Kei Koba's weblog in CER, Kyoto University ~ Are we on the right track ? ~

このweblogについて

もう,だいぶ昔になってしまいますが,,,東工大のころ、いろいろなことを考えて、weblogをつけていました。理由を今一度取り上げると、

  • 備忘録として
  • 一緒に研究を進めている学生さんとの情報交換不足を補うため
  • 共同研究者との情報交換のため(一方通行ですが)
  • 将来吉田・木庭研で勉強したいと思っている皆さん、共同研究したいなと思っている皆さんへのメッセージを含められないか?
  • 研究者として、もう少しアクセスしやすい媒体での情報提供が出来ないだろうか?
  • 任期付き教員という、なかなかな立場に飛び込んでみて、生き残れたら
    後から何を考えていたか読み返そう
  • 子供向け(高校生まで)の科学書を作るのが夢なので、それに向けて文章は下手だろうが、何だろうが書き続けないといけない、いかんやろ、というか、そうせんと考えへん

しかし、とくに2006年になってから、なかなか書けなくなってしまいました。

研究者として、そしてそれ以上に教育者として、weblogに書けることは、毎日の教育研究活動の中の、ほんの数%もないのが正直なところです。それでも、なんとかして、頑張っている周りの学生さんや、共同研究者の人々、さらには、あまり直接的なおつきあいがまだないけれど、weblogを読んで、色々考えてくれている人々のために、少しでも励ませるような、そして教育研究活動がどのようなものなのかについて知ってもらえるようなことを、書いていきたいと思っていました。しかし、次第にweblogに書くということがもたらす弊害が大きくなってきて、最終的にはプラスマイナスを考えると、マイナスに転じてしまったと判断し、更新を中止しました。

特に問題なのが、上にある、 一緒に研究を進めている学生さんとの情報交換不足を補うため というところで、この考えは、よくなかったです。学生と教員の間で、交換される情報が不足している場合、大きいのは、やはり共有するコンテクストの不足なのです(専門的な言葉でごまかしますが)。いろいろな思いが頭を巡りますが、反省すべきことは多々あります。

それら、いろいろな反省をこめて、そしてその反省が何らかの形になるように心を配りながら、再度挑戦してみようと思います。今回の目的は、出来るだけシンプルに

  • 自分が指導してもらっていたり、色々一緒にやらせてもらっている先生(学生当時の僕なら、岩坪先生や武田先生や和田先生だったわけですが)が、どのようなことを日々考えているか、weblog書いてくれたらおもしろいなぁ、と思ったので、逆をやってみよう、と思いました。飲み会での話題提供にもなるし(自分自身、学生の時、先生と差しで食事したり、飲んだりする場合は、話題を見付けるのも大変でしたし)。とにかく、「話しかけやすい教員」になるためには、こちらから過剰なくらいサービスする必要があるでしょう。アウトリーチとか、あまり肩肘張って、意味をつけようとしても仕方ないでしょう。
  • 日本で始まったばかりの試みが、実際どうなっていくのか、自分がどのようなことを考えて、日々、このpositionに取り組んでいるか、ちゃんと記録をしておきたい。将来、この制度を改善するための提言を、しっかりと出来るように。

ということにしてみます。文章作成能力の低下が著しいので、何らかの仕組みを考えて、1週間に1度レベルで頑張りたいと思います。まぁ、えらそうなこと書いたところで、、、ってのもありますが、もうすぐ新年ですしね。(初出:2006年12月30日)

東工大の頃のweblogを、今回のcssに載せて再掲しました。書き直したい、消したい箇所は多々ありますし、要望があればもちろん消しますが、文責は木庭にあることを明記した上で、載せなおしました。同時に、さらに古い、京大時代のものも、これは、ふるいふるいあのころの(なんともいえない)htmlのまま、再掲しました。サーバーの容量が非常に限られているので、写真のリンク切れが多々ありますが、可及的速やかに自分でサーバーを建てますので、しばらくお待ちください。(加筆:2007年2月17日)

生態学研究センターに異動してきてサーバーをたてる必要がなくなりありがたい限りです。本当はもっとvisualなwebsiteにしないといけないのですが,,,,というか,もうちょっときちんと時間をとって考えて書きたいところですね。はてなでツイッター代わりにわけのわからないことは相変わらず書いていますが,,,(加筆:2016年2月21日)。