさんはLysimeterを洗って夕方のうめ戻しに備える。

久しぶりだ。こんなに今は時間がある(3時間)。こんなのは2000年以来じゃないだろうか。そんなこともないか。嵐で足止め食らっていた時もあったか。

本当に良い天気。CampではみんなHikeに出かけていって、静か。僕らも夕食後にsoil solution samplingがあるだけで、洗濯しようかしまいか考えているゆったり時間。

いいてんき!

Lab 2の階段で、Hさんの準備を待っていた時の写真。前に見えるのはWet Lab。本当に良い天気。

Hさんが今まとめて洗濯をしてくれている。助かります。

CampでByronが共有してくれているi tunes libraryからBeatlesを聞きながらweatherportで寝ころんで小林秀雄を読んでます。良い時代になったもんだ。2000年の時は電話することすらままならなかったのに。

夕食はチキンの焼いたやつ。Georgeにおみやげみつかった!みんなDry Labに何年もおいてあるものだと思ったらしい!しまった!

18:30に出発。Hさんはrinseしたlysimeterの埋め直し。こばはnew MATの左端(B4)から土壌溶液をとりつつ、明日のfertilizationに向けて準備。とにかく時間がかかるが、思ったより土壌溶液量が採れている!1プロット終わったら、20時をまわっていた、まずい!と思ったらHさん参上。そこから3つのプロット、終わったのは21時過ぎだった。

New MAT soil solution sampling
GF/Fで濾過、rinse二回、濾過後すぐにFrostpakへ
全てはcompositeすべし。
CT、1サンプル多く採れて175ml x 2 + 60ml x 1、基本的には175mlが1本
NO3、1サンプル多く採れて、60ml x 3、基本的には60mlが2本
ラベルをカバーしてFreezerへ

ああ!pre-Fertの植物採った方が良いのでは?あああ!去年も採ってる!!!!まずい!

サウナに行って、Byronとtenure-trackの話し。Byronもあと2年か!Byronでか!!Yaleは10ねんだって?!イズラエルでのjob状況など。

 

| June. 16, 2007 : middle of nowhere - DAY 3

やっぱり僕には寒いよ。7:15に目を覚まし、8時過ぎに朝食。スクランブルエッグおいしい。ソーセージ辛そう。

Fedexからの連絡はない。無理矢理にひげを剃って、冬を越したMBL mugでコーヒーを持ってDry Labに来たところ。Mugは凍結破損している様子。

Poly、Eriophorum、Carex、Salix、Cassiope、Betulaの6つか。

午前中はHさんlysimeterのrinse。余り採れていないが、そんなもんか。そのあと木庭lysimeterのrinseとBD syringeへの交換。やっぱり余り採れてない。だけれどNO3 plotの溶液、色が違う気がする。それで二人で大盛り上がり。

土壌溶液採れないかなぁ、、

Hさん、土壌溶液の採れ具合を確認中の図。朝、KristyがあのfoilはKeiたちの?といっていた。素早い反応だな。

お昼は、鶏肉のなにか(としか表現出来ない)。葉っぱものは少しあった。Hさんはサッポロ一番まで食べたそうな。

午後はこばの植物サンプリング。Cassipeはない。一番手前のプロット(これを仮にplot 1と書いているが)、そこでそれぞれ4繰り返し、葉っぱと根っこ。B1 CTの下で行った。DIは3L squareで蛇口をつけて持って行き、根はピンセットで直接Falconにいれ、DIで何度もあらってfrostpakへ。葉っぱは封筒に入れてfrostpakへ。

HさんEriophorumの根っこと格闘中

H先生、Eriophorumの根っこ(当年性は真っ白でよく分かる)をピンセットでつまんで遠心管に入れるの図。

Bug-shirtsの中に蚊が入ってきてHさん地獄を味わう。右手だけで7箇所も食われてるそうな。18時にキャンプに戻ってきたところ。 僕もこめかみとか数カ所やられてた。

ご飯はミートボールパスタ。既に満員。さて、来週この倍に人数がなるのだけれど?食べてすぐ、遠心管の根っこを封筒に移しなおして、葉っぱ、根っこともに60度へ。

大きな目的の一つ目の最初が終わった。よかった。あと2回。

Anne、George、Byron、Kevinが到着!Anneとhugするも正直言葉が出ない。ああ、お会いしたかったです。はい、今年はGCなんてもうやりません!

17日:old MAT soil solution sampling (PSS)、new MAT soil sampling (NSS)
18日:new MAT fertilization、
19日:plant sampling #2、NSS
20日:
21日:
22日:
23日:
24日:plant sampling #3、NSS
25日:Sさんサンプリング、pre-PSS、pre-NSS
26日:Fedex invoices 、PSS、NSS
27日:午前Fedex完了
28日:出発。freezerからfrozen sampleを

時間がちょっと出来たので、Tさんの原稿に目を通す。夜中までこれをやって今日は終わりにしよう。そしてY先生にとある論文へのコメントを書いたら、ああ、もう真夜中ですか。

Dry LabはLTREBで埋まるので、そうね、明日から放浪の旅に出ましょうか。HさんはなんとかLab 2で仕事出来るようにしたい。

 

| June. 15, 2007 : middle of nowhere - DAY 2

朝4:30頃に目が覚めてしまう。寒い。Weatherportの窓が閉まらないので、さんさんと日光が指してくる(それでも寒い)。webでみると6度くらいらしい。mailを読むが、Fedexからは来ていない、Alaskan Airlineからも来ていない。色々八方ふさがりで大いにへこむ。ああ、なんだか海外での研究って面倒だな、、帰りたいなぁ、などなど。

朝一番でバナナを食べまくる。そういえば久しぶりの食事。フルーツとスクランブルエッグ+チーズ(これ好き)とソーセージ。コーヒーをごくごく飲んで、「昨日は死ぬかと思ったよ」などと話をちょっとして。AmandaにDry labの状況を聞く。土曜日にはGeorgeとByronが来るそうだ。

こばはFedexにfaxを、HさんはAlaskan Airlineに電話して予約の変更を、ということで分かれる。faxにはcalling cardが必要だった。faxを打つ前にUAFのofficeにIDのことを聞いたが、分からず、結局Mikeに直接メイルを打つしかないと。ここで半ばあきらめた。メイルを打っても非常に偉い人がすぐに返してくれるとは思えない、しかも大事なtripの直前だ。

一応faxを送ったが、fedexからご陽気な感じで「君の荷物は日本に戻ろうとしてるよ!何か出来ることがあったら連絡頂戴!」みたいなメイルが来て、がっくし来る。Hさんからは、AlaskanではだめでNWAでやっておくれとのことで、2時間以内にメイルは来るだろう、とのこと。待っている間に席が埋まっちゃったらたまったものではないので、H.I.S.に頼んでみて、とお願いする。

Donnyに挨拶して、fertilizationについて聞く。ちゃんと僕らの到着を待っていてくれたそうで、New MAT(つまり昨年のMarselle's MAT)だけ残して後は全て終わっていると(実際は、今日MATは今日朝fertilizationを行った)。土曜日か月曜日にやりましょう、ということで。

さらに、Dalton Highwayなどを調べてみるも、通常の運行では全く歯が立たない。つまりPrudhoeからでることは無理だ。色々調べれば調べるほど、選択肢はチケットを変更出来るかどうかだけにかかってくる。

Mikeに「ごめんなさい、もう荷物は日本に帰っているようです。ご協力ありがとう」というメイルを打ったら、彼からIDを記したメイルが来ていたので、Fedexにダメ元で「もしもまだ何とかなるようだったら、頼む、おいらの荷物を引き戻して!」と泣きつきメイル。

Hさんのところに行くと、H.I.S.の米国支店に電話して、どうやら$50ずつで、28日のPrudhoe Bay --> Anchorageを変更出来そうだと!あっちの気が変わらないうちに早く!と二人で急いでクレジットカードを取りに行く。 とにかくweb上で見たら、ああ、本当に変更されている!ああ、神様!これで帰ることが出来ます!Hさんすばらしい!

その20分後、発送自動返答メイルが来て、通関したと。つうかん???リリースってどういうこと?どっちのこと??こっちにくるの?あっちにもどるの?どっちなの???こっちにきてくれ〜〜〜〜!

Kristyに挨拶。Keiの話は色々聞いてるわ、ってどういう噂なの?と、どきどき(良い噂よとは言っていたけど)。さっきMATはfertilizationをして、Sをこれから、とのこと。それを聞いたHさん、いきなりギアが入って、土壌溶液を採取することに。

まずはSさんのchamber埋め直し。2004年にCH4を計測したところに再度3つのchamber-baseを埋め直して、この2週間の間になんとか1回、6つのchamberについて放出されるCH4の同位体比を測定する--ためのサンプリングを行う。

Hさん雨の中ありがとう!

右が2004の場所、左が2006の場所。Sさん、これでOK?大丈夫だよね?!

さすがToolik、すぐさまその後大雨。

そのあと、new MATに行くが、boardwalkが素晴らしくきれいに整備されていて、おののく。去年ちょっとやっただけなのかしらと思っていたが、やっぱり大間違い。すごいな、main streamの研究は、、、ボードウォークがあるとなしでは天と地の差だ。 しかもなんだか形がpipelineと同じように出来ていて、ちゃんと永久凍土の解けに対応している!

すばらしいboardwalk

果てしなくつながっていそうでしょ?誰が作ってくれたんでしょう?Jimだろうな。

CTとNO3 onlyだけに着目して、 CTではlysimeterを8本、それぞれ右サイド左サイドに4本ずつ(BD)、NO3はそれぞれ2本ずつ(Terumo)。やっぱり、やっぱりBDですよ。へんな半円形の出っ張りがないので突っ張り棒を入れやすいし、なにしろ、50mlを超えてからの安定感が違う!(多くの方は是非、今後展開されるであろう、この辺のシリンジにまつわる熱い語りを全て無視してください)。明日rinseしたらBDにsyringeは全部変更だ!

やっぱりちょっとPeltigera多い気がする。Imnavaitと比較して。なぜだろう。Empetrumも道沿いには多いし。30万年と6万年の違いなの?

そのあとold MATにゆき、Hさんサンプリング。PとCTにいって、tundra suckerで挑戦するもなかなか水は採れず、Hさんもlysimeterを使うことに。そのあとwet sedgeへ戻って、P plotで土壌溶液のサンプリング。さて、HさんDONはどうでるのか。Wet Sedgeはまだ植物茶色い。

土壌溶液採取中

Hさんがtundra suckerで土壌溶液をとっているところです。 Hさんサンプリングの間、植物を掘ってみる。これは、、、難関だぞ、、、、。

そうそう、まだ一部凍ってます

こんな風景(これはOld MATからToolik Lakeを見下ろすの図)。まだ一部凍結しています。

ご飯はステーキでした。油で気持ち悪くなっちゃったり、、、 あ、お昼はよく分からないバーガーね。おいしかったけど。

航空券本当に大丈夫?などをチェックした後、MATへHさんlysimeter設置へ。突然大雨。すぐやむだろうと思っていたら雹まで降ってきて全身びしょぬれ。本当に久しぶりにずぶぬれ。MATでlysimeterをCTとPにそれぞれ3つずつ設置し終えたとたんに雨がやみ、蚊がわっと出てきたり。さすがToolik。というかそんな出来すぎた話、、、

サウナは22時からですか、、あと15分、寒くて待っていられないよ!と部屋に戻ったらうたた寝、、、22時半にサウナに行こうとしたらHさんはサッカーで汗まみれになっているので、放っておいて(本当は死ぬほどやりたいが以前の6時間耐久サッカーの後の体のことを考えて、最終日までガマンガマン)、サウナに入り、戻ってきたところ。今日はとにかくAmberを開けよう!チケット万歳!Fedexはどうなのかしら?そしてlysimeter上手く行きますように!

そして、webserverへの接続が復活しますように、、、put出来ないじゃないか、、、

本当に地獄と天国を両方見ているこの数日。色々考えさせられる。とはいえ、それよりもなによりも、実際のサンプリング計画をもっと煮詰めないと。

 

| June. 14, 2007 : middle of nowhere - DAY 1

13日:Fedexは音沙汰がない。13時に成田に着き、同行するHさんと落ち合い荷物を減らす努力をする。Frostpak分は僕のスーツケースに入りそうで、少なくとも見かけはだいぶ荷物が減った。そのあと、以前Sさん・Mくん・Hさん・こばでいった店に入り、回鍋肉セットという、当分お目にかかれそうにない食材を食し、早めに出国手続き。梅酒を買っていこうと思ったのだが、乗り換えで没収されると言われ、ああ、そりゃそうですね、と断念。仕方なく、乾きものを買うことに。Woods HoleといえばEel pondで、Eelといえば蒲焼きでしょう!などとわけの分からないものを買っていたら、搭乗時間だがまだまだの様子。若手支援室に電話を入れ、室長としばしお話し(なぜだ)。

シアトルでは、入国にびっくりすぐくらいの時間がかかってしまった。運の悪い列に並んでしまって、審査官と苦笑い。税関を通り、2回shuttleにのり、S gateからD gateへ。いつものgate。Anchorage行きはいつも混んでいる。とにかく頑張って爆睡して(だいたいここで気持ち悪くなったりすることが多い)、Anchorageにつき、荷物を拾い(今回は$3のカートを使った!)、ホテルに電話、いつものホテルへ。

前回同様バスに乗ってみる(route 7)。15分遅れてで来た。ベルを鳴らしても通り過ぎたり、おつりは普通にでなかったり、色々考えさせられる。Downtownへは$2。30分足らずで到着。いつものレストランで、ハリブートの前菜がおいしかった。もちろんチャウダーと、サーモンと、そしてAlaskan Amberと。Hさんのレモン味のお肉を帰りは食べよう。とにかく去年もそうだったようだけれど、Alaskan Amberを飲んでしまったら、もう、後には引けない。何があってもToolikに持っていかなければ!

JC Pennyでトイレを探したり(あれは分からないわ)、本屋でコケの本を探したり、いつもの服屋で手袋を買ったりして、バスにのってホテルへ。1つて前でおりて(これは心眼で見切るしかない)、1ダースAmberをかって、2人で箱を担いでホテルまで。重いが「命の水」だから仕方ない。ビールのパッキングをすること適わず、倒れて眠る。22:30。

14日:2:30に起床。 wireless LANがつながったので、いくつかメイルを打つ。FedexからCustom Formについての情報があったのだが、gifファイルで記入例だけがあったので、しばし困惑するも、Custom Form 5106というので検索したらちゃんとPDFを作ることの出来るサイトを発見したので、とにかくPDFまで作る。サインが必要なので、Toolikについたら、すぐさま印刷してfaxさせて貰わなければ。シャワーを浴び(ああ、当分おさらばね)、12本のビールを一つ一つ靴下で包んで、スーツケースへ。4:00にチェックアウト、4:20に空港、チェックインはスムーズ、2人ともスーツケースは超過料金を$25とられるが、命の水には換えられない。スターバックスで甘い朝食をとって、AS143に。

なんだかどたばたどたばたしていたようだが、5:30 boarding、6:00にとにかく出発。Fairbanksで1/3ほど入れ替え、7:30にFaibanksを出発。Prudhoe Bayには現地時間で8:45に到着。しかし、科学者っぽい人はいたが、VECOだったので、多分違うグループなのだろう、誰に聞いてもToolik?へ??という反応、、、、ということは、、、the worst case senarioか、、、、?!?!空港内の電話を使ってみるがつながらない。Localではないということか。

コンビニを探す。もちろんコンビニなんてない。近くにショップがあったはずだが、、、、。キャリブーインでお姉さんに電話したいのだがと聞くが、 なんだか上手く英語が通じなくてがっかり。とにかくGeneral Storeへの行き方を教えて貰うが、なんだか遠そうだぞ。とぼとぼ凍った北極海のほとりを歩いていると、やっぱりダメそうな気がしてきて、おっちゃんにきいてみたら、空港近くのホテルで買えるだろう、ということで戻る(さっきもそこに入ったのだが、北極海ツアーの人でいっぱいであきらめたのだった)。お姉さんに聞いてみると$18のコーリングカードを売ってくれた。早速ホテルの電話でToolikへ。

ああ、でた!しどろもどろの英語で、誰もむかえに来てないんだけど!といったら、ちゃんとリストに載ってるよ!だけどフライトの変更の関係で、14時に迎えに行くことになっているからよろしく!みたいな感じだった。IP電話だからか、それとも本質的な僕のhearingの問題か、とにかく上手く聞き取れなかったのだが、とにかく14時には来るのだと聞いたらほっとした。

ってことは、4時間待ちかい!このPrudhoe Bayで!!!

ということで、いま、誰もいない空港で打ってます。異国の地、しかも本当に地の果てのようなところで、誰も知り合いがいない状況、連絡が取れない状況というのは本当に不安だということを再認識。

さてはて、これからどうなることやら。教訓は

  • ちゃんと3日前に「いくよ!何か変更があったら教えてくれ!」というメイルをだして返事を貰おう。
  • Calling CardはAnchorageですぐさま手に入れよう。電話出来なきゃ何も出来ない
  • ホテルからの国際電話は高いので、Calling cardでかけようじゃないか
  • コンビニ(general store)は果てしなく遠くなっている。Dalton Highwayから外れてしまっているし、歩いていける距離ではない。

ってことでしょうか。帰りは大丈夫なのかしら。。。不安。

今年で7回目になるわけか

  • 2000年 2ヶ月半滞在、15N background survey (MBL)
  • 2001年 KさんとNRA (MBL)
  • 2002年 HさんとDON (MBL)
  • 2003年 HさんとN-fixation (JST+MBL)
  • 2004年 Sさん、Hさん、MさんとCH4 (JST+MBL)
  • 2006年 SさんとCH4 (JST+MBL)
  • 2007年 Hさんと今回 (校費+MBL)

ふむ、、、自分の仕事全開で来るのは、久しぶりなのだな。とはいえ、やっぱり来年は誰か学生さんを連れてきたいものだが、、、

学生さん、というかPDだったHさんが、自分の科研費で自立してToolikに戻ってきたという事実は非常にうれしい。学生さんを連れてくるという目標からつぎのステージに移ったことが実感出来て、感慨深いものがある。とはいえ、宿泊費はMBLのサポートがなければとても不可能だが。

とにかく8時間待ちでした、、よく見たら6/3からスケジュールが変わってる、、、連絡してくれよ、、、、帰りの便も変更したらいいか?と聞いたがRickは分からないので、ええい、とりあえずこのまま行こう、ということになったが、後から大反省。

TFS !

普通に飛んでます

Haul Roadの道のりはくたびれ果てて、Karibooを少し見て、まぁそんなモンだろう。20時過ぎにキャンプに到着。Mugを貰ったのはうれしいが、やっぱりフライト変更しないと大変なことになってしまう。A few seatsがavailableとは言っていたが、、、変更料とかも考えないといけないし、、もしも変更出来ないと本当に大変なことになってしまう。

さらにFedexから追い打ちをかけるようなメイル。もういい加減にしてくださいな。なぜ、いくつ情報が欲しいかを最初からなぜ言えないのだ。

とりあえずTomにU of AlaskaのTax IDを明日電話で聞いて貰うことに。そのときにFaxも一緒に送ろう。もうだめ。とにかく眠ろう。 といいながら、荷物をSI labに入れたり、青箱を確認したり(よりによって15Nの保管部屋に、、)、ええいままよと1本Alaskan Amberを開けて、今日は本当にもうおしまい!

 

| June. 12, 2007 : アラスカ遠征準備進捗状況 #6

朝から伝票を処理しました。ああ、Fedexからはご連絡がありません。だめだったでしょうか。。。10時からchamberの見積もりのお願い、そのあとゼミに参加、みんなで生協にご飯を食べに行って、午後からゼミ、の途中でJSTの監査、などなどなど。Sさんが紹介すべき論文を一緒に探してみたのが、唯一今日生産的な作業だったような気がします。しかも、伝票の書き換えを命じられましたし。まぁ、悪い気はしませんが。

Tさんからは、ばったり! と言うメイルが来ましたが、おそらくこれは測定が「ばっちり」ということなのでしょう(倒れたかと思いましたが)。いろいろと仕事している間に3人は帰途についてしまいました。ああ、もう一度お姿を拝見したかったです、、、(うそですが)

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ようやくメイルを開くことが出来ました。ああ、何という数でしょう。とにかくデンマークに早く早く。

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11日は、朝から京大Tさん、Uさん、岡山大Hさんをお待ちして、I研へお連れして、コーヒーを頂き、3人が実験を教えてもらうのを見届けて横浜国立大学へ。汗だくになりながら会場入りしたら、あれ、アドバイザリーボードの先生方もいるのですね、、、北大のMさんにとにかく(なぜか)お会いしたかったので、隣に座り、色々と?お話を聞きました。

発表は午後一番の北大の話を聞くことが出来て満足でした。Hさんの話はいつもわくわくして聞いております。ああいうセンスは、どうやったら身に付くのでしょう。終わった後も変に感動してHさんにfunctional groupというのは(僕らは)どこまでおとしこめるのか、そして、そのgroupingのレベルは、異なるレベル、たとえば植物、土壌動物、微生物というところで、一致することが出来るのでしょうか、とか。これは直前にもとなりのMさんにも聞いて、functional trait niche とenvironment filter? と言うような新しい言葉を習いました。

その次は茨城大のKさんとNさんの発表。圃場での結果が大変美しくうっとりします。CO2の収支を考えると色々と考えるべきことがたくさんあることが分かります。そのあとのNさんのT-RFLPとqPCRの話はどきどきでした。そのあと無理矢理ご挨拶させて頂きましたが、メイルを打つ時間が、、、

その後は京大のTさんのお話し。そういえば、Tさんの土壌動物の話をお聞きするのはすごく久しぶりなのではないかしら。Δ14Cの話はクリヤーですね。AMSがもっと身近になるのはいつの比なのでしょうか。WHOIなら20マイクログラムで測定できるのですよね、、、ううう、、、、

と、Tさんの発表を聞いて、外にダッシュ!バスに飛び乗って、農工大へ。17時から、Tさん、Hさん、Uちゃんのセミナーがあるのです。その裏番組で、東邦大学に移動なさったTさんがEA-IRMSの測定相談にわざわざお越しになるので、どうしても17時に帰らないと。

結局Tさんは電車の遅延で18時過ぎにお越しになったので、TさんとHさんのセミナーを聞くことが出来ました。久しぶりに土壌窒素の話を聞くと何かがうずうずします。Uちゃんの話を聞くことが出来なかったのが何とも残念ですが、近いうちにdraftを読ませてくれるでしょう!

Tさんとバハマの海藻の話などを伺い、やっぱり来年はアミノ酸を立ち上げないと!などと勝手に盛り上がり(いつものことですが)、19時過ぎにセミナーが終わったのでTさんを無理矢理連れて行って、飲み会に合流。もちろんYさんも無理矢理(この頃中国帰りでお疲れのところ立て続けに飲みに連れ出しているのは気のせいではありません)参加してもらいました。

それにしてもI研のみなさま、本当に有り難う御座います。木庭は直接Uさんの研究とは関係がありませんが、何かをやりたいという人にたいして、120%のサポートを快くして頂けるのは大変貴重なことです。Uちゃんが飲み会の間中、何か自分も恩返しできるようになりたいとしきりに行っていたのが印象的でした。良い環境を知ってしまうと、自分も良い環境を作りたくなりますし、作らなければいけないと言う気になりますよね。

UちゃんとTさんを府中駅まで送り、家に着いたら午前様でした。

 

| June. 10, 2007 : アラスカ遠征準備進捗状況 #5 

例の荷物はまだAnchorageで足止めです。他には

Frostpak x 3
Weighing boat x 50
Eppendolf 500-2500microL
延長コード
ラベル用カッティングシート
ペリスタポンプ用チューブ

かなり重要な物品がとらわれの身に、、、、とりあえず、予定表に最初の方はsoil solution sampling + plant samplingに集中するように変更しましょう。

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この頃、土壌によるN2O吸収が着目されていて、ふむ、、、と言う感じです。

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日本の研究者育成、というか、大学院での学生の育ち方ですが、色々な問題はあるとは思いますが、良い点もいくつかあるのではないかと思っています。

 

| June. 9, 2007 : アラスカ遠征準備進捗状況 #4 

衣類を今年は少なめにしてみることに挑戦してみましょう。ということで、ダウンジャケットを持ち込まないことにしました。今年は、寒い6月だけですが、とはいえ、すでにかなり暖かく、webcameraによれば雪も解けてしまっているようです。

X40のバックアップを忘れずに、、、

TFSのlogisticsによれば、6/5に荷物をうけとって、6/6にLyndenに乗せているようです!やっぱりあと1つなのです。荷物が僕より早くCampにつきますように、、、

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とにかく今日で査読を2本けりをつけます!もう充分頑張りました!ばいばーい!と、PCに向かって思わず手を振ってしまいました。

 

| June. 8, 2007 : アラスカ遠征準備進捗状況 #3 

進んでいるのかわからない進捗状況を書いていても、読む人はいないでしょうが、、、こばにとっては、来年のための記録です。来年は来週いらっしゃるTさんやHさんや、Yさんや今3年生や4年生も行くかもしれませんしね!!

7日にFedexからお電話あり、粉末のものを送るための書類をfaxするとのことでした-->結局受け取れず、本日朝一番で記入して返送。すでに現地担当者に送って頂いているとのこと(夜現在)。

GF/F、結局焼くことをやめ、stockとHさんに任せることにしましょう。とはいえ、Terumoの50ml syringe (luer-lock)を60本、ダッフルバッグに入れることに。

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問題は、アラスカの土壌は硝酸を生成しないことなのです。存在したとしても数十nM程度。さて、どのような戦いを挑むべきでしょうか。DIWのブランクを考えると、とにかく現場の水を丁寧に、大量に取るしか道はなさそうですが。

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昨日はSさん科研の打ち合わせでした。こばとしては、頭が全く働かず、歯がゆい思いばかりでした。しかし、よくよく思い出せば、NさんCRESTにしても、地球研のプロジェクトにしても、本気で考えなければならないときに、自分で期待しているレベルの10%程度しか頭は働きません。やはり自分は頭の回転が良くないのだ、と痛感します。非常にがっくり来ます。

自分が認識することが出来るのかすら分からない、輪郭すらぼやけて見えるような対象をどのように手応えを持って扱えるようにするか、分かるはずなのだと自分でleapするか、ということを真剣に考えるチャンスなのですが。

そんな怪しげなことはともかく、土壌の無機化・硝化にまつわる疑問が、今回の科研でいくつか払拭できると良いのですが。そのために僕が出来ることは、、、と考えてもあまりない(同位体は、、、ちょっと、、、)ので、やはり、もう、ここは微生物群集に思い切り取り組むしかないでしょう。

ということで、朝一番で、まずはKさん環境省プロジェクトの微生物のみなさまに、DGGE、TGGE、PLFEをどなたか教えてくださいと、そして、今日の縦コンで、同じ立場のYさんに、qPCRとかDGGEとかPLFEとかどうなのですか?とお聞きしていたら、なにかしら(なにかしら、というのは、多分僕が勘違いしていることが多いので、たぶんT-RFLPではないとおもいますが、そんなようなものを)教えてあげますよと!!!やった!!!

 

| June. 6, 2007 : アラスカ遠征準備進捗状況 #2

Fedexから、5つは発送されたとのメイルを受け取りました。Yeah ! あと一つ!

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ようやく居室から段ボールがなくなりつつあります。

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Ecological Society of Americaのサーバー移転に伴い(?)、情報が失われたらしく、ESAのjournalにアクセスできなかったのですが(個人としても、農工大としても)、復活してもらいました。ようやく読めたEcologyの微生物特集ががすばらしいです。本当に素晴らしい。でも、例えばByronの論文にしても、この論文のデーターは2002年で、去年聞いた話はもっともっと面白い展開になっているのですから、論文として読んで感心している間に、彼らは遥か遥か前方を走っていることを痛感させられます。

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明日は北海道からSさんが、鹿児島からTさんが、四国からIさんが、いらっしゃいます。そしておとなり(?)のTさんと迎え撃って、さて、これからどうしましょう、という会議です。どんなことが出来るかとても楽しみです。あれやこれや、色々と妄想は膨らみますが、一方で出来ることをきっちりとやること、そして自分しかできないことは何か、と言うのを頑張って真剣に考え抜かなければなりません。

まだ全く手がつけられていませんが、科研でやりたいこと、そして今後数年間のうちにとても重要になるであろう、という要素を1つ、ふと思いついて、とあるところに相談メイルを打っています。相手はその筋の専門(というか、その筋は、彼しかいない)なので、全くの素人が相談するのもおこがましいですが、、、そんなことをいってはいられません。お返事来るかしら、、と思っていたら、すぐさまお返事が!ドイツは14時ですか。すぐさまお返事を返しましたが、さて、、

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さて、、、ぼくは べいじあん になれるでしょうか、、、え??

 

| June. 5, 2007 : アラスカ遠征準備進捗状況 #1

Jimからメイルがあり、GF/DやGF/Fは400枚はありそう、BDの50ml syringeも2005年の段階では100本はあったはずとのこと。Hさんも数百枚はGF/Fを持って行くとのこと。これで大丈夫かな。助かります。

Fedexから朝にメイル。寝ぼけて読んでいなかったら、どうやら住所情報が足りずにAnchorageで足踏みしているらしいことが分かりました(5個中4つ)。どうしたものか、と思ったものの、とにかくメイルにあるURLからアメリカの窓口らしきところに追加情報をお送りしてみました("IAB Toolik Trailer"を加えるのを忘れていたようです。なんと)。お昼休みに日本の窓口にも、同様の情報をお送りしました。15時頃でしょうか、アメリカと日本からほぼ同時にメイル連絡があり、とにかくそれで行ってみる、と言う感じの様子でした。また、日本のメイルでは、K2SO4の入った通関中のBox #3は現在深刻中でMSDS以外の情報が必要であれば連絡をくれるとのこと。とにかくお塩があちらに届かないと仕事にならないので、何かできることがあれば是非お聞かせ下さいとお願いして、とりあえずしばし待機しましょう。

一応K2SO4はTFSに3kg程度あるそうですが、マッフル炉が利用できる環境かどうか(結局はpower supplyの問題)分からないという要素もあるので、何とか死守しようとしています。さらに1kg焼いたので、あれは、、、、

13日の出発なので、11日の荷物集荷をお願いしました。 ダッフルバッグは持ち運びが難しいので、前もって(といってもすでに2日前ですが)荷造りしてしまい、送りましょう。スーツケースはぎりぎりまで保持します。

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必要なもの:封筒+ホッチキスセット、アルミホイル、サランラップ、ラベル用テープ(保護用も)、ワイン(おみやげ?)、 GPS(持って行く?)、tundra sucker(Hさんにお任せ)、室内履き、薬さじ、薬包紙、IER(もう一度確認)、デジカメ、portable HD(必要か?)、LAN Cable、X40、電源ケーブル、 充電池(充電器)、野帳、鉛筆、ペン、

最後の文明(飛行場にある小さなお店)で買うべきもの:soil panの代わりになりそうな容器、シャンプー、アルミホイル、サランラップ、水道管テープ

 

| June. 4, 2007 : すかさず忘れ物

今日は本当に何をやっても上手く行かなかった一日でした。仕方ないので早めに撤収して鈍行電車の中で査読論文を読み続けました。うーん、なんだか落ち込みますねぇ、、、ただ一つのお知らせをのぞいては----

"Sさん"ご結婚おめでとうございます!!!これを読んでいるとは思えませんが、元気かなぁと思っていたところなのです!いやぁ、めでたい!!!おめでとう!!!

と、"Sさん”に今日はいやがられるくらい携帯メイルを打ちまくりました。おめでとうございます!

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何も出来なかった一日ですが、、、段ボールを必死で片づけ(2/3はなくなりました)、server用のHDを遠くまで買いにゆき(さすがに生協よりは選択肢が多くあって助かりますね)、システムバックアップをとり、、、そして、GF/Fがやっぱり必要だ!ということで、発注したり。ぎりぎり間に合うかどうかですね。GF/Fと普通のsyringe filterと、やっぱりsyringeを発注しました。つっかえ棒を作ろうと、DIYショップを回ったのですが、いい塩ビパイプがありません。どうしましょうか。。。

段ボールを廃棄場まで持っていったら(2往復)汗だくになっていました。ああ、はやくAlaskan Amberが飲みたいです。。Anchorageに着いてしまったら、もうどうもしようもないのです。ひたすら前に進むしかないのです。薄く青く広がる広い空の下で、あきらめにも似た充実感とともに飲むあの一杯!今年もまた、あのレストランでぐびぐびと、、、、

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愛想の良いお店は、何とか頑張って欲しいなぁ、と思います。何はなくとも人を不快にさせない接客が出来るというのは大変なことです。と、とある遠くのお店にDIY巡りの途中立ち寄り、そんなことを思っていました。

 

| June. 2, 2007 : 査読中

手持ちの原稿はだいぶ減り(減ったはずです、多分・・・)、今は来週末締め切りの投稿論文の査読(2本)をしています。しています。。。しています。。。。早く、Iさんから預かっている原稿を読みたいです。つまり、まぁ、そういうことです。

自分だけが分かっていることというものは、大変多くあるものです。文章に書いて他人に見てもらうと良く分かります。他人に分かってもらおうという努力は、まずは丁寧に、一歩一歩、いや、半歩ずつくらいの気持ちで、議論をつなげて行くことだと思います。まどろっこしいくらいでちょうど良いのかもしれません。論文書いているTさん、頑張って!

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昨日は都内某所で、高校の同級生と飲み会でした。色々楽しかったです。次は野球場でお会いいたしましょう。もう、高校を卒業して倍の年月が経ちました。

ああ、楽しかった昨日はすでに過去のものに・・・・今日の都内某所での集まりにもこれじゃあいけませんなぁ、、、楽しそうだなぁ、、、

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早速Fedexからお知らせが、、、覚悟はしてます。がっくし。ま、何事も経験です。やってみないと分からないことはたくさんあります。

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あれ?なぜかEcological Society of Americaのarchiveにアクセスできない??あれ?農工大、購読やめた????勘弁して下さい!!!というか、会報にもアクセスできなくなっています。この頃こんなのばかりです。月曜日でもだめならメイルを出さないといけませんか。

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昨日、ふと見つけた面白そうな論文が、実は2000年以来ずっと会っていない、ある人の書いたものらしいことが分かりました。あのころ、Wood Holeでひたすらdiffusionを一緒にやっていた彼は、2001年にResearch Assistantをやめて、Ph.Dコースに入ったのでした。そういえばそろそろPh.D取る頃じゃないかしら、と先日思っていたところだったのでびっくり。

面白くはなかったけれど(というと語弊があるけれど、ある仮説がうそだとはっきりさせたのだけれど、そのうそだと分かってしまった仮説は結構面白かったので)、きっちりとした、重要な論文でした。一晩考えて、ちょっと恥ずかしいけどメイルを打ってみた。覚えてくれてるかしら。