Kei Koba's weblog in CER, Kyoto University ~ Are we on the right track ? ~

| July 23, 2006 / しゅ〜りょ〜

20日、2時頃から起きたり眠ったり。4時におきて、そおっと台車を引いてスーツケースを出す。SI LabにてFrostpakのzipperをduct tapeでまき、出発までFreezerで待たせる。

出発は結局6:45。寒い。Frostpakとても重い。これはextra chargeはさけられないか。。。3時間ちょっとのドライブ。Billといろいろしゃべりたいがなんだかしゃべらなかったり。動物はいない。しかし寒い。雨。

案の定、空港ではずたぶくろ作戦はだめ。66lbsとか、、、60を超えるとさすがに載せてくれない。ただ、Prudhoe Bayなので、おばちゃんが何とかしてくれる。有り難い。手荷物と言い張る100Lも何とかしてくれる。しかし、鈴木さんを最後にticketの印刷が出来なくなる。なんでもAnchorage-Barrow-Prudhoe Bayと飛んでくる飛行機が、Barrowで降りることが出来ず、そのまま乗客を乗せてくる、そのためflightの一部がcansel扱いになり、発券が出来ないと、、ああ、、僕のチケットは手書き。。JSTは受理してくれるのか、、とにかく荷物は預かってもらったが、果たしてどうなるのか、、、到着した飛行機からLauraが!Hugしてあれやこれやお話し。Barrowで2回着陸しようとしたがだめで2つのgroupがまだ乗っているわよ、ちゃんと飛ぶのかしら、、Pluckに参加できなくて残念ね!などなど。ああ、Lauraと一緒に仕事したかったなぁ。。今年は何とも、、、

だいぶ時間かかってからboarding。しかし、鈴木さんが直前に聞いてくれたところによれば、人を乗せないといけないので、荷物は、Anchorageに夜の10時頃につく便で送るので空港まで取りに来て欲しい、とのこと。とのこと?!おお、Frozen sampleが、、

とにかく乗る。満員。Anchorage直行便のはずが、もう一度まずはBarrowへもどることに。Barrowまでは小一時間。今回は何とか着陸できて拍手が起こる。Barrowからも疲れた乗客が乗ってくる。Anchorageについたのはいつだっけ?とにかくずっと乗ってたがスナックしかでないのでおなかが空いてすいて、、、。

大量の荷物をもってホテルへ。シャワーを浴びて(おお、文明!)すぐさまDowntownへ。鈴木さんおみやげを四苦八苦で選んで、ようやくご飯。いっぱい食べた。僕はもうふらふら。タクシーに乗りホテルに戻り、今からpackingし直す、、よりも明日早く起きよう、ということで解散。泥のように眠る。

21日、朝3時半に起きる。荷物を整理。小さなクーラーを何とか忍び込ませる空間をスーツケースに作る。4時半にcheck-out。しばしの間webにつなぎmailを書く。5:15に出発。5:30に到着。すでにかなり人がいる。internationalだと何故かばれて、MVPのところに並ばされる。

Frostpak2つ、スーツケース1つ(53lbsだが見逃してもらう)、ずた袋1つ、で、、おお!いけた!ということになりそうだったのだが、鈴木さん(弟)ザックが引っかかる「そんな大きいのは手荷物にはならないわよ」。ぼくの100Lは、「いや、もうちょっと小さくなるし大丈夫!」とにこにこしてごまかすが、鈴木さんのはだめっぽい。仕方なく、extra chargeを払うことに、、って、どこではらうの?なんだか、とにかく調べておくから、、といって、タグを付け、都合木庭鈴木で5枚のタグを貼り付けられ解放。

ああ、なにがなんだか、、とおもって、チケット確認、すると鈴木さんのSeattle-Naritaがない。急いで戻って確認。NWのカウンターで再発行をお願いしないといけないと思いきや、横から出てきた別のおばちゃんが別の端末でやったらあら不思議。でてきたわよ。

、、もうなにがなんだか。。。

行きと同じくStarbucksでサンドイッチとコーヒーを頼み、もぐもぐしながら出発を待つ。隣では、やはり今日もBarrow便がとらぶっているようす。。。

Seattleまでの便、僕の席は真ん中で、両端が巨大なおっちゃん2名。鈴木さんに「あれは俺はむり、、かわって、、」とお願いし、別の席に移るが、今度は赤ちゃんがずっと座席を蹴っている席で、ま、どっちもどっち(行きも赤ちゃんの前でずっと蹴られていた、、)。

SeattleでUS VISIT、また指紋を採られて帰る。Burger Kingを二人でもぐもぐ食べ、Seattleよさらば。NW7便はまた満員。映画3本観て帰ってきました。くたくたです。

別送品9個を黄色いタグ2枚に書いて、Frostpakを着払いで東工大に出して(表面は残念ながらだいぶ溶けてた、、、氷はどれも残ってるけど、、、)、成田エクスプレス+タクシーで何とか着いたところ、、

ああ、Peletもらうの忘れてた!!という23日朝8時前。それでは皆さままたの機会に、、、

 

| July 19, 2006 / TFS: the day 28

8時までだらだら。だってさむい。さむずぎる。昨晩は3度までさがった。冷たい雨。毛糸帽子をかぶってうろうろと掃除。膝が痛いがタイツはすでにFEDEXの中だ。いまも6.5ど。東京とは30度近い差があるのか?死んじゃいそうだなぁ。

まだFilter Holderあった、、洗っておこう、、、

おいて行くもの:Nalgene 1L、MBL Mug、予備(安い)青いカッパ、オレンジNorthfaceザック、崩壊寸前New Balance、保原サンダル、Lab2イグササンダル、LL Bean Boots(そろそろ買い換え?しかし今持っている型はもうない様子)、黒長靴、Colemanごろごろ(SI LabのFridge代わりとして)

鈴木さん大丈夫なのか、、GCもLabも、、まあいいや。まだ9:30だし。 Acid WashとFe++ wasteだけがまずいな。

ほんまに寒い。。あと何が残ってる?

  • acid bath
  • Fe++
  • Chamber片づけ
  • Cornexに自分の箱を作り入れる
  • 明日の時間
  • reconfirmation
  • 宿のチェック(は、いいか)
  • SI Labの写真?!
  • Dry Labの掃除
  • SI Labの大掃除
  • mugもって帰る
  • ビール瓶など部屋の掃除(最後)
  • Frostpakをduct tapeで。重量測定する?してもむだか。

うう。ほんまにこれだけ?鈴木さんGC片づけ終了!あつかれさま!え、、日曜日学校にこいと、、、なんのため??鈴木さんを捜すが見あたらない、、大丈夫なのか、、あ、Lab 2に向かう鈴木さんを見かけた、、SI Labは勝手に出来るところをきれいにしてしまった。 あ、鈴木さん発見。Lab 2でAcのstdをつくってもって帰るとのこと。Billが一緒に帰るぜとおっしゃってくれたので、予習しておこう。出発4時だぜ!って言われて、本気にしちゃったじゃないか!

 

| July 18, 2006 / TFS: the day 27

5時に起きてシャワーを浴び、でももう一度寝た。

SI Labでpumpとpiraniの片づけ。さあ、あと何???? soil moisture終了。

17:26、、、ようやくFedex終了。Invoiceとかすっかり忘れてる。。Fedexのwebsiteにあるように全て書いておこう。Shrink Wrap !!。一応伝えたし、Scottが認識してくれたから、あとはなんとか面倒みてくれるだろう、、、鈴木さん死にそう。僕も死にそう。。

しかし、片づけないことには!!Imnavaitはあきらめた。保原さんごめん。

今年はとにかく、Air Billを1枚。9個、335lbs、長さは全部合計したものを書き、全てにそれぞれsignatureつきのinvoiceをつけ、Fedex #もduct tapeの上から書いておいた。Shrink wrapの中にFedexの伝票を入れてしまったけど、、だいじょうぶだよね、、、Fedexの伝票には新たにinvoiceを5枚。こことか参照。去年の1 of 6とか2 of 6とかの意味が分からない、、、伝票を持ってこなかったのはいたかったなぁ。。。

休んでいる暇はないのだ!今日はShop Talkもある! おもしろくなかったが、、、

Shaker-table直った!完璧!!!いやっほう!もうほとんど何のびぼうろくだか、、

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書こうと思ったけどやめた。じわっと自分のものになっているようだし、ゆっくり考えながらまた進んでいくことにしよう。とにかく眠る

 

| July 17, 2006 / TFS: the day 26

なんだかぐっすり寝た。でも身体ががちがち。昨日の晩も寒かった、、とおもったのだが、6度くらいまでしか下がっていない様子。日中も息が白かったのだけれど、それでも10度くらいだったらしい。

9時半には昨日のデータ入力終わった。入力間違いが1つしか今までないというのは、、ちょっと怖いが、一応確認したし。。何故こんなに入力が上手いのだ?今??

いやぁ、、Frostpakに1箱なんて全然、、2箱ぎゅうぎゅうだ。Falcon、案の定だいぶ割れている。。。ただ、ばらけて割れているのでまだましか?問題は輸送中にどれだけ割れるかか、、

木庭のFrostpakが2つ(大)、大先生のは大1つと小1つで入るか?入るよな?!木庭がスーツケースと大1つ in LOWE dufflebag。大先生が大1つと小+α in LOWE dufflebag、それぞれ1日分の衣類および貴重品のみしょって、あとはFEDEXで送ってしまわないと、、

、、、ショックでしばし呆然としカフェインを所望。しかし終わってしまったことは仕方ない。仕方ないとばかり行っていても仕方ないのだが、、、とにかく代替案だ、、、固定したサンプルの1つを使ってFe2+を測定し直すしかないだろう。あ、2つしか取ってないやつはそのうちの1つをFe2+に使わないとだめと言うことか、、、うーー。しかし鉄がないと、、、、、

スーツケース片面に有機物サンプル(foliar 12x2+3、org-N 8x2)。これで片面埋まってしまったな。

Fedex、セパラ青箱と他とは分けた方が良いんではなかろうか。念のため、、。Filter Holder、K2SO4汚染されたものだけ置いていくか。残りはもって帰るか。青箱の空き容量によるけど。

Wet Sedge Siteの片づけも必要だ。Chamber topを戻して、DOを回収して、その他諸々。acid bathとFe廃液の件も。

FedExR International Air Waybillにいろいろ

GCはタンクをはずしてdockへ、全てをきちんとcloseしてcold shutdown。忘れないように。Nateがみつからねぇ、、

15時、バスコーク塗布完了。その後表層inhibitorのサンプルを取りに行く大先生についてWet Sedgeへ。DO meterをもって帰ってくる。データ吸い出し。数時間かかっていたのが嘘のようだ、、、ああ、しかし、しかしだ、、teratermでできるよ、、、こんなことなら、、、、

帰ったら2つのセンサーの間での誤差がどの程度かやってみないといけない

EriVagとEriAng、葉の先がつぶれているのがEriVagだが、実際には難しいと思う。基部が分かれば簡単だが、、EriVagも先がしおれているもの結構あるし、、、

夕食を食べ、鈴木さんの冷蔵サンプル、、うむ、、これも1つでは収まらなかったか。。結局小さい赤いやつも全部使うことになるわけだな。青箱に詰める衣服を選ばないと、、って選んでたらひげそりの柄の部分を発見!?うううう。。

さて、今日行こうと思っていたImnavaitだが、、とにかく明日の夜には予約を取った。しかし、いけるかどうかは、明日鈴木さんが何時から片づけ行動を開始するかによるだろうな。。

 

| July 16, 2006 / TFS: the day 25

ものすごい風で夜はWeatherportが良く揺れた。余り眠れず、うだうだと9時過ぎに起きる。鈴木さんの姿はないので、メイルを打ち、Weatherportでいろいろお仕事。

お昼過ぎ、鈴木さんの動き出しに合わせて、作業開始。とにかく前に進まないと不安で仕方がない。Fe++をやることに。そして16時からぶっ続けで終わったのが今、23:40。つかれた。。。データ入力する気力はないな、、データ構造が複雑すぎるし、、、

明日はとにかく自分のサンプルがクーラーにはいるか、ラベル大丈夫かチェックして、filter holder洗って、車予約して、植物サンプルをスーツケースに入れて、夜にはImnavaitに行かないと。

 

| July 15, 2006 / TFS: the day 24

さて、、今日もとにかくなんとかがんばるよ、、、お!今日はサンプリング準備が出来てる!

12:40 あと5点を残すのみ!腹減って死にそうで帰ってきた。腕の感覚が、、、

15:40にFertのprofile 3つ終了!泣きそうだ!ちょうど鈴木さんやってきて、同じ日に取ることにしている溶存サンプル2つとFe++サンプルをとるというので、Control分を手伝う。素早くやってボードウォークの上でうたた寝。風が強くて気持ちいい。サンプリング中はなんと雹が降った、、、雨がはねてる?と思ったら雹だった。

今夜Imnavaitにいって保原さんサンプルを取ろうと思ったが手がもう動かない。。明日か明後日の夜、鈴木さんの時間があるときにしよう。体中がぼーっと熱い。寝るなこりゃ。

いや、がんばって、あれやこれを頑張ってみよう、ということで寝床で作業中。Weatherport S4からwwwが!しかし疲れすぎて全然進まない。。

ああ、沼澤さんのたいこがもっと聞きたい!!!Pat Metheny Groupも全部ituneに入れておくんだった、、全部は無理か、、、

 

| July 14, 2006 / TFS: the day 23

さて、朝飯もしっかり食べて、8:30。鈴木さんもうろちょろしてる。9:30からスタートできるか?

、、、結局2 profile、18時までかかったよ。。。もう、とにかく、、いろいろあるけど、とにかく、がんばるよ。。つかれた。。。タイカレー万歳!AnneとGusにメイルを打つ。また雷か。。。

眠いけど22時まで文献検索。サウナ待ち。サウナでてもまだ仕事は続く。

 

| July 13, 2006 / TFS: the day 22

祝杯、、を上げたつもりが、3時頃起きて、今後の様々なことの不安が一気にやってきて、吐き気はするは頭痛はするわ、3時間ほどのたうち回り、その後起きたらもう10時近い!あう!!ま、こういう状況は半年に1度はある。生き残っても生き残らなくてもイバラの道しか残っていない。問題は道を振り返るとどれだけの道になっているか、、だなぁ。。メイルを書いて起動を試みるも、、しかしなんだか胃には不快感が残留してなかなか上手く身体が起動しない。頭も痛い。

体調不良のまま、fieldに行けば直るさ!ということで、ピンクラベルの1-6でM's MATとWet Sedge Fert取ってきた。死にそうだった。 シャワーを浴びようと思ったら、バスタオルが!2枚必要だったなぁ、、とにかく昼飯腹に入れたら気持ち悪いのは直ってきた。か?あ、あとはstandardの作成をしないといけないんだな。うむ。。もうちょっと頑張ったらImnavaitでもsoil solution採れたのだろうか?Sphagnumの下を丁寧に探れば良かったのか、、、まぁ、1Lはむりだろう、、ということにしておこう。

洗濯中

シャワーを浴びて(雨龍演習林手ぬぐい使った)、洗濯が乾燥に回って、ちょっと落ち着いた。あ、FrostpakにCREST WT14の植物がまだ入っていて、、、ああ、、ごめん。60度の乾燥まで24時間程度かかってしまったな。ああ。

あ、standardだったな。どうしようか。全て混ぜるか。NH4、NO3、Gluco、Glyを混ぜてみよう。DIもか。DIはpassか。

と、とにかく死ぬほどstandardを作りました。。Falcon tubeだから信用ならないが。。。

とにかく、明日のお祭り初日、全力でGHとCTの溶存profile samplingを終わらせて、時間を作って、鈴木さんにinhibitorをつかった測定をやってもらうつもり。さて、、ビールはいつ飲めるのか?今鈴木さんとサンプリングについての議論中。。。こういう議論をなぜ1ヶ月前に出来ないのだ!っていっても遅いんだけどね。

21時、Labをでるとお日様がまぶしい。今日一日でこんなに晴れた時間はなかったじゃない!いま何時やねん!朝か?!

濾過のしすぎで体中がおかしいんだが、寝袋で寝ている限りはなかなか回復は難しいねぇ。ま、年って事か!

それで、今後の予定は?

  • 13日T TAKE THIS DAY OFF ! M's MAT + Wet Sedge soil solution (最終)
    K2SO4 --> blank、standards、etc
    (今日も頑張りましたよ!)
  • 14日F 鈴木祭り1(溶存サンプリング2つ)とinhibitorのtest。サンプルのラベルを確認、補強。
  • 15日S 鈴木祭り2(溶存サンプリング1つ)で、死ぬ。終わったらなくもんね!この日soil core sampling
  • 16日S 鈴木祭り3(おれはinhibitorの手伝い?またはflux?)。Fedex用のpacking開始。みんなに持って帰って良いかいろいろ聞く車の予約。
  • 17日M この日の夜にでもImnavaitにいって、保原さんのサンプリングか?Fedexのpackingを何が何でもこの日のうちに。invoice含めてこの日のうちに。ThomかChadにFedexを一応確認。
  • 18日T Fedexを出す。shakerを直す。Frostpakに詰める。soil moisture測定。スーツケース確認
  • 19日W 最終確認。
  • 20日T 朝出発。

うへーん。た、たすけて。。。。

 

| July 12, 2006 / TFS: the day 21

8時。GF/Fなど準備。9時出発。Imnavaitに9:30到着。

今日はCRESTからひたすら植物を取り、下まで行ったら土壌溶液を取って帰ってくる。

とにかく時間をかけて植物を探して何とか取ってきた。結局見つからなかったのは、FootslopeでのPolygonumだけ?Poly、Erio、Carex、Salix、Cassiope、 Betulaの6種。FootslopeではBeturaの陰に、非常に矮小化したSalixが潜んでる。またSphagnumの中にほとんど沈んだようにCassiopeは潜んでいる。今日のサンプリングはプロットの外(上、下5m)まで拡大している。注意。

結局10時から始めて、植物を取り終わったのが14:00。その後土壌溶液。GF/Fで1L。Footslopeでは土壌深度30cmのところからに統一して取った。最初異物を入れてしまい400mlほど無駄にしたり、、、古いprobeだと詰まりやすくていけない。鈴木最新版が必要だろう。GF/Fは1枚でいけるが2枚使った。WT12(1)、13(2)、14(3)の番号。14を取っているときに雷が鳴り出した。さすがに広大なImnavaitで、ひとりぼっちで雷は危険だ。Lower BackslopeのWt12で一応土壌溶液のtryをしてみたが、なかなか採れないので、あきらめて雷と競争しながら車へ。ひどく怖かった。以前、山で雷が近づいてきたときにはなんだか静電気が走ったよなぁとか思い出しつつ。

駐車場(?)に息も絶え絶えでつくと、そこには虹が浮かんでいた。Imnavaitに浮かぶ虹。上から見下ろしているから、本当に飛び込んだらつかめそう。

雷と雨の様子を見ながら17時にcampに戻る。鈴木さんもちょうど雨から逃れてきて、また、fluxに戻っていった。ああ、これでとにかく今年の最低ラインは終了したのかな。。。UBまたはLBでsoil solutionを取りたかったけど、ま、まだ時間はあるかな。

はらへった。。。

DO meterは昨日、鈴木さんとあーだこーだと格闘したあげく(なぜ格闘しなきゃならないのだ!)、genericで吸い出すという、なんだか情けない状態でOKということに。結局"null modem"のおかげなのか?そうならteratermでいけるのでは?!くーーー。

今日は祝杯を静かにあげようではないか。ところで、

Eriophorum angustifoliumは、葉がロゼット状に垂れ下がって、先がよくしおれる。葉っぱが基部では平らなのだが、上に向かって纏まって行くからさわれば分かる。SalixとAcとは、難しいが、葉っぱの質と、葉柄で。アンドロメダは、裏が白くて、葉が上向き。

と、2001年に呪文が!ああ!ま、大丈夫だとは思うが。Erivagは細長いまま、Eriangは上に向かってまさにまとまってゆく(基部ではCarex-likeなbroad leaf)。Carexは、、どうもしようもないんだろう。Erivagはすっと抜ける。1人でいるが、Carexはbunchでいる。基部が緑で先がbrownのものは冬を越したErivag。あれ、でもCarex bigelowii ではなくCarex aquatilisは?3角だよね?はっぱ?!SalixはずっとS glaucaを取っているつもりだが、、ハイブリッドには勝てないし、Salix spでいく。 Carexは?

あとは

  • 出来る限り、M's MATとWet Sedge(13日?)でsoil solution
  • ImnavaitのUBやLBでもsoil solution
  • Sag Riverには来週いつか行く(とMarselleがいっていた)?そのときには植物取る?foliar NO3とN/Pか。
  • Plant/org sampleのlist作り、packing確認
  • frozen sampleのlist作り、frostpakへのpacking確認、ラベル保護
  • soil moisture
  • 真空ラインなどの説明書を作って、いろいろな人に(写真だけ撮って後回しな予感)
  • 帰りのチケットreconfirm
  • 保原さんの冷凍庫のavailabilityを
  • Landscapes Shaker-tableを直す!

それで、今後の予定は?

  • 13日T TAKE THIS DAY OFF ! M's MAT + Wet Sedge soil solution (最終)
    K2SO4 --> blank、standards、etc
  • 14日F 鈴木祭り1
  • 15日S 鈴木祭り2
  • 16日S 鈴木祭り3
  • 17日M じゃぁ、この日の午後にでもImnavaitにいって、保原さんのサンプリングか?まずい。
  • 18日T 片づけないとまずい!
  • 19日W 終わってないと、マジ終わってる!
  • 20日T 朝出発。

で、どうだろう?うわ、き、危険だ、、、お祭りがなぜ1回分なのに3日もあるんだろう、、って今聞こうと思ったけどいっちゃった、、大先生、、。ということは、明日、せっかく大文字で書いたお休みはだめかな。。。

とにかくwebmailおかしい。世代の違いか。。

 

| July 11, 2006 / TFS: the day 20

6時。泥のように眠り、12時に起きてご飯。雨。鈴木さんの調査は14、15、16だそうなので、今日はImnavait行きをやめて昨日のラベル書き、水分調整などをしよう。体が持たない。

予定(20060711 13:00現在)

  • 11日T Imnavait行きを断念(雷なってる)。10日にやった土壌抽出のラベル書き、水分測定、乾燥。雨が降っているので夕方体力があればM's MAT + Wet Sedge soil solution samplingを
  • 12日W 朝からImnavaitに行き、上から下まで植物サンプリング。FootslopeとUBでsoil solution sampling(1L x 3 x 2)。
  • 13日T 休もう。本当に。
  • 14日-16日 鈴木さんのサンプリング手伝い。
  • その後、早めに1日 鈴木さんにImnavaitで保原水の採取。その間木庭は植物サンプリングまたはGPS測量。

以上です。これを更新しておかないと鈴木さんが困ることになるので、FTPで上げておこう。

今日やるべき事は

  • Filter Holderの洗浄(NP用)
  • soil moiture
  • 乾燥
  • 抽出液のラベル作り、凍結状態確認
  • 可能ならMarselle's MATとWet Sedgeへ
  • DOはどうなった?

以上です?今年はTruckのschedulingがあまり厳しくないので助かる。。。

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ボート部時代、2つ上の主将、稲原さんに対校コーチをして頂いていた頃、技術と体力で選手を選抜する際に、まずは体力で選抜する、それは技術を習得するときの集中力にはどうしても体力が必要だからである、という話をなさっていて、本当にこのことを考えている。このごろ。

理想的なサンプリングの形というのはもちろんあるだろうが、現実的な側面からあらゆる障害がまとわりついてくる。その中でどれだけ理想に近づけるか、が問題で、しかし、その障害の中のいくつかは、技術的、理論的ではなく、体力的、精神的なところがあったりする。どんどん年を取ってくると、経験は積まれてゆくが、体力は落ちて行き、そのトレードオフでの最高水準を保てるかどうかという挑戦が瞬間瞬間続いてゆく。

サンプリングは、狙ってやるものである。恣意的に結果を導くというのではなく、でも、狙わなければ当たらない。様々な側面、例えば何故その土壌深度で取るのか、にたいして、全てに対して明快な解答が用意されていなければならない。用意できていないのであれば、それはサンプリングの計画が甘いのだ。そして、その解答に即したサンプリングを行うだけの集中力、それには体力と、何故それをやらなければならないのか、という確固とした意志が必要だ。体力がなければ意志だけあってもどうにもならない。体力を雇い上げることが出来れば別だが、日本ではなかなかそうはいかない。

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1

何となく写真を貼り付ける時間が出来たので。行きのPrudhoe BayからTFSへの道すがら。こんな大きな群れは始めて見た。

延々と続くPipeline。

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松尾さんがGrahamに直接メイルしてくれたらしく、例の論文が手に入る。うーん。あ!Lab 2に起きっぱなしだ! しかし良く降る。

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さて、

ずっとずっと考えていたことがあったのだが、昨日一昨日でふと解が降りてきた。

想像とは永遠の模索、経験とはその永遠との狂おしい射程を得ること

そういうことだ。千里の道も一歩から、というのは、すべて一歩から始まるという単純なことではない。一歩と千里の、そのしっかりとした重い連続性を、本当に自分は得ているのか、得続けられているのか、そういうことだ。

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いま60度ovenから土と植物を取り出した。まだM's MATの植物は入れてある。こんがり乾いたので、ラベル書き換えとホチキスで留める作業が必要だ。15:48、今11個(8つImnavait、3つM's MAT)をsoil canにいれ、60度のovenへ、残りをDry Labのovenへ。いやぁ、、単純作業なんだが、なにせ15Nのコンタミが怖いので、心拍数が上がりっぱなしで疲れる事ったら。。。いや、確かに疲れてる。寝た方が良いかもしれない。うんそうしよう。夕食食べてからfieldだし。

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ああ、今日Shop Talkが!明日にしよう。。今夜は明日の準備を、、Shop Talkはおもしろかった!Heatherに温度変えてもう一度戻したら同じbacterial communityが再現されるのか?とかとか聞いてみたり。community assemblyはやっぱり微生物ですね、村上さん! nifHか。nifHのhomologueか。。

DO Meterが、、、 あれあれ??いやだよぅ。。。た、たのむ、、。

 

| July 10, 2006 / TFS: the day 19

暖かい。今日は9:30出発でM's MATである。soil solutionは乾いているのと、昨日疲れ果ててNP用のfilter holderがまだacid bathにあるので、cansel。その代わり土を抽出しよう。その方がもちろん確実だ。

ねむい。昨日の疲れが如実に残っている。

11:27 campに戻る。あつかった。CassiopeがB1、B2ではいなかった。まぁ、Moist Acidic Tundraのなかでもしめったう感じだったし、仕方あるまい。すぐさまovenへ。soil core 3つは、氷を入れ直して、もう一度クーラーへ。明日一緒に抽出する用が良いような気がする。Lab 2は混んでいるだろうし、2日連続の徹夜は無理だろう。Pertigeraいっぱい乾いて苦しそうにしてた。とにかく乾いている。Soil solutionは無理だろう。Marselleがpeletがまだ残っているのを発見したと!

明日のImnavaitに向けて必要なこと

  • 植物サンプルラベル
  • 1L bottleにラベル(3 footslope、3 UBだが、多分無理。dry過ぎる)
  • Filter HolderにGF/Fセット
  • probe、syringe確保
  • クーラー
  • ビニール袋。ラベル(soil core用)

むむ、、いや、やっぱり夕方からImnavaitいって、植物と土壌溶液は取って帰るか?または、夕方土壌コアだけ抜いて、朝から抽出するか。時間がかかるのは、植物サンプリング>土壌溶液>土壌コアだろう。よし。そうしよう。

直接Falconにwet soil + K2SO4を入れて、shakerにかけて、そのままcentrifugeというのはどうなんだ?5g vs 50mlなら4g vs 40mlで良いのではないだろうか。どうだ?その方がacid washしないdeli cupより良いかも!? しかし、面倒か。4gを全回なら10本以上か。やめよう。面倒だ。いや、どうだ??うーん。3時にはLab 2は空きそうだ。うーん。。

しかし、6種類の植物を3繰り返しで4 siteで、、あ、でも100は行かないわけか。でも大変だなぁ。むむ、、

植物の硝酸吸収を考えたときに、7/11というのはどうなのだ?MikeのpaperではもっともTFAAなどの濃度が高い時期に当たるわけで、ま、悪いことではないんだろう。

いや、今日は明日の準備をして、明日コアを取り、その日のうちに抽出し、今日取ったコアも抽出、、、、だな。ということは、やっぱり今日植物か。いや、土壌か。鈴木が起きてこないからどうにもならないところがあるし、土壌取るか。

とってきた。Footslopeは溶けまくっていてChapin Core samplerでは届かないくらい。しかし抜ける。抜いても抜いても抜けちゃう(なんのこっちゃ)。しんどかった。。。UBは浅いな、と思ったけど、20cm以上はしっかりあるのね。そうなのね。ものすごい数の蚊だった。ものすごく汗かいた。寒くて死にそうなのよりはましだが。

一度寝た方が良いんだろうが。。。サウナ、、、以前はつけるボランティアとかちゃんとしてたのに、この数年さぼりまくりだ。今日は徹夜だから早めにサウナ、、と思ったのだが、Mes's Saunaは暖まらないのだ。湖の冷たい水でとにかく体を洗って逃げるようにLabへ。20:00から動き始められたが、結局抽出自体の具体的な操作に入ったのは21時から。

3:20に8点抽出修了。今4時ちょうどからM's MATを3点。shakerにかけているところ。

ああ、結局一応終わったのが5:40か。また完徹。。。今日はImnavaitで植物と土壌溶液取って、夜にはsoil moistureやって、それで一応終わりか?

 

| July 9, 2006 / TFS: the day 18

まだ9日だがもう9日である。今日は暖かい。日曜日。

今日は鈴木さんのサンプリングの手伝い。Wet Sedgeで取り損ねているControlのprofileを3つ取る。さらに、FertとGHのdis CH4のみ全部取ってみようと思っている。できるかわからんが。

9時半から11時過ぎまでGHとFertで2繰り返し、3profileで溶存CH4サンプル。ものすごく集中してやったので疲れた。あ、GHの2はいつもの3、3はいつもの2である。ラベル読み違えて始めてた。。。

いま、とにかく戻ってきて脂っこい飯を腹につっこんだところ。さて、あと5分ほど休んで行くか。ちょっと音楽を変えて、あと7時間頑張るぞ!

16時、、帰ってきました。。もうだめ。。今日は、、ま、いつもそうですが、以前書いたようなまじめなことばかり土壌溶液を引いたり濾過したりしているときに考えているわけではなく、とっても下世話なことも考えているわけですが、下世話ratioは低く、とにかく集中してました。いや、つかれた。残り2地点の時に雨が強くなってきて、雨具を忘れていたのとだいぶ集中が切れたので、campに戻ってコーヒーがぶ飲みして戻ってきて頑張りました。まだ鈴木さんはfluxやってます。しかし、buggyだ。視界に20匹以上動いているとさすがにうんざりする。音楽聞いているからまだ良いけど。

とにかくもうだめ。。ね、眠い。shakerの音がさらに眠気を加速する。。。Graham Farqharの硝酸還元論文、理解できるかはおいておいて絶対読まないと。 とにかく今日は頑張りましたとさ。

 

| July 8, 2006 / TFS: the day 17

昨日今日と朝方は氷点下。こんな寒いのは初めてだなぁ。嵐とかはあったけれど。

今日はM's MATにいく、、んだったよね?サンプリングスキームを考えつつバナナ。確かに、深層、いやでも取った方が良いか。とはいえ、、いや、やるか。

他の人と同じプロットで調査をする。そんな簡単なことすら日本では結構難しい。いや、他のLTERサイトでも難しいのかもしれないが、とにかく、ここ、TFSでは全ての活動がより有機的なものを目指して動いているような気がする。それはシステムではない。もちろんlocation(湖、川、陸がセットになっていること)もあるだろうけれど、全てはPIそして学生、RA、REUの考え方だ。

Jimからメイルが来た。No problem, mon !とあり、確かにJimの言うとおりだ。その可能性は低いと思っていたけれど、Jimに言われたとたんその解法がもっとも素直に見えちゃうところが素敵だ。Machine Shopでばりばり作業する必要があるな、水曜日か。

あれ?行かないの?!早く教えてよ〜といってももう遅い。うー。ま、仕方ないよね!、、、こういうのにももう慣れたよ。いや、別に悪い言い方じゃなくて、、余裕を持った計画立てているしね。

  • 8S:出来れば鈴木さんのControl profile samplingなど。明日のFilter Holder洗う。
  • 9S:鈴木さんのControl profile samplingなど。ちょうど良いからFertの5cmとM's MATの5cmを。
  • 10M:Marselle's MATにて植物、土壌サンプリング、抽出など。夕方?とにかくImnavaitで植物、土壌溶液サンプリング
  • 11T:Imnavaitで土壌コアサンプリング、抽出、徹夜。
  • 12W:あれ?鈴木さんのお祭りか?

と。こんな具合?うむ。10時までまって、鈴木さんが連絡くれなかったらLizardでImnavatへ行き、植物のサンプリングするか?と思っていたが、とにかくいろいろな文章作成に没頭。うー面倒くさいが、先にやっておかないと帰国してから怒濤のような忙しさだし、ISI 2006のproceedingsに集中しないといけないしなぁ。などつらつら思いつつ。

鈴木さんにいまvialを引いてもらっている。1 profile 2時間だから、6時間。16時から始めると、、あれあれ?

ってことで、今日はやめ、ということで、鉄をやりました。vialの重さを量り、中身を10倍希釈、比色計で測定。UV1240調子よい。愛情が伝わっているようだ。

今、食事前に阻害剤について話をしているところです。酢酸ボトルにおびただしい蚊の死骸がまとわりついていて、、キャー

食事を取って、いま鈴木さんの野帳からデータをPCに入力しました。先生がそんなことするのか!って笑われました。

サウナ、、、

Mary Firestoneの最新論文には、正直感動。

 

| July 7, 2006 / TFS: the day 16

朝起きると粉雪だった。Marselleがやってきて、今日はold MATにいく、Shakerが変だ、比色計、Nozomiのwet sedge samplingについて。全然英語がしゃべれない!

夜GCを打っている鈴木さんと長話。体調は大丈夫そうなので、とりあえずほっとする。人の体調はなかなか分からないからなぁ。後はせっかく苦労して持ってきてもらった阻害剤をどう使うかだな。お祭りは実質あと1回。

Jimにshaker-tableの説明を英語でするも、、、いやぁ、特許英語をやっている人ってすごいよな、と改めて思ったり。

 

| July 6, 2006 / TFS: the day 15

今日も氷点下まで下がった。寒くて眠りにつきづらかったなぁ。。時計を見間違えて、ああ、まだ火曜日じゃないか!って喜んでLabに来たら、やっぱり木曜日。そうだよ。そうだよ。。

単に、GF/Dだからfree dissolved amino sugarが多く検出されだだけなのだろうか?保原さんにGF/Fの濾液が余ってないか聞いて、濃度だけでも測定してみるか。"Illinois soil N test"では、このごろfreeのamino sugarを測り始めているのかしら。と、Khan et al. (2001) SSSAをdownloadしてみる(タイトルだけ見てこれはMulvaneyの一連の論文からはずしていたのだが)、ああ、これぞ読まなければならない論文だった。。。

Dinning Hallに足繁く通っていたのだが、、、今朝Thomを見つけたので、Dry labのovenを使って良いか(ovenが上手く伝わらないのが悔しい、、)許可を得て、利用開始。とにかく105度で運転してみる。植物の酵素活性ととにかく止めないと。とおもったが、やっぱり60度に設定。MacKown and Weik (2004)でも60度だし、soilについてはずっと60度だし。次回のサンプリングのmoistureについては考えないといけないぞ植物を洗ったDIがなかなか乾きそうにないのが気になるけど、、

といろいろやってたら10時。まぁ、bulk soilを加水分解したものについてもdiffusion、そして何かしらcompound-specificに同位体を測定してみるしかないのかもしれないなぁ。しかし、本当に知りたいのは、labileでavailableな形態なんだが、、、いや、それだけじゃない。どういう形態が生態系から失われてゆくのか、だ。しかし、プロテアーゼ活性を考えたら、THAAを測定する意義も分からないではない。じゃあ、amino sugarはどうなんだ? 糖だからもちろん分解されるんだろうけど、でも、どんな風に?

NO2(またはNO3か)が試験管の中で有機物に固定されてしまうときの同位体分別を求めておく必要はあるな。標準添加か。結局。ニトロ化の時の同位体分別ってどうなんだ?!

以前John Hobbieが言っていたamino acidの濃度の違いは、結局有機物のbindingの確率で決まっているんじゃなかろうか。

だめだ。あたまがうにうにだ。acid washとK2SO4を作りに行ってこよう。 鈴木さんの姿が見えないが、、さすがにお疲れだろう。普通に12時で5度しかないな。うむ、、、Lab 2は今人が混んでるな、、夜かな。なんだか煮詰まりすぎたのでシャワーなど浴びてみた。水は2分間しか使えない。

今回の土壌サンプルで、測定すべき項目はかなりある。

  • NH4
  • NO3
  • DON(persulfate)
  • extractable alkaline-labile (amino-sugar) N
  • extractable total amino sugar
  • total N
  • hydrolyzable total amino acid
  • hydrolyzable total amino sugar

か、、。 本当に?しかし、とにかくもっともしっかりとやらないと行けないのは上3つだけだな。あとT-Nか。Amino acidの構成についてはGeorgeが出すだろうし、保原さんが出すのかもしれない。NH4はMode-Nanaで出させてもらって、NO3はbugで何とかやって、TDNはpersulfateでNO3にしてbug。K2SO4のサンプルは何とかなるな。NH4が終わったものについてpH14の処理、またはニンヒドリン。

土壌溶液は、、、こいつが面倒かもしれぬ。

  • NO3
  • DON

だ。一応NH4もやってみないと行けないだろう(TDNからDONを出すために)。つまりはpersulfateでの15N測定をroutineにしないといけないわけだ。ついに。そして、濃度の計算がネックになってくる可能性があるので、NH4はついにOPAでやる必要があるかもしれない(amino acidがNH4の検量線の邪魔をするらしい:JohnsのSBBの論文。たしか)。ま、OPAで比色計で見ればいいだろうけれど。

Ben Houltonの博士論文をじっくり読む。すばらしい。確かにDONの15Nでは難癖つけられるし、もうちょっと中身につっこんでみる必要はあるわな。しかし、それらも思い切って、solution-->diffusion-->denitrification methodでやってしまえば、20nanomole-N程度で行けるんじゃないか?!ま、それはともかくとして。。

ああ、とにかく、葉っぱはDIで洗うとか神経質にならないようにしよう。逆に怪しくなる。DIが残っていてovenに入ったら、なんだか抽出されてしまいそうだもの。SalixとBetulaがまずい。Polyもまずいかも。Carex、Cassiope、Eriophorum、つまりwaxのしっかりしているやつはもちろん大丈夫。ま、袋の汚れ具合を見てみれば分かるだろう。うーん。ま、同位体比が一番だからな。な。

prescriptive、collaboration、corroborateか。気を取り直してK2SO4を作りに行こう。つくった。15L。これでブランクも大丈夫。どれだけ持ち帰る気なのか、、といわれたら気の済むまで、、としか言いようがないな。

京大の小山さんに硝酸測定についてのお伺いを立てると、すでに大手さんと植物体の硝酸同位体比測定については検討が進んでいるご様子。さすが。しかし、本当に葉っぱの中にある硝酸ってなんなんだろう。それ以上に葉っぱの中のunidentified Nっていったい何なんだろうか。。土壌もそうだけど。。。というよりも何よりもショックだったのが、葉っぱの中の硝酸について同位体を調べたのって、米山先生の1989くらいだよね、、とか思っていたのに探したら微妙にでてくる出てくる。。。

今日は夕食抜いてます。明日はまずはK2SO4を移動させ、ovenの中身を整理し、鈴木さんの話を聞くことだな。

 

| July 5, 2006 / TFS: the day 14

雨、7度。みんな死んでる、と思ったらみんなfieldにでていった。Georgeから13:00にpower downがあるという話を聞き、GCの温度を下げ、Photospectrometerを切る。

ついに半分が過ぎたか、、、samplingに行ってきます!

腰が痛くしんどかったですが、採れました。Marselle's MAT B1 12cm、B2 22.4cm、B3 16cmでsoil solutionを取り、GF/Fで濾過。100ml程度。rinseを30ml程度した。それくらい必要か。その後B1からLTER boardwalkへ行き、Wet Sedge Fertで5cmを3つ。こちらもrinse大量に。

午後はstdづくりだ。K2SO4がどれだけあるか確かめて、すべてBlank + standardに使ってしまおう。--しかし、bottle律速になることが判明。とりあえず100mlを26本のボトルに入れて、IAEA NH4、Koba NH4、Gly、Glucosamine、NO3を5本ずつ。50mlで1回測定できる(TITECH EA-IRMSで)量が入っているので、diffusion、1つのbottleから2回ずつ。さらに100ml blankをとり、残った1.2L程度のK2SO4は1Lのbottle 2本に分けて冷凍。次回はもっとK2SO4をつくって、mixed standardを作らないと行けないだろう。bottle 144本じゃ足りなかったのか?!

つくづく、エッペンドルフ好きだなぁ。ちゃんとメンテナンスして、ちゃんと使えば、誰にでも、確実な仕事をさせてくれるところが好きだ。メンテナンスすれば、きちんと書いてあるとおり使えば、だが。

鈴木さんはWet Sedgeでflux。dinning hallから鈴木さんのオレンジのレインコードがじっとうずくまっているのが見える。今14:00。Lab 2は今混んでいるので、次のK2SO4作りは夜に。夕方はさらに1Lのacid washをするか。 とにかく6本つけて、Falcon 50本DIですすいで、DIを汲んで、15:30か。lake waterをsyringeで取り、注射針で思いっきり流しながらfilter holderの細かいところを洗うときれいに採れることが判明。これでWet Sedgeの異物もだいぶなくなるだろう。

植物が硝酸を気孔のコントロールのために吸収せざるを得ないとしたらどうなんだろうか。そうであれば、体内での硝酸生成メカニズムがあるのではないだろうか。窒素固定植物で見つかったように。

おっと。power outrage again!

いや、、60度だと、昨日測ったsoil moisture、甘い。まだ置いておかないとだめ。まいった。とにかく持ち帰ることを考えないと。

GeorgeとByronがいると楽しいぜ!20:00からDO meterを回収予定。 帰ってきてデータ入力してまた設置してその後K2SO4作成か。鈴木さんへとへとでとりあえず寝に行きました。

DO meterを持ち帰ってひたすら入力。終わったら21:30だ。ああ、今日はもうだめかも。Controlできれいな日変化。Fertはもうずっと0。ずっとずっと0ばっかり入力するのいやだ!

metabolic-flow analysisをもっと広げてみるとどうなるんだろう。例えばvialの中の土にSIP的に13Cを食わせて、、、

と考えながらWet SedgeにDO meter設置しに行ったんだけれど、とにかく寒い!5度切ってると思う。。今回は眞壁さんや山田さんにまさにlogistic(後方支援)してもらって助かってるなぁ。。。

 

| July 4, 2006 / TFS: the day 13

メイルに時間がかかってしまう。10:30からMarselle's MATにsoil solutionを取りに行くが、dryで採れない、、失意のまま戻ってきたところ。むむむ、、、

Imnavaitでの仕事をもう一度落ち着いて考え直そう

6月下旬:植物を採った。土壌抽出もした。土壌溶液も採った。焦っても仕方ないか。
7月上旬から中旬:、土壌溶液(Footslope、可能で在れば、UBまたはLBでも:前回はだめだったんだよな)でも土壌溶液を採る。土壌抽出も行う。同様にFootとUBで4つずつ最低行う。植物もCarex、Eriophorum、Betula、Salix、Cassiope、Polygonumを上から下までまんべんなく採る。これらは全て持ち帰る。

これが最低ラインだ。これは絶対に譲れない。early summerとmid summer(とは言えないが)での同位体比の挙動を示すのと、植物体のNO3について季節変化の有無をはっきりさせる。

Imnavaitでさらに1度植物、土壌溶液を採ること(しかし土壌溶液はどちらにせよFootのみだろう)、のmeritとdemeritは?それよりはMarselle's MATの植物、土壌を扱った方が良いか?時間も労力も限られている。慎重に全体像を考える必要がある。 Marselle's MATでのsoil solutionを定期的に取るのは難しいかもしれない。そうであればWet Sedgeをとっても余りおもしろくない(どちらにせよ興味が在れば鈴木さんの栄養塩サンプルを分けてもらえば良いだけだ。5cmなら1mlあれば硝酸の同位体測定可能だ)。 また、今週あるはずの大規模サンプリングに参加することで、土壌抽出も植物も両方出来るだろう。Imnavaitのcounterpartとして、MATでかつFertの影響を見ることが出来る。よし、これも最低ラインに組み込もう。

Imnavaitでの土壌抽出+植物+土壌溶液サンプリング
Marselle's MATでの土壌抽出+植物サンプリング

次のpriorityとしてMarselle's MATとWet Sedgeでの土壌溶液サンプリング(定期的?)

今日はFalconのacid wash、soil moisture、ovenの確認、4th of Julyか。 くそっ、あれやっちまわないと。

あれもこれもとにかくけりをつけたことにしよう。もう16:11だ。acid wash再開しないと。 soil moisture忘れるぞ!

ちと雨降った。さらにFalcon 50本つけた。いま洗ってあるやつが150本。

さて、鈴木さんGCを打っている。なんとか行けそうだ(flux)。夕飯、ロブスター。食べ方分からず習う。DonnieがLab 2 paradeに参加しないかと言われたので、喜んで!と。

21時から4th of July Parade。ものすごい蚊の中、Sauna Rulesで賞を頂きました!そのあとWet Sedgeで水同位体用のサンプルをとり、DO meterを再設置して帰ってきたところです。もう23時。しかし寒い。雨も降ってるし。でも8度あるのか(21時で)。

とにかく今日は寝ます。お休みなさい。明日は鈴木さんfluxをやりながら、今後の計画をまとめるとのこと。木庭は雨が降ったし、今日だめだったMarselle's MATへもう一度か?往復で1時間半くらいかかってしまうのだが。。。あとはMarselle's groupがどう動くかによるな。Georgeが来たしいろいろ話したいけど、話したいネタがないような気もする。Satoruはどうした?と聞いてたよ!

 

| July 3, 2006 / TFS: the day 12

晴れた。暖かい。

濃度というものは何なのだろう、という考えは、存在論と同じですよね?在るということは何を意味するのか、、、ま、M1のころからずっと考えていてどうにもこうにもなのですが。そんなことをつらつら考えながら朝一番にメイル。

  • 3日M: 第一回鈴木祭が2日から3日へ変更になった。Filter Holderの確認。 acid washなど。この日はほとんど後者は出来ないため、2日に頑張ること。

とのことなので頑張りましょう。お祭りを。

なぜCarexを僕は取らなかったのだ?leaf sampleの凍結乾燥の時期は?またはoven availabilityをどうする?Polyは葉柄も取っておくこと!うー明日Imnavaitへいくか?

*****

むりむり!(今書いているの7/4の朝)

結局startは11:20頃。溶存を取り始めるが、2年前と同じくNP Fertでは有機物が多く、全然濾過が進まない。渾身の力を込めて、50ml栄養塩(GF/F)、100ml酢酸(GF/F+0.2micro)、20ml x 5 dissolved gas、10ml Fe++を取る。1地点30分かかる。4深度3繰り返し、3地点ということは、18時間、、、、、、、、、、、、、、、、、、

NPの溶存profileを11時にはじめ、5cm、10cmと2つ取ったところでお昼に戻り、すぐさま再開。13時過ぎから鈴木さんはflux測定。NPのfluxを始めたのが16:30頃か?そのころまだ僕はNPでprofileをやっていた。結局1点30分。GF/Fは2枚。0.2は2枚か3枚をつかってへろへろになっても30分もかかることに。

NP終わって音楽聞きながらprofile再開。鈴木さんも後から合流してControlを。僕はGHを担当。すでに19時過ぎ。GHは有機物それほどでもなく、なんとか12地点を23:30に修了。しかし、鈴木さんはまだ1profileしか終わっていないと言うことになる。1 profileに4時間と言うことは、あと2 profile取っていては朝の8時になってしまう。

ということでとりあえず中断。計画を考え直してもらわないと無理だ。溶存ガスのサンプル5本とFe++のみあと2 profile取って終了。campに戻ったら1時すぎ。シャワーを浴びて寝袋に潜り込んだら2時。鈴木さんはあとfluxの測定と、Fe++の固定と、gasの固定で当分眠れないだろう。僕は明日の測定のためにとりあえず眠らないと。。。

 

| July 2, 2006 / TFS: the day 11

す、すみません、いま、Arctic LTERのwebsiteを見たら、6時の気温0度なんですが、なのですが、、、

粉雪、、、ああ、8時ではひょ、氷点下に!!うう。Flux測定はお昼頃からということに。いま鈴木さんはFe++の用意をしているはず。木庭はラベルを作り終えて、ダウンジャケットを着込んでコーヒー飲んでつらつら考え事してます。ピアソラとバートン、すごいなぁ、、

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なんというか、solidに物事を進めると言うことをずっと考えているわけです。しっかりというか、そう、心地よいよりもちょっと重いくらいの感触をいつも与えられながら、じわりと汗を掻くくらい100Lのザックに荷物をしょってtussockを歩くような、そういったしっかりとした精神の集中を保ちながら(いや、保たれながらという感じだろう)、物事を進めてゆく、そのやり方を考えたいのです。

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研究をしている人、何か作品を生み出そうとしている人、もっと自分に引き寄せて言えば、厳しい環境下でサンプリングをしているようなとき、皆さんはどんなことを考えながら何かをしているのだろう?昨日の僕で言えば、chilly、windy、miserableな天気の中、土の中の水を追いかけて、一人見渡す限り誰もいないtundra tussockの上で、ステンレス管と注射器と、クーラーを持って格闘しているとき、 果たして研究のことを考えているかというと、もうほとんど考えていない。もっとなんというか、ぼんやりとしたことを考えている。

だいたいが、知りたいって事は本能なんだろうか、とか、知るって事はどういう事なんだろうか、とか、教えるって事は一体全体どういう事なんだろうか、賢くなると言うことはどういう事なんだろうか、そんなことばかり考えている。もちろん眼は集中して濾過した土壌溶液がコンタミしていないか、雨が混入していないかに心を砕いているのだけれど、まったく別のものを観ている、そんなことが多い。特に短い時間でも一人でサンプリングしていたり、一人で測定しているときはだいたいそうだ。研究の具体的な発展の形や、something newについては、人と話しているときに、独りでに出てくる言葉を捕まえることで今までやってきているし、これからもそうなんだろうと思う。しかし、本当に研究のことを考えそうな、厳しいサンプリングの時には、むしろ、無私になったがごとく、なんだかぼんやりともっと大きな、観るべきもののことを考えている。

おそらく集中しているのだろうし、現実、非常にそのような時間を希求しているし、好きなんだろう。fieldが好き、ではなく、その満ちた時間が好きで必要で、そのための仕組みとしてfield studyというものを自分は選んでいるんだろう。 こんな回り道をしていると、分かるものも分からないのかもしれないけれど。

************

9時には0.5度まで回復、、か、、クーラー必要ないな!!はは!!

残りの予定。鈴木さんのお祭り3回がどこに入り、Marselleのsoil extractionがどこにはいるか、だが、、問題は。。

  • 3日M: 第一回鈴木祭が2日から3日へ変更になった。Filter Holderの確認。 acid washなど。この日はほとんど後者は出来ないため、2日に頑張ること。

  • 4日T:MAT+Wet Sedge Soil solution sampling。acid wash(Holder、Falconさらに50本) 、 前回のsoil moisture測定-->捨てる。DO meter data。4th of Julyか。 この日に必ずstdとblankについて確認!さらに可能ならK2SO4を。

  • 5日W:この日以降にMATにてMarselle's groupとsampling --> soil extraction、leaf sampling必要。acid wash、

  • 6日T:acid wash、 Filter Holderの確認。DO data。

  • 7日F:MAT+Wet Sedge Soil solution sampling、第二回鈴木祭

  • 8日S:acid wash、DO data、K2SO4、stds。

  • 9日S:acid wash、Filter Holderの確認。11日のbig samplingの準備(Falcon、Deli Cup、GF/D、syringe、label、soil canなど)。車の予約!

  • 10日M:まずはImnavait soil solutionとleaf sampling。Ovenのavailability聞くならこの日が最後かも。そのあとMAT+Wet Sedge Soil solution sampling。

  • 11日T:Imnavaitにて土壌、土壌溶液、植物サンプリング?11日の土壌は乾燥させて、19日に回収。この日から土壌凍結乾燥可能?だめか。とにかくこの日は大変。朝から12日の昼間では眠らず作業。保原さんの水を鈴木さんにお願いしたい(保原水二回目)

  • 12日W:take this day off、acid wash、Filter Holderの確認。leaf samples凍結乾燥どうする?

  • 13日T:MAT+Wet Sedge Soil solution sampling、leaf samplingも(MAT)

  • 14日F:第三回鈴木祭

  • 15日S:acid wash、Filter Holderの確認。

  • 16日S:MAT+Wet Sedge Soil solution sampling

  • 17日M:Imnavait soil solutionとleaf sampling。送る荷物のリストアップ。詰められるものは詰めておく。

  • 18日T:持ち帰る荷物のパッキング(19日サンプリングできるように)。廃液処理確認。保原水三回目+leaf sampling+木庭soil solution sampling

  • 19日W:持ち帰る荷物のパッキング最終確認。soil moisture測定-->捨てる。置いておくもの達の情報をみんなへ。MAT+Wet Sedge Soil solution sampling?-->crazy,,。Taxi調達、部屋の掃除。ラベルの確認、サンプルリスト作成。

  • 20日T:TFSを朝6時に出発なので、4時に起きて最終荷物確認など。おんどとりをクーラーに入れるのを忘れないように。Prudhoe Bay --> Anchorage

うう。Filter Holderは全部でいくつある?K2SO4には8つ使っていて、NP(NO3)には6つ?そうするとpristineのためのものがいくつあるか、、

いま14:30、結局いろいろあって、本日のfluxは中止となった。Fe++のみ取りに行くことに。DO情報必要なので、一度DO meterを持ち帰り、データを入力してまた設置し直すことにする。いや、一度24h測定を解除してもう一度やれば良いだけだ。ああ。そうだ。

次回必要なもの(毎日update)

  • 0.01gの天秤(SI Lab)
  • 魚を救う網(細かいものを洗うため)
  • 輪ゴム(syringe止めるため)
  • Carboy(SI labに常駐)
  • いらない歯ブラシ(細かいものを洗うため数本必要)
  • バケツ(lake water用:SI labに)

filter holder、NP用をつけている。まずかったか?ま、どちらにせよ徹底的なrinseが必要には変わりない。夕食後にrinse必要。明後日使う。外を見れば、たなびく雲たち。アラスカの天気は気まぐれだけれど、雄大な風景をつれてくる。延々と広がる雲雲をみていると鳥肌が立った。こんなに広い空がいつも僕らの上にはあったのだろうか。

stds計算。方針は、NH4は1microM、DONは10microMがsoil solutionとする。NO3は??K2SO4については、NH4は100microM、DONは1mM、NO3は10microMとしてみるか。いやいや、まてまて、soil solutionはNH4はあきらめて、TDNとNO3に絞るべきで、そうすると、DIの中にNO3が0.1microM、glycineが10microMとしよう。これらを100mlと。0.1microMのNO3なら20nmolに必要だとすれば、1/5つまり200ml同位体測定に必要。。むむ、、TDNは10.1microMなので、だいたい2mlと、これはお手軽だ。

DI standards:NO3 only、Gly only、NO3+Gly、NO3+Gly+NH4

次はK2SO4だが、50ml K2SO4で測定できるようにということで考えよう。うちのEA-IRMSだと、悲しいかな100microgram-N必要だとしよう。さらにMode-Nana用に10microgram-N用も用意しよう。面倒なので全てほぼ同じ濃度にすべきか?

K2SO4 standards: NH4 only、Gly only、NO3 only、Glcosamine onlyでいい?

  • DL-Alanine (14/89.09):10mMを100mlつくるには89.09mgを100mlに。このstock solution 1mlは10micromole-Nを含む。
  • Glycine (14/75.07):10mMを100ml作るには、75.07mgを100mlに。このstock solution 1mlは10micromole-Nを含む。
  • AgNO3(14/169.89):1mMを100ml作るには、16.989mgを100mlに。このstock solution 1mlは1micromole-Nを含む。NO3には2種類あるので注意。
  • (NH4)2SO4(28/132.14)10mMを100ml作るには、66.07mgを100mlに。このstock solution 1mlは10micromole-Nを含む。NH4には3種類あるので注意。
  • Glcosamine(14/228.2?)10mMを100ml作るには、228.2mgを100mlに。このstock solution 1mlは10micromole-Nを含む。

ふむ、、、ま、こんな感じでやってみるしかないか。。あとはいやなほどblankを取るしかない。。

SI Labに行ったら、あれ?鈴木大先生が?Fieldじゃなかったの?一度倒れて寝ていたらしい。みんなが夕食の間に同位体用のstandardをwet labで測り取る。緊張の余りIAEAを1/10しか測り取らなかった。しかし、もう一度開けたくない。誰も彼もが悪人(15Nで汚染された人)に見えるのだ。ボトルに薬品を入れて、Lab 2へ行き、100mlずつDIをいれる。 Lab 2のfridgeに2重にして入れて、とにかくほっとした。うう。

夕食。その後GCを冷やし、鈴木さんを待つ。静岡の木村さんからついに来た!微生物群集!すげぇ!!田邊さんすげぇ!がんばってくれ、、鈴木大先生、、、永田さんからモンゴルについてのお伺い。ああ、どんどんと日程が埋まってゆく。村上さんとの打ち合わせもあるじゃない!おお、、、楽しいのは良いが身体は一つだ(頭が必要じゃないってところがなんとも、、、)

20時過ぎからWet Sedgeへ。DO meterを再開。Fe++はNP 5cmでも薄いがちゃんと色ついた(ただし15ml程度必要かもしれない)。Thaw depthはまちまち。水面から測定を考えたが、地下水位は変動するだろうし、水の下の地表面からということにしよう。問題は上の水をどう扱うかだ、、、

 

| July 1, 2006 / TFS: the day 10

Kei, wake up ! What you have to do right now is

  • take care of filter holder and tundra sucker for soil solution sampling in Marselle's MAT (5g NO3 sites) and Wet Sedge (inlet) Fert site (Nozomi's site). And GF/F you should never forget to take with you.
  • grab as many bottles (acid washed) as possible -- for Wet Sedge site, you only need 50ml of soil solution (hopefully).
  • If Marselle's group carries out soil extraction (and soil coring), you should make your mind if you do extraction or not.. the amount of soil solution you need is how much, by the way ??? Use your brain. You'd better sample soil solution continuously in Marselle's MAT or do you have time to do that ?????

OK, then you are ready, and enjoy the field !

朝一番でメイルをチェックするとJimからメイル。直接columnをinjection portにつなげばとりあえず良いんじゃない?といわれるが、いや、でも、それは分かってるんだが。。単純にflow rateの問題なのだろうか、、、ま、とにかくsample loopから何とか取ってみようじゃないか。それで上手くいくだろう。もうGC roomにこもるのもいやだしね!!

30分くらいで、サンプルポート出来た。問題は圧に耐えられるのか、、だ。むりかもな。。

ひたすらacid wash。acid washしているととにかく仕事している気になれる。どちらにせよ必要だし。

Marselle's MAT土壌溶液サンプリングの用意をしながら比色計のbaseline確認など。sipperも動いたし、特に問題なさそう。しかしSI Labにいると腰が痛い、、、今日Wet Sedgeも取ってしまおうかと思ったら、なんとFilter Holderが足りない!というかまだacid bathの中なので、、やっぱり一斉にやるか?とにかく午後はM's MATに行こう。どちらにせよ土壌溶液簡単にはとれっこないのだから。

Marselle's MATはそれなりに遠い。Snowfence expから近い方から4-->1となっている。今回は1、2、3で採取。5cmと決めて取ることは出来ないので、とにかくprobeをつっこんだら、とにかく採れた。さすがにこのところずっと雨だからか(今日も雨、しかも寒い、、)。なるべく浅いところを選んで採る。plot 3では採ったのだが、異物が入っているのを発見し、filter holderを固く締め直してまた125ml取り直した。GF/Fはそれぞれ1枚だけですんだ。

そのあと一度SI labに帰り、さらにボトルを持って、Wet Sedge Fertへ。DO meterが動いていない。とにかく5cmで3箇所採取、寒い。DO meter持ち帰りデータ入力。また元に戻して今帰ってきたところ。これからNO3でも測定するか。

本日のMATサンプル、#1=14.3cm depth、higher than 0.55mg-N/L、#2= 22cm depth、0.15mg-N/L、#3=16cm depth、0.47mg-N/Lだそうです。NO3です。Wet Sedge Fert 5cm(#4-6)は測定しなかった。しなくても、おそらく0.1mg-N/Lはあるだろう。そうならば数mlでNO3同位体比測定可能なはずだ。この測定、上限が0.5mg-Nらしいので、昨日の結果も今日の結果も、頭打ちになっていることを肝に銘じておくべきだ。全然ラフな値しか必要ないので良いのだが。

これから帰る直前までとり続けるとして、来週は一日(水曜日くらいか?)、植物も共に取る。Wet Sedgeも同様か。全てはMarselle's groupの予定次第か。。気にせず3日に1度取るか?すると、4、7、10、13、16、19?

ひたすら莫大な量のvialにラベルを、、、明日はお祭りできるのか?Jimからmetal insertを使ってみたら良いのではないだろうか?とコメントをもらったのだが試す時間なく、、しかし、あり合わせのもので作ったT字からinjectionするとそれなりにちゃんとでるので、とりあえずこれで行くことに?溶存濃度はとりあえず水銀で固定すれば良かろう。焦っても仕方ないが、でも、季節はまっちゃくれないから。走り出さないと。

 

| June 30, 2006 / TFS: the day 9

寒かった。朝一番でメイルを見るとJimから、injection portはbypassしてあるよ〜noteみてみるね〜とメイル。それならばそうで、やるしかない!と、GCを分解するが、、、、中に入っていた(おそらく)押さえのglass tube割っちゃった、、あああああ、、、

Toolikでの作業でいろいろ迷惑はかけているけれど、壊したのって初めてだ(記憶に今ある限り、、だけれど、、)、、、、落ち込むぜ、、、

とにかくJimに今メイルを書いたところ。本当にごめんなさい、、、とにかく(とにかくばっか)これで鈴木さんの溶存は測定できるだろう。前に進んだ、、よね!ね!

mass flow controlerが1つおかしい?とりあえず、ECD-FIDをつなげていたのを、FIDを直結する。具体的にはcarrier P outletからT字でcarrier M inletとECDへ(その先は止まっている)行っている部分を、はずし、carrier M outletから来るC1をそのまま carrier P outletにつけ、carrier (P)でmass-flow controlする。ECDは空気に触れるとまずいので、とりあえずcarrier M outletにつけてcloseした。なぜだ。。。

とにかくまずい!

Jimからのメイルをひたすら待つが、とにかくわからない、、仕方がないのでreviewを一生懸命やっちゃいました。さっきMarselleに「昨日何やったの?」って聞かれて本当に忘れているくらい毎日一生懸命、、ということにしておいてください。そういえば、接続し直したらcarrier Mは作動。??。

なんだかSkypeとMixiとgmailとtitechのwebmailを全て開いていると、自分が何やってんだかわからなくなるな。小林秀雄の「政治と文学」は改めて読むと、小林秀雄が涙を浮かべているような、そんな、なんというかいつも青い炎が燃えているのにこのときだけは赤い炎のような気がする。

Tomorrow, I should go up to Marselle's MAT site if they say they take cores from the site, and I'm going to be very busy with extracting or sucking water from MAT together with chopping plant leaves in destructive area in Marselle's MAT (that's what I have to figure out). It's good if Ben or someone use our handy photospectrometer to see if they are on the right track -- yes, we definetely need something to feel that we ARE on the right track....

I just found so many people start reading this page from Japan,,, I didn't announce that I re-start writing this page. Sorry that this page just contains so many trifle things for general readers (but very important for me...). I should upload pictures and sound file of mosquitos, but I don't have time to do such sort of things,,, I'm kind of free while I came here but I've been spending most of such my free time for my next project in Toolik in near future.

What struck me was that my handwriting goes very badly in these days, and especially after I came here.. I feel bad when I see the characters in my notebook.

I think I need an oppotunity to ask John about Brown-MBL program. Marselle told me interesting stories, but I also need another side of the story from PIs. Soon this kind of educational program will be somewhat popular in Japan (like in Tsukuba, I guess this kind of program is already running, right?).

 

| June 29, 2006 / TFS: the day 8

よく寝た。昨日はさすがにビール飲んだ。ISI2006のregistrationを。

filter holderと50本Falconをrinse、50本Falconをacid bathへ。腰が痛くて悲鳴を上げそう。

11:30からWet Sedgeに荷物を搬入。一度戻ってきてお昼を食べて、13:00頃からflux rehearsal。chamberの中を拡散するために延長tubeが必要。chamber内の温度、どんどん上がってゆく。probeの金属部分とtygon部分がlooseなのでそこからbubbleが来る(思い切りテープで締めることで何とかなりそう)。溶存ガスが満杯にならないが、採取時にすでに泡がでているのだから、それごとheadspaceで導入することを考えるべし。とにかく今夜はheadspace法をいろいろ確かめることが必要そうだ。

Wet Sedge Fertで5、10、25cmで試しに取ったサンプルを測定すると、0.53mg-N/Lだった。硝酸、5cm。他の深度では0。これなら1mlあっても足りるな。とりあえず。

GC、いろいろまずいところ発掘。まずい。まじまずい。夕食抜きで、なんだかおもしろそうな話が今日あったらしいけどそれも知らずひたすらGC。まずいぜまずいよ。

まずいのだ!!!

 

| June 28, 2006 / TFS: the day 7

よく寝た。8:30にオフィス。コーヒー二杯目。

filter holderをacid washにつけ(その前にlake waterで洗った)、1Lを乾燥にかけ、Nitrivarを試すが、案の定Lake waterではでるわけないか。limit 0.01mg-Nだとのこと。Cd廃液を持ち帰らないと行けない。OBC4への講座情報などおくったり。ISI2006のregistrationやばいなぁ。。

、、、47ml filter holderのinlet部分、非常に洗いにくいので注意。とくに土壌抽出液だと、有機物のかけらがまとわりついているので、acid bathに入れる前に、lake waterをsyringe使って何度も何度も通すことが必要かも(それでもだめかもしれないが)。

査読を2つ、、、鈴木大先生はfieldだろうか。今日はacid washと査読で終わってしまうのだろうか。。。

お昼にMarselleにサイトへつれてってもらう。のだが、Julieのmetal sheetを運ぶんだが、これが死ぬほど重い。こりゃヘリコプター必要だってば!死にそうになりながらsnow fenceの方にある彼女のサイトへ向かう、13CO2を吸わせるそうだ。とにかくへとへと。そのあとMarselleのサイトへ。MATは4 blockあり、0.5、1、5、10だったか、のFertがあり、5についてはNH4とNO3単独がある。Fert 10gに集中したらいいだろう。しかし、水はとれなかった。そのあとWet Sedgeへ向かう。InletではNPとControlでやっているそうだ。

MATのサンプリングは一応土曜日を予定。Wet Sedgeは2週間程度の間にいつかやるという予定。肥料を撒いたのは20日だそうだから、MATはまだ8日しか経っていない。ここでNO3が測定できなかったらあきらめればいいだろう。

今やっていることを(conflictをさけるためもあり)、一応みんなにきちんと書いておいた。とたんに眠気が。。。査読が。。。

鈴木さんからGCがおかしいとhelpが入る。配管がおかしかっただけだった。だといいな。よく確かめようね!(特に人がやってくれたやつも!)

って、今行って打ってみたけど、おそらく大丈夫だろう。FIDのパックドカラムでCH4を測るのって、お手軽で良いよなぁ。DO meterのデータを200以上インプット。疲れるが20分とかかっていないだろうから、まぁいいとしよう。このデータが本当だったらすごいなぁ。不思議だなぁ。

OBC4のregistrationなどなど。もう22時だ。

 

| June 27, 2006 / TFS: the day 6

さみ〜〜と思いながらもちろん泥のように眠り、12時に目が覚めたのですが、うだうだとして13:30起床。洗濯、シャワー。濃いコーヒー、余り物でお昼。

昨日のおさらい

  • 土は冷やしておく。トレーにも氷を。
  • 土をhomogenizeするziplockの重さを量り、soil #などを記入し(数カ所に)、大袋から藻類の生きている場所、新鮮で分解のされていない部分(sheath部分も含む)などを取り除き、抽出する土壌をziplockにいれ、生重を測定
  • 一生懸命氷の上でhomogenizeする。
  • deli cup(16ozを使うこと、そして注文すること!450ml程度はいるらしい)を使い、氷に入れたまま、約50g測り取る。ふたと側面にsoil #とcup #を書く。ふたはshakingの間にラベルが消えてしまうので注意。 今回は3つ測り取った(約150g)
  • K2SO4を250mlずつ入れる。入れたらしっかりふたをする。水平を見て、きっちりとふたがはまっていることを確認。はまっていればもれることはほとんどない。50g wet soil versus 250ml 0.5M K2SO4
  • Frostpakにいれ、しばらく待つ。平行してZiplockも別のFrostpakに入れる(大袋が入っている方)。
  • Froskpakごとshakerにかける。GC roomは暖かいため、Frostpakのまま、冷やしてshakingする方が良いだろう。今回4つ分(deli cupが12個)は問題なかった。
  • Deli cupからこんどはFalconへ移す。目盛りで50mlまで入れる。重さを最初記録していたが、marathon 3000は大丈夫みたいなので、とにかく50ml測ればバランスとれるようだ。だいたい250mlのK2SO4、つまりDeli cup 1つで3本とれる。さらに3つのdeli cupを合わせて1つ、2つ。含水量に大きく左右される。Wetなところでは最大15本とれた。Falconのふたにsoil #を振る。 疲れてくると簡単に間違えるので!
  • Dry labの遠心機はローターに20本(4つx5本)はいる。これにちょうど合うようなサンプル数の調整を。10分、2000rpmで。設定は簡単。
  • 取り出して出来ればFrostpakに入れて保管(かなり暖まっている)。
  • Filter Holderで濾過する。今回最初のsoil #7については、まずGF/Fでやってみたが、filterとbottleのrinseで10ml使うと、遠心管1本から1.5本、つまり50~100mlで1つだめになってしまう。出来ないことはないのだが、以前のデータとのかねあいや、濾過時間のことを考えて、GF/Dで行うことに。
  • Filter Holderは慎重にGF/Dをのせ、O-ringが見えなくなってからもう一目盛り回すことに。
  • 最初のbottleとfilterのrinseで10ml程度使い、bottleの中に異物が見えないか確認。
  • その後はひたすら濾過。こつは、遠心管からsyringeへの移動は1度だけにすること。必ず全量(45ml)入れてしまう。汚い部分は思い切って捨ててしまう(入れない)。1-2mlの量よりもfilterの寿命を取る。10mlだけいれてrinseして、あとの35mlを再度入れる、ということはしない。
  • 上手く行けば30分くらいで(!)、12-15本のFalconからK2SO4抽出液を取ることが可能だった。Filter Holderは1サンプル3個用意しておくと良い。2個ではだめな場合が結構ある。
  • 抽出液はSI labのfreezerへいれた。

いやぁ、、頑張った。

soil # position length tussock or intertussock soil fresh weight wet soil (g) extracted Nalgene bottle (125ml)
5 Footslope WT12 30cm tussock 623.722 163.869        
5 bottles
6 Footslope WT13 19cm intertussock 424.825 158.445  5 bottles
3 Footslope WT14 26.5cm tussock (hummock) 246.317 154.676 4 bottles
4 Footslope WT14 18cm intertussock 283.317 153.424 4 bottles
7 Upper Backslope WT14 11.5cm intertussock 275.65 151.82
6(GFD)+2(GFF)
15 Upper Backslope WT14 22cm tussock 146.682 119.736
3+not good one
8 Upper Backslope WT13 11cm intertussock 68.465 48.157 2 bottles
9 Upper Backslope WT12 24cm tussock (hummock) 229.166 150.822 4 bottles

さらに、K2SO4をshakingして、Falconにいれて遠心かけて、GF/Dでfilteringしたものが2本、K2SO4をそのままFalconにいれて凍結させたものがFalcon tubeで2本。いまラベルを書いて、上から透明シールで保護して帰ってきたところ。

今夜はsoil moistureを測定しないと行けない。。 GF/Dは2.7マイクロだった!

あとは何をすべきなんだろうか。もう一度、7/11頃をめどにsoil extract + foliar samplingだな。あと2回は無理なような気がする。すると、出来るだけ後にずらした方が良いか。15日頃か。あとはMarselleとサンプリングをどうするかだな。硝酸キットを確かめてみよう。あとはstdの数々を、、

  • amino sugar --> D-glucosamine sulfate (M.W.=228.2、窒素一つ)
  • amino acid --> alanine / glycine
  • NH4 --> USGS34 / 35 / Koba NH4
  • NO3 --> Koba NO3 / TITECH NO3

これだけあるわけだ。

Toolik Shop TalkはLake Morphologyとfood web structureの関係、とSik-srikの生活史だった。どちらもおもしろかった。長くてみんな集中切れていたけど僕はとても楽しめたな。過冷却はおもしろいなぁ。。。

soil moistureはsoil canをつかって、適当に入れた。60度なので、1週間程度は最低おくか、、、これらは同位体比測定には使わないこと。ま、持ち帰らなければ間違えも起こらないだろうから捨ててしまおう。残りはSI labにて凍結。これをどうするかが問題だが。

昨日徹夜していて思ったのはいろいろあってここには書けないのだが(privateのところに書けばいいのだろうが、それはそれでちょっと面倒だ)、とにかく知りたいんだなぁ、、とつくづく。

 

| June 26, 2006 / TFS: the day 5

8時起床。雨。寒い。

Eriophorumを取らなかったのは失敗だったのではないか?とはいえ、すでにrootのelongationは終わっているだろうし、葉っぱとしては緑ではないのだが、、、とにかく今日取ることにしよう。CRESTはなし。Eriophorum、Knuteの1996ではNRA低いし、Terryの何年かでは植物体内にNO3ないけれど、どうなんだろうか。吸ってるはずなのだろうけど。。。

遠心管50本acid wash、保原さんNalgene 1Lをacid bathにつけたらもう11時。お昼(マカロニアンドチーズ)をたべて、13:30に出発。Imnavaitに13:50に到着、そこから歩いてKuparukまで下る。Georgeのboardwalkから渓流水と土壌溶液を保原さんの測定用に1Lずつ(GF/Fで濾過)。FootslopeとUpper Backslopeでtussock / intertussock 2つずつ、合計4つコアを抜き(つまり合計8つ)、クーラーに入れて持ち帰る。さらに、Eriophorum vaginatumの新しい葉っぱをWT12、13、14でFootslope、Lower Backslope、Upper Backslopeで取る。17:00にTFS到着。青箱を7つ運び入れ、葉っぱをDIで洗い、鈴木さんがポンプの試運転を始めたところ。すぐご飯だ。今日は徹夜か?

今6時になろうとしています。完徹でした。

 

| June 25, 2006 / TFS: the day 4

9時起床。昨日は寒くて4時頃まで眠れず。しかし9時には暑くて目が覚める。荷車を引いて、4つの青箱と1つ比色計の入った大箱をSI labへ運ぶ。比色計を早速立ち上げるが、大丈夫そうだ。ほっとする。

おとといとった葉っぱの処理

1. ラベルを書く
2. DIで2回、ビニール袋の中に入れたまますすぐ
3. 凍結
4. 本当は凍結乾燥したいが、水分を多く含むので、ここをでる直前にまとめて。

CREST 12は1つ、Carexがない(見あたらなかった)。UBとCREST、ラベル訂正しているもの多いので注意。

遠沈管50本acid wash終わり。PCをビニールで包んでacidから守りつつ、、残念だが、SI labからの無線は思い切ってPCを移動しないと入らない。

覚え書き

  • Imnavaitからcoreを抜いてくる。Footslopeで3つ、UBで3つ(それぞれ2つのコアをcomposite)。本当はLBも欲しい。Ziplockは通し番号。野帳に詳細を。
  • 深さを測っておく。compactionの補正。ソフトクーラーで冷蔵保存で持ち帰る。
  • 帰ってきて、SI labにて、冷蔵保存のままorganicとmineralだけは分けるか、または深度別?ziplockの中で、氷につけたままhomogenize。
  • Lab 2に行き、 deli cup(番号振る)にwetで50gずつ入れる。K2SO4を250ml入れる。soil canにも5g程度入れる。60度オーブンへ。このサンプルを15N測定可能か?余りを必ず凍結させて保存(SI labに)。凍結サンプルで15N測定をしないと行けない可能性大。
  • 1時間shakingのあと、Falconに。さて、何グラム入れるんだ?10分、2000-3000rpmだったと保原さん。その後filtration。
  • こう書いてゆくと、結局SI labでやる事って、homogenizeだけだと言うことが分かる。つまり、冷蔵庫の事も考えれば、Lab 2でやるのが正しそう。
  • Lab 2にて、homogenizeして、deli cupに入れて、soil canに入れて、終わったやつはSI labで凍結して、K2SO4入れて、shakeして(これはDryまたはWet labだ)、持ち帰って、遠沈に測り取って、Dry labで回して、Lab 2でfiltration、最後はSI labで凍結。

でどうだろうか

青箱、全て来たと思いきや、実はポンプが入った奴らなど3個ほど、まだ来ていないらしい!なんと、、、とにかくDO meterとportable Photospectrometerは来ている。DO meterのセンサーを新しくする。 しかし、2つでちょっと異なる値が。。

Teratermで何とか行けるかと思いきやいやはや何とも。夕飯はステーキ。鈴木食べすぎだそりゃ。

今回は、、、terrestrial(に限らないが)のPIがいないので、excitingな話をする相手がいない。これはちょっとショックだ。しかし、思い直せば、結局自分が何故こんな地の果てで研究をしようとしているのか、自分自身に問い続ける、問い続けて、自分自身とexcitingな話をするという訓練なのかもしれない。しかたない。夕方はDO meterを埋めに行き、5分間隔で2日ほど取ってみて、DOの日変化を見てみる予定。そのあと鈴木さんはF2++、僕はK2SO4か。

Wet Sedgeにchamber topをもって行き、ついでにDOを測定してみた。Control plotの近く、表層水は60-95%、ちょっとした(1.5cm)深さにprobeを差し込むと、あっという間に下がっていった。表層水はほとんどが60-80%と低く(表層水と言うより、水たまりにちゃぽんとつけた状態。1地点だけ95%だったのだ)、水面が出来ているのに100%にはなっていないのだと知る。NPにも同様に1.5cm程度のところに埋めたら、60%程度で、地温もNPの方が低く、良い感じ。しかも、待っているとどんどんDOが下がる。これはPARの減少(我々が現場にいたのは20時前後)と関連しているとおもしろいなぁ。ということで、2つのDO meterを5分間隔、24時間loggingで放置。

Wet labにて10L(もしかすると9L?)に871.3gのK2SO4を入れ、0.5Mを作る。shakerをどこでやろうかと思ったが、よく分からないままDry labをやめてWet labでやることにした。身体はDry Labにいるんだから、どっちでやったって同じような気がするのだが。。

Josh Schimelの論文達を見てみれば、organic layerを丸ごと使って議論している。。。やっぱり今回は僕もそうやってみるか。 homogenizeをどこまでやれば気が済むか、、だな。いや、intertussockとtussockを考えないと行けないか。あ、遠沈管さらに50本acid bathにつけてるの忘れてた。ま、明日か。

予定では、明日夜Imnavaitにてsoil coreを取る(鈴木さんには保原さんサンプルを取ってもらう)つもり。冷蔵庫で保管して、火曜日big suckの予定。予定は予定。

 

| June 24, 2006 / TFS: the day 3

8:00起床、しかし食欲なくとにかく8:40までうだうだ。コーヒー飲んで自分を立ち上げる。GCを鈴木さんが面倒見ている間に、SI trailerの掃除。ほこりと大量の蚊の死骸。Paper towelはキッチン近くに。GC、温度設定を鈴木さん間違えたのは良いとして、detector温度の下がり方がおかしくないか?あんなに時間かかった?DIを30L汲んで、これからacid bath作り。

Acid BathにShipping tentにあったFalcon Cent Tubeをとりあえず50本(それくらいしか1度に入れられない)いれて、ああ、もうお昼か。お昼は魚バーガー。

今さらながら、もう一度植物体内の硝酸濃度測定に関する文献を漁る。まず、oven-dryで良いのか、freeze-dryで良いのか。

13:30からWet Sedgeに。GH-Fertを見ると、Betulaが大繁殖している。これではchamber-baseを埋めることによる攪乱はさけられない。。あきらめた方が良さそうだ。。。GF/Fの25mmでの濾過自体は120mlであればなんとか1枚で行けそう。問題は酢酸用の0.2マイクロでの濾過だ、、100mlサンプルとして必要だとのことなので、、、

15:40、今戻ってきたところ。鈴木さんと話をして、GH-Fertをやらない代わりに、問題となっている土壌最表層のサンプルとどう取るかに挑戦すべきじゃなかろうか、などなど。夕飯はスパゲッティミートボール。19時頃からMarselleとお話し。しかし何故ここまで英語がしゃべれないかなぁ。とにかく彼女の調査に同行して硝酸サンプル取ってみよう。そっちの方がおもしろそうだ。先週fertilizeしたばかりらしいし。てな話をAnneとGusに。文献を漁っているうちに夜中だな。今日はここまでか。と、サウナに行ったらTomから4つ青い箱が来ているぜって!やっと来たか!!!日曜日も忙しくなりそうだ。

 

| June 23, 2006 / TFS: the day 2

7:20起床。ブルーベリーパンケーキ、ソーセージ、ジュース、コーヒー。Marselleに車の予約を聞く。Wet Labの右入り口にsign-up board。13-18で予約してみる。Turtle。GPS cold start。 GF/Fを一包み発見。 GCはHeを流すところまで何とか鈴木さん接続など頑張って、僕はいろいろものを探したりして、お昼。

13:30からImnavaitへ行くつもり。まだ鈴木さん現れず。Turtle号がオートマでおののく。久しぶりのImnavait。ところが鍵が開かない!戻って鈴木さんがMarselleに聞き、Scottに聞き、番号をもらう。1時間ロスだけど、ま、いいや。とにかく開いて良かった。

CRESTサイトから降りてゆく。とりあえずGPSを持ち、trackingしながら降りてゆく。Georgeのポールが立っている。Lower Backslopeでは15cmほどしかまだ溶けていない。残念ながらTundra Suckerでは水はとれそうになかった。Footslope(GPSのmark間違ってriparianとしている。注意)では、30cmほど溶けていたので、soil solutionを1L目標にとって見る。例の47mm filter holderを使うが、〆具合が難しい。やりすぎると破れるし、締めないとまたこれもだめ。良いあんばいを見つけるために、予備のボトルが必要。上手く行けば500mlを1枚のGF/Fで濾過できた。1L濾過するのに、だいたい45分見ておけば大丈夫か。つっかえ棒があった方が良さそうだ。

Wt12、13、14で20-30cmにおけるsoil solutionを取り(12は30cm、14は21cm、13は鈴木さんに聞かないといけない→28cm)、FootslopeではBeturaを、Lower BackslopeではBetura、Polygonum、Salix spをそれぞれ12、13、14で取る。全てはソフトクーラーに入れ、現在植物は冷蔵中。soil solutionは冷凍中。雨の硝酸を洗い流す方法を考えないと行けない。19時ちょっと過ぎに帰ってきたら、ああ!夕飯が!!すまねぇ、、、鈴木大先生、、、

AnneやGusからちょっとしたメイルが帰ってきていないのもあり、念のためWet Sedge行きは明日に回して、再度Imnavaitへ。UBとCRESTの植物を取りに行く。20:45出発。Imnavaitに21:20到着。雲行き怪しい。案の定UBで取っている間に雨が降り始め、ラベルが書けなくなる。UBは何とかごまかせた(結局、Cassiope、Carex、Salix、Betula、Polygonumを取った)。CRESTでも雨は続きびしょぬれ。寒い。12、13、14は切れ込みの数で判定すること。ふと周りを見るとwhiteout状態。ああ、、しかし、SalixやPolygonumを探している間に明るくなってきた。帰り着いた頃には晴れて素晴らしいTundraの風景が(写真撮る気にならないくらい)。23:20にTFSに到着。さっきの雨の間は気温10度を切っていたらしい。道理で寒いわけだ。。朝から晩までField調査だが、さすがに充実感がある。。GCのラインを確認して、今日はこれでおしまいかな。DHLがこないとどうにもこうにも。。。

 

| June 22, 2006 / 第5回 アラスカ遠征

さて、備忘録です。今回は写真などを加工してupする時間はないな、、、テキストをとにかく打ち続けないと。。。

成田まで成田エクスプレスで移動。なぜスーツケースを送って、ダッフルバッグを送らなかったのか自分が分からない、、とぶつぶつ嘆きながら重い荷物を運ぶ。とはいえ、ずいぶん荷物は少ない(鈴木さんの荷物の余裕を持たせているので)。新宿から成田。13:00に到着。スーツケースを受け取り、鈴木さんを待つ。前日にwebsiteからcheck-inしておいたので、ビジネスのところから手続きできた。とにかく全ての手続きの際は全てのチケットを持っておくべきだ。いろいろ手間取る。なんだか調子悪いなぁ。。

飛行機で8時間。シアトルに到着。指紋を採られ、なんだか上手く行かない英語の受け答えをして、大荷物を受け取り、税関を通り、すぐさま荷物を受け渡し、持ち込む荷物をチェックされ(もちろん靴を脱ぐ)、シャトルに2回乗ったらDゲート。寒い。15度って!日本に電話をかけ、2時間近く待ち(この空港で大変だった思い出があるので、今回は時間に余裕を持たせた)、アンカレッジへ3時間ちょっと。アンカレッジは相変わらず天気が良い。鈴木さんにホテルに電話をかけてもらい、The Coast International Innへ。いつものところ。

今回はDowntownへ行くバスがあることを教えてもらったので、それに乗せてもらう(バス停まで送ってもらったが、バス停はマクドナルドより手前だ。歩いていける、多分)。すぐさまバスが来たが、1.75ドルで我々小銭がない。結局運転手さんがおごってくれて、街に繰り出す。Carharttを2本買い、本屋を覗き(例の地衣類本はやはりなかった)、JC Penneyで鈴木さんがいろいろと買う。待っている間猛烈に眠い。眠いのだがすでにおなかが空いていたり。Glacier Brewhouseは16時からDinnerやっている!ってことで、早速ご飯。Alaskan Amberを飲んだら、ああだめだ。やっぱり何とかしてこのビールをTFSへ持ち込まなければ、、という気になる。おいしい。ハマグリやら魚やらチャウダーやら、おなかいっぱい食べて$80。食べながらすでに眠たい。赤ちゃんか!

相変わらず18時頃になるとタクシーが捕まらない。何とか捕まえて、途中で酒屋によってもらい(つぶれたと思ったけどやってた。IDは確認されなかった。というかなぜアメリカの免許書を忘れているんだ!!こばさん!!)、一箱買ってホテルに戻り、まさに泥のように眠る。

現地時間で23時、1時に起きてシャワーを浴びる。ふと、確か、、と思いPCをつけると無線がつながったので、メイルを読む。もう一度寝て、3時に起き、支度をして今ちょっと時間が空いたところ。4:30にチェックアウトだが、出来ればもうちょっと早くするか。そして鈴木さんにメイルを書いてもらわないと行けない。安普請なホテルなので(でも$179もするけど!)、内線をかけると多くの部屋に響きそうでちょっとやりにくい。ま、生活をこのアラスカ調査でリセットすると高らかに宣言なさった鈴木大先生なので、寝坊することはないと思いますが。。。では、、無事にTFSにつけますように。。。

5th Street、G Avenueがレストラン。本屋はJC Penneyの前にCook Inlet Bookstoreがある。Carhartt屋さんはVisitor Centerからまっすぐ。 International Innでは無線LAN使える。Downtownへのバスはあるがそれほど本数はない。

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朝4:15頃に鈴木さんの部屋に行き、山田さんと眞壁さんにメイルを打ってもらう。その間にcheck-outなど。shuttleはすぐに手配してくれた。$209 x 2払う。4:50に出発。ビールが重い。5:00にANC到着。予約番号を入れるが、鈴木さんのだけ何故かとおらない。とにかく荷物を預ける。名前を書いたtagをつけるのを忘れていた。スターバックスで生き返る。しかし、Anchorage-Fairbanks-Barrow-Prudhoe Bayの飛行機は小さく、例の100Lザックは持ち込めないと言われる。ここでBarrowに行くの?Fairbanksに行くの?と聞かれたので、素直にBarrowに行く、と答えたが、絶対にPrudhoe Bayまで行く、と答えるべきだ。後で危なかった。。客席は満員。Barrowにつく直前は凍っている海に呆然。Barrowで自分の荷物について聞いてみると、やっぱり危なかった。。。Barrow-Prudhoe Bayは海沿いを通っているのだろうが、凍っていてどこが陸地でどこが海なのか分からない。。

Prudhoe Bayにとにかく到着する。 Anneがいた!ってことは、Anne帰っちゃうの!しばし呆然。悲しすぎる。とにかく頑張らないと。Kellyと鈴木さんと僕のたった3人でToolikへ向かう。不思議だ。途中Carribowの大群に出くわす。こんな大きな群れは始めて見た。しかし、Happy Valleyをすぎたところあたりから強烈な眠気に襲われて、気がついたらKuparuk riverまで来ていた。

1年ぶりのToolik Field Stationは何もかもが変わっている印象。 LANを設定、Printerのドライバーを入れ、IPを探して設定。LAB 2は混んでいる。さて、どうなる事やら。 とにかく少しだけ夕飯を口にして、しばし眠る。19:30頃鈴木さんが起こしに来てくれて、GCを立ち上げようと思うが、いろいろと細かなことなど話していたら、もう22時近い。明日は、朝からGCの立ち上げ、昼にWet Sedgeでchamber baseの埋め直しなど、夜にはImnavaitか。車の手配は誰がやっているんだろうか。IPがいないと本当に苦しいなぁ。ま、軌道に乗るまでは寝る時間を惜しんで進むしかない。

TFSにて

現在DHLが届いていない状況で出来ること
1. GC hook-up
2. acid-wash (centrifuge tubes)
3. Fe++用の溶液造り
4. sampling of plant leaves
5. Chamber baseを埋める